第一なぎさ公園の、カンザキナバナでです。
日だまりが暖かかったようで、外に出た「あなんさん」が、
窓辺のエアコンの室外機の上で、まったりしてました。
それを見て、写真を撮りにいったんですね。
今日なら、冠雪してる比良山をバックにキレイに撮れるかな、と。
この間から、新聞にも載ってるし、撮ってる間に、
人が来る、来る・・・高齢のご夫婦、家族連れ、カップル・・・
大きなカメラを下げた人、デジカメ、携帯で撮ってる人、
アマチュアカメラマンがいっぱい~
業界?の人なのか、大がかりなカメラで映像を撮ってる人たちも。
毎年のことやけど、冬と春を同時に味わえる景色ですね。
比良山と菜の花畑の間には、琵琶湖があるんやけど。
甘い香りが春を感じさせます。
さて、こういう景色を見てると、何事もなく、
平凡に暮らせてることを感謝したくなります。
17年前のこの日、あの大きな揺れで目が覚めたけど、
まさか、神戸の街があんな風になったなんて信じられませんでした。
地震に慣れてなかった関西で、あんな大きな地震があるなんて、
本当に思ってもいなかったから。
でも、まさか、あれよりももっと大きくて、
もっと広い地域が揺れて、しかも大津波、原発・・・
本当に信じられない。
17年前、ボランティア元年と言われるほど、
さしのべる人の手が暖かいことを日本中の人が知ったし、
人の心を救うのは人なんやなって、思った。だから、
東日本大震災があった時も、冷静に動いた人も多かったんやと思う。
でも、多くの命が失われたこと、傷ついた人、街が多いこと、
今なお、復興がすすんでいかないこと・・・忘れたらあかんね。
3月11日のあの日、自分に何ができるんやろと思った、
あの気持ちを、いつまでも忘れやんとこう。
一日でも早く、傷ついた人たちの心が救われること、
街が復興することを祈りたいです。