おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

魅力を知ろう会

2016-03-15 23:30:26 | 舞台・映画・ドラマ
季刊紙の校正が戻ってきたので読み合わせ。
別の紙面の入稿をしたのに、某事務所でメールをチェックしたら、
サイズを間違っていたらしく、入稿し直しとの返事~~(汗)
ほんまに、バタバタの中で仕事をしてるとはいえ、
しっかりしやなあかんで、私!!

そんなこんな状態で、舞台の紹介記事を書いてたんやけど、
書き終わってから、「魅力を知ろう会」があったんですね。



ひこね文化プラザの学習室で、無名塾の俳優さんである、
松崎謙二さんが、彦根まで来られたんです。
九州公演を終えて、これから浜松へいくという、わずかなお休みに。

彦根で、来月上演されるのは「おれたちは天使じゃない」。



無名塾の主宰である、仲代達也さんが主演のジョセフ。
松崎さんは、左の方ですが、ジュール役。

なかなかのイケメン。スリムやし、お髭もあって~
独身、妻も子もいない、今年50歳・・・見えへんし~

日本大学の獣医学科に入学したばかりの頃に、
仲代さんの舞台を観てしまったらしいんですね。
パンフの、塾生募集というページを見て、
仲代さんに会えるなら・・・と応募したのがきっかけ。
以来、30年近く、仲代さんのそばで芝居をしているんだそうです。

仲代さんは、松崎さんにとってはスター。
奥さまの故宮崎恭子さんが先生だとおっしゃってました。
宮崎さんに演技指導を受けたようです。

仲代さんの声が、劇場の後ろの方まで聞こえるのは何故?
という質問に対して、声が良いというより、「経験だと思う」と。

どこの劇場へ行っても、必ず、いろんな場所で、
いろんな発声をしながら、試してる?らしいです。

「良い芝居しても、セリフが聞こえなかったらダメだ。
 いつも、そう言われてますね。表現者の前に、伝達者だと」

ただ演じてるだけではあかんのでしょうね。
意識して、経験していかないと。

今度の舞台のこともいろいろ話してくださいましたが、
83歳でも、やりすぎるくらい芝居をする仲代さんのことを、
楽しそうに、話してくださいましたね。

舞台中に流れる音楽も聴かせてくださいました。
オンドルマルトノという、フランス生まれの電子楽器。
それで、不思議なメロディや音?を奏でるらしいんです。
池辺晋一郎さんという、著名な作曲家さんの曲。
無名塾は、いつも池辺さんらしいです。

劇中歌のクリスマスキャロルを、歌ってくださいました。
なかなか、ええ声です~~

役者として、何を大事にされてますか?という質問に、

「今の私の演技のテーマは、愛、ですね~」

いろんな役を演じるけれど、どの役も愛したい。
でも、どうしても愛せない役もある・・そういう時は苦しむそうです。

ほんとに、俳優さんが、身近に感じられるひとときでした。

来月・・・観劇月間ですが(苦笑)

楽しみ~~