京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




祇園の巽橋を渡り、切り通しを南方向へ、最初の路地を右(西方向)に曲がり少し行った所に
「するがや祇園下里」さんがあります。
最初は少しわかりづらいですが、一度行くと納得!の場所

巽橋切り通し

文永元年(1818年)創業の「するがや祇園下里」さんは
総本家駿河屋さんから暖簾分けされたお店だそうで
独自に考案された「豆平糖」というお菓子が有名

商品名は看板にもなっています。


こちらが『豆平糖』

炒った大豆を蜜で固め棒状にした飴菓子

熱を加えられた蜜はほんのりとした苦味があり
香ばしく繊細な甘さで、ちょっと癖になる味です。
(中の豆は少し硬いですが頑張って噛みます

こちらは、もう1つの有名なお菓子『大つゝ』
生姜入りの黒砂糖の飴を薄いお煎餅で包んだもので
中の飴はしょうが味が利いていて美味しいです。

この他『ひやしあめ』や『祇をん京ぜんざい』等もあります。
お店に入ると”大づゝ”をポンと1粒何気なく出して下さる心遣いが素敵

建物は100年の歴史があり、京都市の有形文化財指定
『豆平糖』は京都駅などにも置いてあります。
また『大つゝ』は新宿伊勢丹にも確か置いてあったと思います。



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大正8年創業、”カレーパン”が有名な西陣のパン屋「大正製パン」さん

場所は千本今出川で千本通に面した所にあります(西陣郵便局近く)

店内に入るとかなり種類豊富にパンが揃っています。

菓子パンから調理パンまで沢山の種類です
人気の『カレーパン』は自家製の独特なスパイシーカレーが美味!
(辛くない甘口カレーパンもあります)
一度焼いてから揚げてある為、時間が経ってもサクサク感が損なわれないそうです。
個人的にはカレーパンよりも更にお気に入りの『カツカレーパン』(トップの写真)
中にはしっかりとしたカツが入りボリューム満点食感も良くとても美味しいです

ミニフランクも美味しそうです~
「ちちんぷいぷい」(関西の番組)でも紹介されていた
『チョコレートぱん』は素朴なコッペパンの美味しさ
『京ブランドあんぱん西陣』も美味しかったです。

因みに『カレーパン』は通販もされているようです。
(半生状態で送られてくるパンを家庭で揚げるタイプ)



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昨日は”ジャズ喫茶”、今日は”電車が走る店”ということで
ちょっとマニアックなネタが続きますが・・・こちらは千本出水のお食事処「相生」さんです。

千本通と出水通の交差点近くにあります。
(千本通に面しています)

さて、店内に入るというとごくごく普通の食堂ですが・・・

右側の壁一面には・・・ジオラマが

ご主人手作りの見事なジオラマ

季節によって模様替えもされるようです

電車も週ごとに替わります毎週金曜日

このように食事をするテーブルの横を電車が走るというわけで
もう~Nゲージファンにはたまらないお店ですね(笑)
新聞にも掲載されたこともあるそうです。

お食事処ということで定番メニューは豊富!
ハンバーグ定食やカレー等々

超食堂っぽい感じのカツカレー

お蕎麦やうどん、おいなりさん等もあり
色々頂くことができお食事処ならではの楽しさ



お子さんがいると何気なくトーマスを走らせてくれます。

優しいご主人と奥様がきりもりする楽しい食堂「相生」さん
HPが無いので一応情報を貼り付けておきますが
行かれる時は定休日等詳細はお店に問い合わせてみて下さい。

:京都府京都市上京区千本通出水下る尼ケ崎横町350
 :075-841-8001
:営業時間:午前11時~午後3時/午後5時~午後8時30分
   (木曜定休)
:車はお店の隣にコインパーキング有り
:バスは千本出水下車すぐ



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”JAZZ YAMATOYA”さん
丸太町通東大路通の交差点から少し東へ行った所です。

お店は通りから路地に入った奥にあります。
「jazz-spot YAMATOYA」さん
1970年にお店を開店された京都の老舗ジャズ喫茶
店内に入るとレトロな雰囲気に包まれます。

中の調度品や家具も素敵特に布張りの椅子
とても落ち着いたクラシカルなインテリア

ジャズを聞きに来られる常連のお客さんもいらっゃしいますが
若い女の子や男子学生っぽい人も居て年齢層は幅広いです。

お店はご夫婦でされていて昼間は奥様が
夜は5時頃から旦那様がいらっしゃいます。
ジャズのことなども詳しく説明して下さいます。

お店のお勧めは花背の井戸水でいれた珈琲

こちらはクロックムッシュ。

ココアも美味しい~”チャイ”もあります。
奥にあるテーブルコーナーは作家の五木寛之さんもお気に入りの場所

7000枚~8000枚程あるレコードですが
ご主人はどこに何のレコードがあるか把握されているそうです



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再び戻り京都です。 3月3日ということで雛祭りですね。
京都ではお雛様の和菓子といえば”ひちぎり”(ひきちぎり)とよばれる生菓子が食べられますが
京男さんのブログに綺麗な写真が載っているのでご覧になってみて下さい。
さて、このかわいい色のお菓子は「吉水園」さんの『京おんな』というものです。
全部で9色ありますが、それぞれ見た目の色も中の餡の味も違います。
(紫蘇あん、柚子あん、小倉餡、挽茶あん、白餡、味噌あん、生姜あん、黒砂糖あん、梅肉あん)

餡を薄い求肥が包みその周りにカラフルな
ぱらぱらとしたお砂糖のようなものが付いています。
舞妓さんから着想を得たということで、色合いも雰囲気もとても京都らしく
かなり甘いですが、一つ一つの色と餡の味を楽しみながら頂くのに良いお菓子です。

元治元年(1864年)創業の「吉水園」さんは
平安神宮から知恩院へ続く神宮道にあります。
店舗に隣接する茶房では国産100%の純粋わらび餅粉で作られた
「本わらび餅」を頂くことができます。

お菓子『京おんな』は京都駅キューブ等でも購入可



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関東では”ひなあられ”というとお米のパフのようなものですが
関西では正しくお煎餅の”あられ”が”昔から”雛あられ”とされているようです。
初めて見た時は違いにビックリしましたが慣れました。
むしろ、ここ何年間か関東の雛あられを食べた事がないです。
軽く焼き上げられた「俵屋吉冨」さんの『雛あられ』
お砂糖のかかった甘いのと辛いのとどちらも美味

京都にも関東の”ひなあられ”がないかと探したところ
スーパーで近いものが売っていました

右京区の「鳴海屋」さんの”おひながし”です。
これは、かなりお米のポン菓子に近いものですが食感としては似ています。
実際に関東のはもっと完全にパフ状なものです。
大きな粒だけ選んで先に食べるのが楽しみでした



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