ほったらかしにしてたら、ログインを求められたりして、ずぼらを責められてますね!
SNSをやり始めると、ほんとに更新がままならず・・・
・・・ほんとに、こんなブログに、お付き合いありがとうございます~
今年の夏も、観劇三昧です。
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俳優座「ボタン穴から見た戦争」
もうすぐ閉館という俳優座劇場の5階にある俳優座スタジオで拝見。
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俳優座の稽古場だそうですが、天井が高く、100席あまりが階段状に用意されています。
天井に近いところに押し上げ式の窓があって、舞台が始まるまで換気のために開けられていました。
そこが閉じられると、空気が一変しましたね。外の車の音とかも聞こえなくなって。
「ボタン穴から見た戦争」のタイトルは、
怖いもの見たさに、頭から被ったオーバーのボタン穴からのぞいたという子どもの証言からネーミングされたそうです。
劇団俳優座が1995年から続けているシリーズ『戦争とは…』の最新作。
1941年、ナチス・ドイツに侵攻されたソ連の白ロシア(ベラルーシ)で多くの人々が虐殺されました。
ウクライナ出身のノーベル文学賞作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチは、40年後に、当時15歳以下の子どもだった人たちを取材、その戦争証言集が原作です。
もともとは朗読劇だったのを、演劇にしたたのだとか。
電子ピアノの生演奏で始まり、女性ジャーナリストが「はじめに」の章を語ります。
続けて役者たち全員が登場。20代から90代まで、総勢14人。
全員同じ衣装で、裾の部分が薄い緑色に染められた長めの白い上着を羽織っています。
大きな窓があり、古いソファが置かれています。
窓の上の壊れかけた壁に13人の証言のタイトル文字が投影され、それに合わせて一人、あるいは複数の役者が証言を語っていきます。
父親が出征し老人と母子だけが残る村。
そこに突然敵がやってきて、目の前で、親が、近隣の人々がドイツ兵に惨殺され、村を焼き払われ、食べ物がなく地面に生えている草を食べる・・・リアルな戦争の実相。
幼かった彼らの記憶は40年経っても鮮明に残されていました。
一方的な被害者である子どもたちの記憶。
だからこそ、「戦争」というものが持つ惨たらしさが浮かび上がってきます。
印象的なのは舞台に立つ白髪の岩崎加根子さん、中村たつさん、阿部百合子さん。
90歳代の現役女優ですよ。中村さんは杖を突き、後輩の若い女優さんに支えられて登場されました。
・・・演技なのか、本当に会場が必要なのかはわからないけど。
パンフには、この3人の対談が記されてましたが、彼女たちが子どもだったころ、日本は戦争していたんです。
ラストはウクライナで愛唱されている『野原の紅いカテリーナ』の大歌唱。
「わが友 ウクライナ 平和 とりもどそう」と、役者たち全員でが、手話を付けて歌いあげます。
今まさに戦争で揺れるウクライナにもかけがえのない子ども時代を奪われた子どもたちがいます。
平和が訪れることを願わずにはいられません。
俳優座劇場といえば、六本木。
六本木といえば、東京タワーですよねぇ。
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ほんと、おのぼりさん。
わざわざ、見えるところまで行って撮影。
ここから、夜公演を予定している舞台を観るまで時間があったので、開催中というこちらへ立ち寄り。
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東京ミッドタウン日比谷 1Fアトリウム。
どこやねんて感じですが、ほんとスマホは便利!
田舎者でも、ちゃんと行けましたから。
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こんなんがあったりしますからね~~
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こんなんを500円でいただきまして~
(入場するのに20分ほど待ちましたけども!)
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大阪にも11月?出現するらしいですけどね・・マルエフ横丁。
さて、夜の部は・・・なんと野外!!
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新宿花園神社にある、テント舞台です。
昔、唐組の芝居などが上演されたという、あの野外劇場です。
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大衆演劇臭?がしますね~
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参詣をすませて。
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椿組「丹下佐善’23」
なんともチープな?時代劇ですよ。
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天井はこんな具合。
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座席はこんな具合。
でも、ほぼ満席。
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始まる前の撮影はOK。
「水分補給してください~ お茶とビールも販売してます」
・・・お茶はともかく、ビール飲んだら余計にお水飲まないと脱水症状になりますやん~
(さっき、ビール飲んできた私が言う??苦笑)
なんでこちらに来ることになったか、鑑賞会に案内が来てたからです。
今回の上京は、この翌日の舞台を観る目的なので(友だちが制作のお手伝いをしている演劇ユニットの作品)
前日に観られる舞台はないかと探して、俳優座と椿組を観ることにしました。
初の野外テントの舞台の観劇。
大衆演劇味はあるけど台本もしっかりしてて、何より役者さんたちが元気でパワー全開。
ラストのあっと驚く仕掛けとか・・・
ステージのバック、壁として張り巡らされてた幕が下げられ、向こう側の道路や建物が丸見え!
いや、向こうからこちらが丸見え状態!
しかも、演者全員(20数名?)が白い着物の丹下佐善になるという~~(笑)
奇想天外な演出です。
ほんと面白くて。お客さんを楽しませてくれる、こういう舞台もあるのね〜って感じです。
中央の長い階段が右から左に。
けっこう長いです。1幕で全部が崩れる仕組み。これもすごいです。
この暑いのに、空調もないのに、時代劇なので皆さん衣装はしっかり着込んでます。
女優さんは、ほんとに大変やと思うけどね、でもそれを感じさせないくらい自然な演技でした。
台詞のはしばしに、アドリブ的に今の社会情勢を織り込んだり。
そこが演劇ですよね!
救急車のサイレンや車の音がする野外テント。開演前の諸注意で、
「地震災害があったとき、皆さん、ご安心ください。ここ花園神社は避難場所に指定されております」
会場が爆笑と拍手。
ビール飲みながら観劇できるのもすごいな~~
翌日の舞台については、次回。
今日はこれから仕事なんで~~
世間の夏休み、ほんまたいへん(汗)
SNSをやり始めると、ほんとに更新がままならず・・・
・・・ほんとに、こんなブログに、お付き合いありがとうございます~
今年の夏も、観劇三昧です。
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俳優座「ボタン穴から見た戦争」
もうすぐ閉館という俳優座劇場の5階にある俳優座スタジオで拝見。
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俳優座の稽古場だそうですが、天井が高く、100席あまりが階段状に用意されています。
天井に近いところに押し上げ式の窓があって、舞台が始まるまで換気のために開けられていました。
そこが閉じられると、空気が一変しましたね。外の車の音とかも聞こえなくなって。
「ボタン穴から見た戦争」のタイトルは、
怖いもの見たさに、頭から被ったオーバーのボタン穴からのぞいたという子どもの証言からネーミングされたそうです。
劇団俳優座が1995年から続けているシリーズ『戦争とは…』の最新作。
1941年、ナチス・ドイツに侵攻されたソ連の白ロシア(ベラルーシ)で多くの人々が虐殺されました。
ウクライナ出身のノーベル文学賞作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチは、40年後に、当時15歳以下の子どもだった人たちを取材、その戦争証言集が原作です。
もともとは朗読劇だったのを、演劇にしたたのだとか。
電子ピアノの生演奏で始まり、女性ジャーナリストが「はじめに」の章を語ります。
続けて役者たち全員が登場。20代から90代まで、総勢14人。
全員同じ衣装で、裾の部分が薄い緑色に染められた長めの白い上着を羽織っています。
大きな窓があり、古いソファが置かれています。
窓の上の壊れかけた壁に13人の証言のタイトル文字が投影され、それに合わせて一人、あるいは複数の役者が証言を語っていきます。
父親が出征し老人と母子だけが残る村。
そこに突然敵がやってきて、目の前で、親が、近隣の人々がドイツ兵に惨殺され、村を焼き払われ、食べ物がなく地面に生えている草を食べる・・・リアルな戦争の実相。
幼かった彼らの記憶は40年経っても鮮明に残されていました。
一方的な被害者である子どもたちの記憶。
だからこそ、「戦争」というものが持つ惨たらしさが浮かび上がってきます。
印象的なのは舞台に立つ白髪の岩崎加根子さん、中村たつさん、阿部百合子さん。
90歳代の現役女優ですよ。中村さんは杖を突き、後輩の若い女優さんに支えられて登場されました。
・・・演技なのか、本当に会場が必要なのかはわからないけど。
パンフには、この3人の対談が記されてましたが、彼女たちが子どもだったころ、日本は戦争していたんです。
ラストはウクライナで愛唱されている『野原の紅いカテリーナ』の大歌唱。
「わが友 ウクライナ 平和 とりもどそう」と、役者たち全員でが、手話を付けて歌いあげます。
今まさに戦争で揺れるウクライナにもかけがえのない子ども時代を奪われた子どもたちがいます。
平和が訪れることを願わずにはいられません。
俳優座劇場といえば、六本木。
六本木といえば、東京タワーですよねぇ。
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ほんと、おのぼりさん。
わざわざ、見えるところまで行って撮影。
ここから、夜公演を予定している舞台を観るまで時間があったので、開催中というこちらへ立ち寄り。
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東京ミッドタウン日比谷 1Fアトリウム。
どこやねんて感じですが、ほんとスマホは便利!
田舎者でも、ちゃんと行けましたから。
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こんなんがあったりしますからね~~
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こんなんを500円でいただきまして~
(入場するのに20分ほど待ちましたけども!)
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さて、夜の部は・・・なんと野外!!
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新宿花園神社にある、テント舞台です。
昔、唐組の芝居などが上演されたという、あの野外劇場です。
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大衆演劇臭?がしますね~
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椿組「丹下佐善’23」
なんともチープな?時代劇ですよ。
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天井はこんな具合。
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座席はこんな具合。
でも、ほぼ満席。
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始まる前の撮影はOK。
「水分補給してください~ お茶とビールも販売してます」
・・・お茶はともかく、ビール飲んだら余計にお水飲まないと脱水症状になりますやん~
(さっき、ビール飲んできた私が言う??苦笑)
なんでこちらに来ることになったか、鑑賞会に案内が来てたからです。
今回の上京は、この翌日の舞台を観る目的なので(友だちが制作のお手伝いをしている演劇ユニットの作品)
前日に観られる舞台はないかと探して、俳優座と椿組を観ることにしました。
初の野外テントの舞台の観劇。
大衆演劇味はあるけど台本もしっかりしてて、何より役者さんたちが元気でパワー全開。
ラストのあっと驚く仕掛けとか・・・
ステージのバック、壁として張り巡らされてた幕が下げられ、向こう側の道路や建物が丸見え!
いや、向こうからこちらが丸見え状態!
しかも、演者全員(20数名?)が白い着物の丹下佐善になるという~~(笑)
奇想天外な演出です。
ほんと面白くて。お客さんを楽しませてくれる、こういう舞台もあるのね〜って感じです。
中央の長い階段が右から左に。
けっこう長いです。1幕で全部が崩れる仕組み。これもすごいです。
この暑いのに、空調もないのに、時代劇なので皆さん衣装はしっかり着込んでます。
女優さんは、ほんとに大変やと思うけどね、でもそれを感じさせないくらい自然な演技でした。
台詞のはしばしに、アドリブ的に今の社会情勢を織り込んだり。
そこが演劇ですよね!
救急車のサイレンや車の音がする野外テント。開演前の諸注意で、
「地震災害があったとき、皆さん、ご安心ください。ここ花園神社は避難場所に指定されております」
会場が爆笑と拍手。
ビール飲みながら観劇できるのもすごいな~~
翌日の舞台については、次回。
今日はこれから仕事なんで~~
世間の夏休み、ほんまたいへん(汗)
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