おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

愛と誠

2012-07-05 21:43:59 | 舞台・映画・ドラマ


市内の公民館で見つけた、ひまわり。
夏やな~

けど、今日は蒸し暑いですわ。
また、雨降るらしいし、梅雨やねぇ~

さて、昨日、時間ができたんで、映画を見てきました。
もちろん、お一人様ですけど!(苦笑)

見てきたのは、「愛と誠」!!

なんで~って、感じやけど、思いつきです。
夜中に、たまたまこの映画の番宣見てたら、なんか面白そうやなって思ったんですね。

原作は、1973年に少年マガジンに連載された純愛ものの漫画。
有名な、「巨人の星」「あしたのジョー」「タイガーマスク」とか、
スポーツや格闘技を題材に、男の闘う姿を書いていた梶原一騎の作品なんです。
最初に映画化されたのは1974年で、主人公の誠役は西城秀樹でした。

と言いながら、実は、私、原作も読んでないし、映画も見てないんですよ。
ダンナも、これは読んでないって言うてました。
世代的には、私らよりもちょっと下の人が読んでたんちゃうかな。

でも、当時話題にもなったし、だいたいのストーリーは知ってましたよ。

なのに、今回、見てみたくなったのは、シリアスではなくコミカルで、
しかもミュージカル仕立てになってるらしいって、知ったからです~

また、その曲が、めっちゃ懐かしい曲ばっかり。
それを、フルコーラス歌うからね~

コンセプトは「昭和を遊ぶ」、らしい。

不良少年、誠を演じた妻夫木くんが(←31歳で学ランですから!)
巨人の星に出てきそうな夕焼け?をバックにチンピラと戦いながら歌うのが、
ヒデキの、「激しい恋」。

やめろっと言われても~、今では遅すぎる~

お嬢様の早乙女愛役は、武井咲ちゃんで、
制服姿でかわいく踊りながら歌うのが、「あの素晴らしい愛をもう一度」。

いのち賭けてと、誓った日から・・・

「石清水弘は、あなたのためなら死ねる」という名セリフを言う、
石清水役の斉藤工くんが、早乙女愛を前に教室で歌うのが、
スターにしきのの、「空に太陽があるかぎり」。

愛してる~とても~ 愛してる~ほんとに~

悲しい女、高原由紀役の大野いとちゃんが、トイレで歌うのが、
藤圭子の、「圭子の夢は夜開く」

赤く咲くのはケシの花、白く咲くのはユリの花~

思わず笑ってしまったのが、48歳にして不良少年、
座生権太17歳を演じた、伊原剛志さんが歌う、「オオカミ少年ケン」。

ワーオワーオワオー ボバンババンボンボンババンボン~ 
いつもおいらはなかない どこまでもえるいのち~

ちょっぴり切なかったのが、うらぶれた誠の母、
余喜美子さんが歌う、「酒と泪と男と女」。

忘れてしまいたいことや~ どうしようもない寂しさに・・・

安藤サクラちゃん演じる、誠に恋をするスケバン、ガムコ。
スケバンを辞める決心をしたとき、飛び跳ねるように踊りながら歌う、
名曲、「また逢う日まで」。

また逢う日まで、逢える時まで 別れのそのわけは話し~たくない~

昭和の名曲ですよね~

他にもオリジナル曲が3つほどありました。
愛の母親役の一青窈さんが歌う曲と、父親役の市村正親さんが歌う曲。
それと、主題歌もありましたね。

エンディングの「かりゆし58」の「笑っててくれよ」も、良い感じの曲でした。

映画としては、ほんまに娯楽作品ですよね。
原作のようなシリアス感はあまりなく(苦笑)
誠に一途な愛の言動は微妙にずれて誠はイラつくし、
石清水のありえへん一途さは暑苦しい(苦笑)
でも、時々、マトを得た言葉を言うねんけど~

髪の毛がうっとうしいガムコの意外に純なとこや、
伊原さんの「オレ、老け病やねん」なんてゆるいこと言いながら
恐ろしいほどの破壊力で誠をねじ伏せるあたり、ドキドキしますわ。
でも裏番長の正体がわかったところとかは、コワイよね~

思わず笑えるシーンとか、ツッコミたくなるシーンもあるけど、
20人ほどのお客さんでは(レディースディやのに~) 
イマイチ盛り上がらず・・・(苦笑)

そうそう、しょっぱなの、愛と誠が初めて出会うシーン、
・・・幼い頃のスキー場のシーンやけど、
そこと、エンディングはアニメーションでした~
原作の漫画とは違うと思うけどね。

監督は三池崇史さん。
脚本は宅間孝行さん。
音楽は小林武史さん。

人気の方々ですね~

映画館出てから、頭の中でいろんな曲が廻ってくるねん~

昭和の名曲。

カラオケもしばらく行ってないけど、どれも歌えるわ~