ウリパパの日記

自由気ままに・・・

雲海の那須岳登山(1) 峰の茶屋駐車場から朝日岳へ 2020.9.29

2020-09-29 19:53:53 | 山登り

今日は9月最後の休業日。本州付近は足早に駆け抜けた移動性高気圧に覆われ午前中は晴れると予想し、計画通り那須岳を登ってきました。峰の茶屋駐車場に車を置き、朝日岳、三本槍岳まで足を延ばし、折り返して姥ヶ平に紅葉の様子を見に行き、さらに南月山まで南下して念願のイワインチンの花を見てきました。駐車場を7時30分に出発、上記ルートを歩き駐車場に戻ったのは13時45分。一日で30700歩も歩いてヘトヘトになりました(笑)。紅葉は清水平から三本槍岳方面はそろそろ見頃を迎えていましたが、7月や9月の長雨の影響でしょうか。赤くならずに茶色くくすんだ色合いで、今一つでした。姥ヶ平は色づき始めで、見頃は来週末頃と予想しました。

朝5時30分にアパートを出発。時間節約のため北関東道と国道4号、東北自動車道を利用して那須へ向かいます。茨城県では青空が見えていましたが、栃木県は一面の曇り空。天気予報では昼頃に回復するそうですが、もしかして霧の中の登山になるのではと不安になりました。東北自動車道から見る高原山や那須方面は標高1000m以上は雲の中。積雲は比較的標高の低いところにかかっている様子で雲の高さは500m程度。標高1800m以上は雲の上に出るのではないかと予想しました。

 

駐車場に7時25分に到着。霧が一瞬晴れたときに朝日岳方面を見上げると青空が見えています。これは雲海が期待できそうです。

 

駐車場を7時30分に出発。避難小屋へ向かいます。足元にはヤマハハコが咲いてます。

 

周囲は霧に包まれ山は見えません。足元にはまだエゾリンドウが咲いていました。

 

避難小屋を過ぎて日当たりのよい南斜面を歩く頃、ようやく霧が晴れてきました。正面には目指す朝日岳。ドウダンツツジの紅葉も始まっているようです。

 

標高が上がると見事な雲海が広がります。振り返ると茶臼岳の山頂。その先には日光方面の山々が見えています。

 

朝日岳と熊見曽根を結ぶ稜線に出ました。風は冷たく、今朝は氷が張る寒さだったようです。

 

熊見曽根から1900m峰の南斜面は紅葉が始まっています。天気が良いので朝日岳に寄り道して周囲の山を眺めることにしました。

 

駐車場から約1時間、8時25分に標高1896mの朝日岳山頂に着きました。山頂から見る雲海です。南西から西には日光や会津、新潟方面の山々を遠望します。そして上空には秋の雲。

 

南西から西へ山々を眺めます。左から男体山、女峰山、帝釈山、小真名子山のピーク。

 

その西には太郎山と日光白根山。

 

関東最高峰の日光白根山から根名草山、燕巣山。この方面はなかなか見る機会がない山です。

 

黒岩山から帝釈山方面。

 

そして、一段と高い尾瀬の燧ケ岳。東北の最高峰です。燧ケ岳の左奥には至仏山。

 

燧ケ岳の北には会津駒ヶ岳。その左奥には平ヶ岳のピークが見えています。

 

雲海の先に連なる燧ケ岳から会津駒ヶ岳の全貌。

 

会津駒ヶ岳の北には越後三山方面が見えています。中ノ岳と越後駒ケ岳。その間のピークは荒沢岳です。

 

これから向かう三本槍岳へ続く尾根道です。

 

三本槍岳の右側の稜線の先には飯豊山が姿を現しています。

 

北側の福島県方面にも雲海が広がっています。雲海から頭を出しているのは磐梯山、西吾妻山、中吾妻山、一切経山、高山。安達太良山は雲の中です。

 

雲海の上に頭を出している磐梯山をズーム。

 

朝日岳で15分ほど眺望を楽しんだ後、目的の三本槍岳めざし紅葉の稜線を進みます。

 

先ほど登った朝日岳を振り返ります。朝日岳の先には雲海が広がります。

目的の三本槍岳まで快適な尾根歩きが続きます(続く)

 

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