おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

女人高野 室生寺

2018-04-30 23:54:16 | 旅の想い出
長谷寺で、室生寺へのバスが出るというポスターを見て、
(この日は、出てなかったのですが)
室生寺も近いんやなと思い、スマホで検索。
車で20分ほどというのがわかったので、寄ることにしました。

しかし、ナビを見ながら目的地へ行くのはラクですが、
地図を広げて見てるわけではないので、どこへ向かってるのか、
なんか、わかりづらいですね~

やっぱり、俯瞰で見やんと・・・

山の中を走り、駐車場の看板に導かれて駐めて、
(私営みたいです・・) そこから川に沿ってあるきました。
赤い橋を渡ると門が。



室生寺は、石楠花で知られるお寺です。
ちょうど重要文化財の弥勒堂を修復中で、仁王門のあたりから、
工事の養生パネル等がありましたね。



奈良時代の末期に、奥深い山と渓谷に囲まれた室生の地に、
皇太子山部親王(のちの桓武天皇)の病気平癒のために、
興隆寺の高徳な僧がここで祈願したのに始まる古刹。

以来、山林修行の道場として発展したらしいです。
女性の入山を禁止している高野山に対して、
ここは女人の済度もはかる真言道場として
女性の参詣を許したことから、女人高野と親しまれています。



金堂に向かう石段。周囲には石楠花がいっぱい咲いてます。



金堂。
古いですよね~~
平安時代の建物。国宝。



石楠花です。
ちょうど見ごろでしたね。



本堂。もみじの新緑がキレイ!



鎌倉時代の建物だそうです。もちろん国宝。

本堂の右手の階段を登ると、五重塔があります。



平安時代に建立された、こちらも国宝です。
高さは16,1m。屋外に経つ五重塔では最小とか。
平成10年に、台風でかなり壊れたけれど、2年後に修復されたそうです。



きれいなピンクですね~

さて、ここから、奥の院があるのですが、
せっかくやから行こう、ってダンナが言うので行ったのですが・・・

ほんま、奥の院、ですわ。

石段がずら~っと続いてるんですよ。

ひぇ~



胸突きの石段、パンフにはそう書かれてますけど、
けっこうきつかったですよ。



途中で何度も小休止(写真を撮ったりして)
舞台造りの位牌堂の建物が見えてますが、そこからまだ石段があり(汗)



位牌堂。

もう・・ヨレヨレのおっちゃんとおばちゃん・・汗



重要文化財の御影堂。
弘法大師が二十四歳の時の蔵が安置してあるとか。

かなりの汗をかいて、そこでもありがたい御朱印をいただきました~

下りはちょっと怖いけど、リズム良く降りるとわりと早く降りられました。

後ろから見る五重塔もステキですね。



本堂も、上から見下ろすと・・・



静かなお寺でした~。

人も少なめで、外国人の人はいなかったですね。

GWは、参拝者も多いのかな。

ここも、秋の紅葉がキレイでしょうね。