ウリパパの日記

自由気ままに・・・

2008年正月三が日

2008-01-03 23:54:59 | Weblog
穏やかな正月三が日でした。今年も遠出せずに、自宅近辺でのんびり過ごすことにしました。
まずは元旦。子供達と初日の出を見た後、長沼の実家へ年始の挨拶に行きました。


正月は空気が澄み、遠くまで見通すことができます。散歩に訪れた平山城址公園近くの多摩丘陵からは群馬県の赤城山をくっきり望むことができました。昔長沼に住んでいた頃、数年に1回、黒檜山の東側に尾瀬の至仏山を確認できることがあり懐かしく思い出しました。また栃木県の高原山や那須岳方面の遠望も、正月休みの曇り空(それも北高型気圧配置)に限られていたように記憶しています。今年の元旦は冬型気圧配置で上越方面は雪雲に覆われていたため、残念ながら日光連山は雲の下でした。


夜は恒例のウイーンフィルによるニューイヤーコンサートの生中継です。今年の指揮者はジョルジュ・プレートル。ニューイヤー最高齢でしかも初のフランス人指揮者ということで楽しみにしてましたが、結果は大満足!ウイーンの雰囲気にフランスのエレガントな香りが見事に溶け込んでいます。気張らずに全てが自然体。プレートルも全て暗譜で余裕ある指揮振り。ウイーンフィルとのかけあいも面白かったです。選曲は前半はフランスにちなんだものが多く、後半もロシア、中国など多国籍。初めて聞く曲も多く、天国と地獄のカドリーユには噴き出してしまいました。確かヨハンシュトラウス2世はオッフェンバックから勧められてオペレッタ"こうもり" を作曲したのでしたね。


翌1月2日は北野台の実家へ。途中、八王子みなみ野にある「ペール・ノエル」に立ち寄りお土産を購入。めじろ台にも同じ名前のお店(本店)があり、いずれも焼き菓子がお薦めです。みなみ野店は道路をはさんで「ベールの丘」の向かいにあり、いつもどちらのお店に入ろうか悩んでしまいますね。当日は義弟一家と白山神社前の公園で凧揚げを楽しみました。夕方は富士山のシルエットに感動し、そして夜は酒浸り。めじろ台の酒屋(小倉屋)で購入していった長野県の明鏡止水(特別本醸造1.800ml)をほとんど飲み干してしまった。このお酒、日本酒度+3ですが、米の旨みとこくがあり、なかなかいけます・・・


今日1月3日は、義父を連れて5人で高尾山薬王院へ初詣。乗り物を使わず、一号路を往復しました。今日も空気が澄み渡り都心から横浜方面が一望です。時間が遅かったせいか薬王院では目立った混雑もなく、用意した沢山の5円玉をお賽銭に、一杯願い事してきました。


さて、夜は恒例のNHKニューイヤーオペラコンサートを地デジで鑑賞。今年はプッチーニ生誕150年だったのですね。昨年発見されたばかりのプッチーニ50歳台の映像が紹介され、非常に驚きました。なかなかハンサムで映画俳優みたい(奥さんコメント)。前半最後、"イーゴリ公"から"ダッタン人の踊りと合唱"には娘が感激。谷桃子バレエ団も熱演。いやー、圧巻でした。
歌手では、トゥーランドットの緑川まりと水口聡はいきなりで気負い過ぎたかな?惜しかった。モーツァルトを歌った森麻季は、声量は小さいけれど高音の美声が魅力ですね。とてもきれいな方です。もっと聞きたかった。
 オフィシャルブログ http://www.makimori.com/blog/

セビリアの理髪師からロジーナのアリア“今の歌声は”を歌った林美智子はいつもながら表情が素敵です。臼木あい、木下美穂子は初めて聞きました。将来楽しみですね。そしてリゴレットを歌った堀内康雄とアンドレア・シェニエの福井敬。とても素晴らしく貫禄も出てきました。それにしても、日本人歌手の力量は間違いなく上がってきてますね。

ウイーンフィルニューイヤーコンサート、NHKニューイヤーオペラコンサートの生放送を楽しめるのは、正月ならではの贅沢です。また音楽会に行きたくなってきました。自然、音楽、そして食(飲?)を堪能した正月でした。

コメント (4)
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