
縁結びの神様として全国的にも有名な「地主神社」さん
大国主命を主祭神とし、その父母神様や祖父母神様三代お祀りしています。
歴史はかなり古く日本の建国以前とされ神代(かみよ)の時代まで遡るそうです

清水寺の接社となっていて、いつも沢山の人
(左側が清水さん本堂の屋根)

社殿は寛永10年(1633年)に徳川三代将軍家光公が再建されたもので
国の重要文化財にもなっています。

本殿内部は華麗な極彩色模様が施され見事



奈良時代の双堂という様式が使われていそうで
平安朝と桃山文化を巧みに取り入れた造りと彩色

色合いが何とも美しいです

さて、その本殿と拝殿の前にあるのがこちらの有名な石

『恋占いの石』は縄文時代のものだそうで
近年の研究によって解明されたそうです。

石は2つあり手前の石から奥の石まで
目をつぶって歩いてたどり着ければ恋愛が成就するというもの

たどり着けるまで何度もやり直している人もいたりして
いつも混みあっています


境内には他にも沢山の神様がお祀りされています。

撫で大黒さんは願いを込めて大黒様をさすると御利益があるというこで
良縁はこずちをこすると良いそうです。

こちらは因幡の白兎を助けられた大国主命さま
隣にはちゃんとウサギちゃんがいます。

水をかけて祈願するとお願いごとが叶うという水かけ地蔵さま

願いを込めて鉦(かね)の中心を軽くたたき
幸福と縁結びを祈願する幸福祈願

おみくじや絵馬などもあります。

恋の成就を願うものやお礼参りの絵馬もかけられています。

おかげ明神さんはどんな願い事でも一つだけ叶うという
一願成就の守り神様で特に女性に厚く信仰されているそうです。

人形祓いは人を形どった紙に息を吹きかけ
身代わりとして水に流して悪運や悪縁を取り祓うもの

紙には願い事や名前、年齢性別を書きます。

そして桶の水に流すというもので
古くは奈良時代に宮廷でも行われていた魔除のお祓い

人気のお守りは恋人同士のものや縁結びを願うものなど色々

ということで縁結びや恋愛祈願などを中心に
かなり充実したスポットの地主神社さんです。
