京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



神楽坂と平行して外濠通りから上る坂がいくつかあります。
写真は外濠通り、大きなビルは「法政大学」
この通りを昔は都電③系統が品川駅まで走っていました。

「軽子坂」は一番よく知られていますが
坂下の交差点から外濠通りを市ヶ谷方面に少し行くと
他にも「ゆ嶺坂」(ゆれいさか)「逢坂」等があります。

こちらは「ゆ嶺坂」です。
”江戸初期、この坂のあたりが美しい梅林であったため
二代将軍秀忠が中国江西省の梅の名所大ゆ嶺に因み命名したと伝えられる”


実はこの坂は異名が多く「行人坂」「幽霊坂」「祐玄坂」「若宮坂」「ゆ嶺坂」「唯念坂」
とも呼ばれていて、どうして標識の「ゆ嶺坂」が選ばれたのかは謎です。
地図等では「幽霊坂」と記されているものも多いです。
(坂研究に詳しいタモリさんに聞いてみたいです)

坂を上りきった少し先にある「若宮八幡神社」には
江戸時代、近くに住んでいたと言われる勝海舟直筆の書も残っているそうです。


外堀通りをさらに四谷方面に行くと「逢坂」があります。
”昔、小野美作吾という人が武蔵守となり、この地に来た時、美しい娘と恋仲になり、のち都に帰って没したが、娘の夢によりこの坂で再び逢ったという伝説に因み、逢坂とよばれるようになった”とあります。
何だかロマンチックですよね~


自転車で前を行く人この急勾配を一気に上って行かれました~凄いパワーです。

さてこの先を行くと右側には「東京日仏学院」の看板が
さらに行くととあるお屋敷の塀が見えて来ます。
朝散歩は更につづく・・・

「逢坂」についてはかぐらさんのブログにてもご覧になれます。



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朝の散歩で撮った写真を載せてみます。
毘沙門前も日曜日の朝は交通量も少なくこんな感じです。

街路樹の木がだいぶ大きくなりすぎて少し問題になっているようなのですが
切ってしまうのはもったいないです。

6丁目の歩道は今年2月に修復全てが終わりすっかり綺麗になりました。
電線等を地下に埋めてすっきりしています。

6丁目街路樹は花水木、これからの季節いっそう綺麗です


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