おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

茅の輪くぐり

2012-07-01 10:08:06 | 湖国日記


彦根、荒神山神社遥拝殿の茅の輪です。

荒神神社では、毎年、29、30日の二日間、「みなづき祭」が、
盛大に行われるようです → こちら

30日に、夏越しの祓いが行われる神社は多いけど、
たいてい4時頃からなので、できたら、多賀大社に行こうかな、
なんて思ってたけど、前日に電気温水器が作動しなくなったこともあり(涙)
修理のサービスが来てくれる時間が午後3時ということで、私の予定がしっかりボツに(泣)

仕方ないんで、思いつきで、朝から荒神山神社へ向かいました。
荒神山のふもとは何度も行き来してるけど、登ったことがないんですね。
荒神山のふもとには、県立の青少年の家があったり、彦根市子どもセンターがあったり、
神社だけでなく、古墳があったりしてハイキングコースも整備されてます。



ふもとにある荒神山神社遥拝殿にも茅の輪があって、29日の夜は夜店が並んで、
多くの人でにぎわうらしいです。まだ2軒ほどテキヤさんのお店も並んでたけど、
本社は山の上、舗装された道があるので、そこから本社へ向いました。



山をぐるっと半周するかのようにして本社に到着。

ここにも、ちゃんとありましたよ。茅の輪。
こちらの茅の輪は、ススキで作るようですね。



宮司さんに、茅の輪のくぐり方をきくと、

「左回りで八の字を描くように3回くぐる」 とのこと。

左回り・・・はよくわからんけど、神様に向かって左からかな、と勝手に判断して? 
先に神さまに拝んでから、八の字を描くように茅の輪を3回くぐりました。

これで半年分の汚れを落として?暑い夏も越せるかな~(苦笑)

帰り道は、能登川方面の方に降りる舗装された参道があるので、
そちらから帰りました。



6月と12月の晦日(新暦では6月30日と12月31日)に行われる除災行事として大祓があり、
夏越しの祓いは6月30日で、12月は年越しの祓いと言うらしい。
茅の輪をくぐったり、人形(ひとがた)に名前を書いて川に流したりして、
半年間の犯した罪や穢れを除き去る行事なんやね。
でも、大祓の神事はあっても、茅の輪は、どの神社でもあるというわけではないみたいです。

帰り道に、近江八幡の日牟禮神社にも茅の輪があるらしいので、寄り道してみました。

相変わらず、日牟禮神社周辺は観光客が多くて・・・さすが、観光地!



日牟禮神社、左義長やら八幡祭りで知られる神社やけど、茅の輪、ありました~

くぐってから写真を撮ってたら、上品なオバサマ方に呼び止められました。

「今、くぐってらっしゃたけど、くぐり方ってあるんですか?」

「左回りに、八の字を描くように3回くぐるそうです。それで半年分の汚れとかを祓って、
 これから半年の無病息災とかを祈るらしいですよ」

荒神山神社で聞いたとおりのことプラス、ご利益とかを話したら、
なんか、めっちゃ喜ばはって、みなさん、くぐってはりました~



こちらののも、ススキなんやろうか? ヨシではなさそう。
若いカップルがくぐってはったのが印象的です~

さて、帰りに買ってきたのが、水無月。




京都では夏越祓に「水無月」を食べる習慣があって、このへんも、この時期、
和菓子やさんでよく見かけますね。
「水無月」は白のういろう生地に小豆を乗せ、三角形に包丁されたもの。
水無月の上部にある小豆は悪霊ばらいの意味があって、
三角の形は暑気を払う氷を表しているらしいです。

もちろん、御朱印ももらってきました~



荒神山神社では、お守りも買ってきました。



知らず知らずに犯していた汚れをお祓いして、
これからの半年、良いことがありますように~~


P.S
電気温水器は、ブレーカーが落ちてただけでした。
ブレーカーは2箇所あって、1つは本体、もう一つの場所がわからなかったんやけど、
室内ではなく、外にあることや、後から工事したからか、メーターBOXの隣にありました。
気付いてたら、自力でなんとかなったのに~。
シロウトゆえに、原因がわからなかったからサービスに着てもらうことになって。
それにしても、なんで、ブレーカーが落ちたか、その原因も不明・・・
そのブレーカーBOXのフタが空いてたのも不思議。
朝、使えてただけに、ネコが落とした? 誰かが落とした?
ちょっときしょくわる~(汗)