なんか、こういう空の写真が続いてますが・・・(苦笑)
烏丸半島に寄ってみました。
でも、まだちょっと、ハスの花は早いみたいですね。
一気に暑くなったし、咲き始めるかな~
さて、先日、市民ホールで「落語のたのしみ方講座」がありました。
市民ホールで毎年開催される「ほたる寄席」の観客動員のためか?
落語ビギナー向けに、落語ファン開拓のための講座のようですね。
その効果があるかどうか、シニアな方中心に30名ほどの受講生。
女性もそこそこいます。
講師は、元大阪芸大の教授・演芸評論家の相羽明夫先生。
退官されて評論家やし、ご高齢ですね。
「みなさんこんにちは、相羽秋夫は芸名で、本名は明石家さんまです」
え~っ、いきなり、ベタな挨拶から始まったやん。
「これからみなさんに、13時間40分、お話します」
はぁ~? べたべたですやん~
レジメに沿って、芸術と芸能の違い、「笑い」と「お笑い」の違い・・
という、学問的なお話?から、笑わせるためのツールが、
「誇張」と「逆説」と言う話をされてました
「13時間40分、というありえへん時間やから、笑いが起こります。
これが3時間・・・やったら、ホンマに、コイツ3時間しよるかも、
ってなるでしょう。誇張するから、おもしろいんですね」
つまり、「明石家さんま」というありえへん名前やから笑えるということやね。
ま、みんな、まんまと、笑ってはったけどね。
「笑うことは人間だけができることで、医学的にも身体に良いと証明されてるし、
ぜひ、誇張と逆説で、家で試して、楽しいご家庭にしてください」
落語の歴史とか、落語の約束事、噺の種類・分類、
内弟子制度、真打ち制度、東西落語の違い・・とか、
みなさん、真面目にメモをとったりしてましたね。
もちろん、ビギナーではない私は、よう知ってるんやけど、
それだけに、ところどころ、突っ込みたくなりましたね。
短い時間に知識を伝授してくれようとしてはるからか、
言葉がちょっと足らないような気がしましたね。
例えば、「マクラと羽織」について、先生は、
「マクラが終わって本題になると、羽織を脱ぐ」
言い切ってはりましたが、全部ではないです。
噺によったら着たままのもあるし、途中で脱いでも間違いではないです。
「出囃子」も言葉足らずでした。
「東西落語の違い」にもつながるけど、今はあるけど、
江戸落語には、もともとは出囃子はなかったしね。
そして、最後に、落語のビデオ鑑賞。
DVDちゃいますよ。ビデオです。
・・・まさか、ホンマにビデオとは思わなかったけど(苦笑)
桂春団治師匠の、この季節にぴったりな、「皿屋敷」。
春団治さんのこの噺は好きですね。
なんと言っても、お菊の幽霊がかわいいから。
ようでけた噺ですしね。
上方落語では、唯一の(多分) 姫路の噺です。
播州皿屋敷のお菊の幽霊の噺。
なんべん聞いても面白いわ。
1時間半ほどの予定が10分以上、延長になりましたね。
さすがに、13時間はやってません~(笑)
16日、三枝さんは文枝さんになりました。
ダンナが、「芸風が違い過ぎる」って言うけど、
名前を継ぐのが襲名やからねぇ。
さて、暑い日が続くけど、気持ちがちょっと浮かれてるのか(苦笑)
仕事の段取りが、いつもより一層悪くて・・・
週末まで、また、目一杯忙しくなりそう~
頑張ろう!!