京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




四条堀川に本店のある「亀谷良長」さんは創業享和三年(1803年〉
こちらはお店の看板商品の一つ『烏羽玉』(うばたま)というお菓子。
”烏羽玉”は茶花の桧扇(ヒオウギ)の実”ぬばたま”を象ったものだそうで
黒砂糖の入ったこし餡の周りを寒天でくるだものです。
見た目は、東京「舟和」さんの”あんこ玉”にも似ていますが
大きさはそれよりも少し小ぶりで味も黒糖がもっと感じられるお菓子です。
京都はこの他”うばたま”と呼ばれるものは「仙太郎」さんの『老玉』や
「三河屋」さん「仙若堂」さんの『うば玉』などがあります。

こお一人様(4個入り)の『烏羽玉』は315円
「亀谷良長」さんは京都の各デパートに入っているので
ちょっと頂きたい時にも便利です



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五条にお店のある「鍵長」さんは昭和21年創業と京都では比較的新しい和菓子屋さん
菓子博覧会等では工芸菓子などの賞も頂かれている菓子匠さんです。
一昨年「サライ」という雑誌に取り上げられた時に初めて知ったお店で
『長楽』というお菓子は有名なようです(小倉羊羹の上に餅粉の入った蒸し物を重ねたもの)

お店に入ると気さくで元気の良い女将さんが対応して下さりとても感じの良いです。
今回はこちらの『挽茶羊羹』を頂いてみました。
色も鮮やかなこの羊羹は抹茶の香りも爽やかで
くどくない、すっきり(あっさり)とした甘さが特徴です。
どちらかというと水羊羹にも近い感じでしつこくなく頂けます。
そして雑誌には紹介されていなませんがちょっとお勧めなのはこちらの『ごじょうまん』

周りの皮はどらやき生地のような感じで
中には小さい白いんげん豆の粒餡が入っています。
何とも素朴な味のお菓子ですが美味しくまた買いに行きたくなりました。
「鍵長」さんは月に2日間だけ安くなる日(半額セール?)があるそうで
HPの女将さんのページにその月の半額セールの日が書かれるようなので参考にしてみて下さい。



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