京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




御所南、堺町御門の近く(堺町通)にお店を構える「松屋常盤」さん
創業は承応年間(1652~1955年)、御所や大徳寺、茶道の家元等に
お菓子を納めてきたという由緒正しきお店で、風格ある白い暖簾が印象的です。
一子相伝ということで現在は16代目さん
お店はもちろんこちら一店舗のみです。

有名な『味噌松風』というお菓子は、大徳寺住職が考案したことから
正式名称が「紫野味噌松風」となっています。

さて、この松風の味わいはと申しますと・・・
一見、カステラの様でもありますが、ほんのりとお味噌の香りがします。
適度な水分と柔らかさで、独特のモチモチとした歯ごたえの食感が何とも美味!

材料は西京味噌と小麦粉、お砂糖、麦芽糖を練り
発酵させてから焼いてあるそうで
表面には黒胡麻を散らしてあります。

とても素朴な味わいですがシンプルなお菓子だけに
美味しさが引き立っています。
好みもありますが個人的には京都の味噌松風の中でも絶品かと・・・!
ただしお日持ちは3日で早めに頂いた方が風味も落ちず美味しいです。

因みに原則は予約商品、少量だけ当日売りがあります。
大丸さん(京都店)にも少し置いてありますが
早くに売り切れてしまうことが多いようです。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





朝晩涼しくなったとはいうものの昼間はやはり暑いです
三十三間堂前にお店を構える京菓匠「七条甘春堂」さん
国立博物館のお隣、ハイアットリージェンシーの斜め前
七条通に2店舗あり、どちらも通り沿いなのでよく目立つお店です。

町屋の建物がそのまま店舗になっているということで
店のお隣には甘味処の「甘茶房「且座喫茶」(しゃざきっさ)があります。
気になりつつも入った事が無かったので行ってみることに・・・

玄関を入ると全て畳敷きになっていて、奥の広間に通されます。
お店というよりは知り合いの家に来た感じです

葛きりが気になりつつも・・・

かき氷を注文!・・・お膳にのせられてやってきました。
こちらの氷はお見事な位に小豆がのっています。
粒餡というよりは炊いた豆そのものという感じで
一生懸命食べていたらこれだけでお腹が一杯に?

自分で点てて楽しむお抹茶もあるようです。
因みに、近くの「甘春堂」さんと名前は似ていますが全く違うお店のようですね



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





京都駅で軽く食べたり珈琲を飲んだり、時間調整したり・・・
何かと伺う頻度の一番多い「イノダコーヒ」さん駅地下ポルタ店

場所は地下街に下り東側一番奥
行列ができる事もありますが比較的回転が早いのですぐに席が空きます。
頂くものは、いつもほぼお決まりで『ポークカツサンドセット』

揚げたてサクサクのヒレカツとトマトの組み合わせとても美味しく
コーヒーとセットで1000円という価格も

そして、もう1つのお気に入りは『レモンケーキ』
上にのったフワフワのレモンメレンゲとさっぱりとした甘さのカスタード生地
シンプルなケーキですが何個も食べたくなります

余談ですが、ケーキラベルについた”KETEL(ケテル)”という文字
京都でかつてドイツ風菓子のお店をされていたそうで
よぎなく廃業した際にイノダさんが請け負ったらしく
今ではイノダコーヒさんだけでしか食べることのできないオリジナルケーキかもしれません。
今時のスイーツとは違う素朴な味わいが美味しく時々無性に食べたくなるケーキです



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





京都御所の北側、寺町通りにお店を構えるお漬物屋「野呂本店」さん
出町柳駅から歩いて5,6分の所にお店があります。

京都の数多いお漬物屋さんの中でもお気に入りの1つ

京野菜を中心に良い素材を使っています。

店内はさほど広くありませんが種類は豊富

ちりめんもあります。

さて、野呂さんで一番のお勧め「青てっぽう」
胡瓜の中に青紫蘇に巻かれた山ごぼうが入っています。

ほんのり紫蘇の香りと、味噌漬けにされた山ごぼうの食感が胡瓜に合い美味!
茄子のお漬物もおすすめ
味も自然な味わいで濃くなく薄くなく食べやすく

京都では他に店舗を持たずこちらの本店さんのみの販売
(通販はあります)

東京は渋谷の東急東横のれん街に一部商品が置いてあるそうです。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





三条大橋の近くにお店を構える「御所飴本舗」さん

橋を渡り西へ少し行った辺りにあります。

通りの北側、「がんこ」さん三条本店のお隣

やや間口が狭いので通り過ぎてしまいそうですが
ビルの1階に入っています。

店内にはかわいい飴が沢山並び見ているだけでも楽しくなります

試食用の飴ちゃんも用意されていて便利

御所飴さんのオリジナル缶は菊の御紋章入

赤缶と銀缶があります。中身はこんな感じ

さて、個人的にお勧めしたいのはこちらの『京のこあめさん』
他のお店ではあまり見かけない小粒の飴ちゃんです。
(1番上の写真は普通サイズと比較したもの)
小さいので食べやすく口に入れると無くなるまで早いですが、それがまた面白いです。
味はサイダー、のどあめ、レモン、イチゴ、はっか、生姜、うめ、しそ、等々25種類位
抹茶ミルクというのもありお土産にお勧め!

飴ちゃんとは関係ありませんが、お店で見かけてつい買ってしまったお馴染みの「こけしあられ」

中にはお豆とおかきが入っているわけですが
この形、この発想、このラッピングが外国の人には凄くウケるそうで
確かに~顔がお豆で胴体がお煎餅なわけですからね
日本人はかわいいものを作るのが上手いとかです・・・



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





「先斗町駿河屋」さんで『ひと口わらび』を頂いてきました。
場所は前ページ「はまゆう」さんよりやや北側(三条通側)
先斗町通にはたぶん和菓子屋さんはこちら1件だけかと・・・
店内には京丸うちわが並びます。

こちらが『ひと口わらび餅』6個入り(1438円)

柔らかいわらび餅の中にこし餡が入り、周りにはきな粉がかかっています。
餡の甘さは控えめで周りのわらび餅とほろりと溶ける食感が美味で
京都らしい上品で繊細な和菓子。
都内デパートの京都展などにも出店されていることもあるようです。
竹筒に入った水羊羹も『竹露』も有名!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





追記・・・記事はこのまま残しますが現在は閉店されて違うお店に変わっています。

先斗町の喫茶「はまゆう」さん、児童公園の斜め前にあります。
この通りには以外とカフェや茶店が少なく、知ってる限りでは3件程、その中の1件
外にもお品がきがあり入りやすい雰囲気
喫茶店らしいプレーンなメニューです。

”香羅”と書かれたものがありますたぶんコーラなのかと・・・

店内には舞妓ちゃんや芸妓さん達の京丸うちわが並び先斗町らしい雰囲気
たまに舞妓ちゃんがお店に来ることもあるとか・・・

”香羅”が気になりつつも、レモンスカッシュとシャーベットを注文
久しぶりに喫茶店のレスカ飲みました~!という感動の美味しさ!
何だか懐かしい味です。シャーベットも極めてプレーン
サンドイッチが美味しいらしいので次回は香羅とサンドイッチかな~



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





鴨川と木屋町通りの間を走る石畳の通り先斗町
元お茶屋さんの建物などが残り、かつて花街だった風情が感じられる所です。

南北約500mある通りにはお料理屋さんやカフェ、レストラン
雑貨屋、居酒屋、色々なお店が建ち並びます。




通りの東側には川床を出すお店も多いです。

先斗町から見た川床




老舗のジャズバー

途中には何故か児童公園・・・

道幅が狭く雨の日には傘をさすとすれ違い難いということから
詠まれた句も色々とあるようです。

西側には沢山の路地が・・・上に番号が書かれています。
木屋町通りの方に通り抜けられる路地と行き止まりの路地があります。

路地の奥にも更にお店・・・




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





京都も残暑が戻り蒸し暑いです。ということで・・・かき氷”
先斗町を北方向へ歩くと突き当たりにお店があります「茶寮ぎょくえん」さん。
夏は土日ともなれば長い列ができ
1時間近く待つこともあるとか・・・平日でも並んでいます。
実は今年は3回位お店の前まで行ったものの
あまりの行列っぷりに諦めていたわけで、やっと入店という感じです

かき氷が有名ですが甘味も色々あります。
小ぢんまりした店内はテーブル席が3つと小上がりが1つ

氷メニューはこんな感じ
中でも1番人気の『黒みつミルク金時』というのを頂きました。

氷は何ともいえない粉雪のようなフワフワの食感で
口に入れるとスーッと溶けていくのが独特
ミルクの味は強くなく柔らかい黒蜜の味が生きています
京都のかき氷も数々あれどこちらはやはり絶品かと・・・
下は『あん珈琲』、コーヒーの中に小倉餡が入ってます。

コーヒーを飲んだり餡を食べたり、これが妙に美味しいです。
お店のすぐ近くにある先斗町歌舞練場



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



   次ページ »