おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

掛川城

2018-04-12 23:49:11 | 旅の想い出
お城があるから、掛川へ行ったんですね。
なんせ、夫婦の、というか私の?旅のテーマには、「城」があるから~



掛川城、かわいいお城ですね~
日本で初めて復元された、木造天守だそうです。

戦国時代に建てられたのはこの近くにあったという掛川古城。
その後、今川氏の勢力拡大に伴って手狭になり、
1520年~21年、この地に、遠江支配の拠点として建てられたそうです。

桶狭間で今川義元が倒れた後、息子の氏真が武田氏に駿河を追われ、
立てこもったのがこの城だそうです・・・去年、「直虎」でやってたね。



この周囲は掛川城公園になっていますが、桜の花ももう終わりでした。



三層四階建ての天守。
白い漆喰塗りの壁、軒唐破風と火燈窓、小ぶりですが、
キレイなお城です~

1590年に秀吉が天下統一をすると、山内一豊が入城し、
城を整備し、初めて天守を造りました。
家康が幕府を開いた江戸時代には、松平定勝、太田氏などが藩主になったそうです。



三階です。
1854年、安政の東海大地震によって天守など大半が損壊。
再建されることなく明治を迎え、廃城となったそうです。

現在の天守は、平成6年、市民の熱意から140年ぶりに木造で再建されました。



最上階の望楼。



望楼から見た、北方面。



西方面。



東方面。左の端、奥の方に、つま恋リゾートがあります。
なんと言っても、私には思い出の地(笑)
拓郎&かぐや姫のコンサート?? まぁ、それもやってましたけど、
それには行ってないんで、それではなく・・・

応援する俳優さんのファンクラブイベントがあったところなんです。
ファンクラブイベントなんて、生まれて初めて参加したんやけどね。
・・・ひとり、感慨にふけり・・・
あ、ダンナは、そんなヨメにまったく気付いてません(苦笑)



桜は、さすがに散ってます~

すぐそば、二の丸にあるのが御殿。
当時のまま現存する数少ない城郭御殿です。



かなり広いですね。
藩主の公邸であり、政務の場であり、儀式も行われたとか。
江戸後期の書院造りの建物。

安政の東海大地震で倒壊したため、1855年~61年に再建されました。
廃藩置県後、掛川宿に無償で下付されて、女学校、役場、市役所、
農協、消防署などに使われて来たそうです。



正面玄関。
藩主や家老は、ここから入ったんですね。
足軽が入る土間は北側に、他の武士入る入り口は東側にあります。

昭和47年から3年かけて保存修理が行われ、
55年には、国の重要文化財に指定されました。



内部も、広いです~
藩主の居間、それぞれの役職の部屋、警護の詰所など、
約20部屋があります。

台所などがあった北側の部分は明治時代に撤去されたらしいです。

山内一豊が藩主になったことから、
大河ドラマ「功名が辻」のパネルなどが飾られてました。

この日は、掛川の山手にある倉真(くらみ)温泉に宿泊。
・・静かで、な~んもないところ・・旅館が数軒・・
翌日は、遠州三山を目指しました~

なかなか、終わりませんね・・・




掛川花鳥園にて

2018-04-09 23:29:13 | 旅の想い出
書きかけたまま、アップできずでした・・・とある原稿の締め切りを忘れ!
ここ数日、焦ってました~~ 

まだ書けてないし~~(汗)


豊川稲荷から、次に向かったのは掛川花鳥園です。
・・・旅の予定は、旅雑誌を見て、すべてダンナが計画してます~



こちらは、春休みとあって、人も多かったですね。
ファミリーで花や鳥を見に(体感しに?)来られてるようです。



幾種類ものオウム、ミミズクさんたちが迎えてくれまして。



大きな温室の中で、鳥たちは放し飼いになっていて、
エサやりを体験することができるようになってました。



インコですね・・・正確な名前・・・覚えてない(汗)



不思議な顔してます。なんという鳥やろう・・・



この鳥も、キレイですよね~

・・・鳥の名前、チェックしてなかった~~(汗)

この鳥たちが居る温室の中央はスイレンの水槽です。
小魚たちがいっぱい泳いでましたね。
グッピーとか入ってましたよ。



こんな感じ。



スイレンも花を咲かせていました。



この鳥は、ハシビロコウ。
「ふたば」くんという名前が付いてました。
ほとんど動かない鳥らしいです。
好きな相手には、首を振ってお辞儀をするらしい。
担当スタッフさんとかにも!



エサをさがしてやってきた、フラミンゴ。
奥にいるのは、オニオオハシ。

外には、エミューもいました。



どの鳥も、エサやりができるようですね。

さて、はっと気づくともう15時30分。

「次はどこへ行く予定なん?」

ダンナに聞くと、

「掛川城やで」

「ほな、はよ行かなあかんわ~」

お城とか、ふつう16時までに入らないとあかんのちゃう??

「ここから近いで」

らしいです~


ということで、次回は、掛川城です~~

旅日記が、なかなか終わらへんかなぁ。





豊川稲荷

2018-04-06 23:21:22 | 旅の想い出
今年も恒例の結婚記念日月間、夫婦円満近場温泉の旅に、行って参りました~
どこへ行こうかと思案してたのですが、昨年買った旅行誌が2冊もあって、
(「浜松・浜名湖」と「静岡」のるるぶとまっぷる)
伊豆半島や富士山を見に行くには、車では遠いやろ・・・ということで、
じゃぁ、掛川まで行こうか、掛川城もあることやし、になりました。

しかし、ビンボー人根性?ゆえに、
ついでに、豊川稲荷も行ってみようか・・・と、相変わらず欲深い夫婦です(苦笑)

日本三大稲荷の一つですが、先日、カンテレの「よーいドン」で、
たむけんが「いきなり日帰りツアー」で行ってたんですよね~

ということで、掛川へ行く前に寄ってきました!



豊川稲荷、総門です~

稲荷といえば、伏見稲荷が総本山。
稲荷大社なので伏見は神社ですが、こちらは、曹洞宗のお寺やそうです。
円福山 豊川閣 妙厳寺が正式名。
本尊は千手観音で、鎮守の「稲荷」は
「吒枳尼眞天(だきにしんてん)」というのだそうです。



けど、鳥居があるし・・・

日本では神仏習合の歴史が長く、明治になって神仏分離令が出て、
それまで境内の参道に立ち並んでいた鳥居は撤去され、
「豊川稲荷」「豊川大明神」の呼称も使われなくなったらしいのです。

しかし、その後、通称としての「豊川稲荷」が認められて復活したらしいです。
この鳥居も戦後建てられたのだとか。



長い坂の上に、本殿が見えます。
初詣にはたくさんの人が参拝するそうですが、
商売繁盛などを願う参拝客らが、年間約500万人も訪れるんですって。



総欅造の大きな建物です。
昭和5年に建て替えられた建物だそうです。



大きな赤い提灯が印象的。
階段ではなく、長いスロープになってますが、
たくさんの人が入れるようにということなんでしょうか。



本殿のb右手に、奥の院へと続く参道があり、「豐川吒枳尼眞天」と
赤い文字のある幟(のぼり)が、たくさん立てられています。
奉納する人の名前や社名が書かれていますね。



そして、鎮守のお狐さんも居ます。



ここで有名なのが、狐塚です。



これも、商売繁盛を願う人たちが奉納するようですね。

伏見稲荷では大小様々な赤い鳥居を奉納しますが、
こちらでは、狐の石像なんですね。



大小800体のお狐さんが祀られているそうです。



こちらは奥の院。
文化11年(1814年)の建築で、昭和5年の大本殿の新築に伴い、
旧本殿の拝殿を奥の院拝殿として移築したもの。



旧奥の院拝殿を移転し、景雲門と名付けられたとか。
彫刻が細かくほどこされてます。



幟(のぼり)がぎっしり並んでます。
数が大多いので、通称千本幟と呼ばれるらしい。



さて、豊川稲荷の門前には、名物の「稲荷寿司」が売られています。
ここが発祥の地だとか。



創業110年以上という、山彦さん。
「よーいドン」で、たむけんが食べてましたよ~

なので、私とダンナも、こちらで昼食。



きしめんセット。1080円。
(うどん、そばでもOK。冷たいのでもOK)
せっかくなので、温かいきしめんセットで。
かんぴょう巻が二つとお稲荷さんが二つ付いてます。

しかし・・お出汁の色が濃い~~



でも、思ったより麺は細い。



稲荷寿司は、五目寿司が入ってしっかりした味です。



平日やし、人も少なめでしたけど、
年間500万人も参拝するって、やっぱりすごいですよね~


続きは、次回に。



琵琶湖疎水

2018-04-03 13:55:44 | 湖国日記
毎日良いお天気です、が、空が白っぽい!
青空やないんですね・・春らしいといえば、春らしいけど。
相変わらず、なんか飛んでるんやろうねぇ・・・



長等神社です。
天智天皇の命によって建立された神社とか。
馬神さまもおられるらしい。



長等公園です。
街なかの公園というところですが、長等創作展示館(三橋節子美術館)があり、
今週末には、こちらで、「あかりに映える大津京物語」開催するそうです → こちら

長等公園一帯にろうそく3,000本が並ぶそうです。
何年か前に行ったことがあるんですけど、
最近は、仕事等で行けてないです~

・・・夜の「灯り」は上手に撮影できなくて(涙)



青空が映えますね~
公園内のサクラ。



お弁当を持って来れそうなファミリー向けの公園です。



琵琶湖方面はこっち。



サクラも良い感じに咲いてます!

ここからUターンして、琵琶湖疎水の取水口あたりへ。
道路が狭くて一方通行の箇所も多く、車も混んでます~



琵琶湖疎水。

今年から、観光船が本格的に運航されています。

琵琶湖疎水は、琵琶湖の湖水を西隣の京都市へ流すため、
明治時代に作られた水路です。
当時としては、すごいプロジェクトですよ。

幕末の禁門の変などで京都は焼土となり、都は東京になって、
人口も減り、産業も衰退・・・

それを憂いた京都府知事の北垣国道が、灌漑、上水道、水運、
水車の動力を目的として、琵琶湖疏水を計画しました。

工場の誘致もですが、何より、これで市電を走らせたというのが、
明治の京都の発展につながったと言われてますね。
詳しくは、→ こちら

試運航の時に乗りたかったんですけど、
実際に運航が始まったと思ったら、サクラのシーズンは8000円ですって。
オフシーズンの平日やと、4000円かな。
お高いですわ~~  こちら


蹴上げまで、トンネルをくぐって、ちょっとコワイ??

今朝もやってたけど、疎水沿いはサクラや菜の花で、
めっちゃ、良い景色らしいです~~



アングルの良いところには、たくさんの人が、いましたね~

この橋の反対側は・・・



取水口のある琵琶湖側ですが、こちらもサクラがキレイ~



夜のライトアップも、キレイでしょうね~



駐車場に戻ってきて・・・こちらもサクラが満開。

お土産やさんで、名物の「力餅」を買い、



ここでしか売っていないという、
「弁慶のひきずり鐘まんじゅう」を買いました。



「力餅」は、浜大津に本店があるところですが、
なんせ、日持ちしないので、すぐに食べないと。

家に帰ってから、お茶しましたよ~



風味のある青きなこ。

「残ったきなこは、牛乳に入れて飲む、などしてください」って。
しおりに、書いてあるんです~~

ちなみに、弁慶の引き摺り鐘、写真を撮りませんでしたけど、
弁慶が、山門(延暦寺)との争いで弁慶が引き摺り上げたという鐘が、
残されていて、見ることができるんです。

三井の晩鐘も有名ですが、引き摺り鐘も、力持ちな弁慶らしい伝説ですね。

鼻がムズムズするし、喉がイガらっぽいし、
青空も広がらないし、もう、地元のサクラは撮れないかなぁ~




三井寺まで

2018-04-01 14:10:56 | 湖国日記
花粉、いっぱい飛んでるみたいですね。
というか、他のもんも飛んでるんやろうな~

顔もかゆいし、喉がイガらっぽくて、朝から声が出にくいです。
花粉症というほどでもないけど、鼻炎にはなりやすいです。
鼻詰まりすると、喉をやられるしね。

一昨日、あまりに良い天気で、サクラも満開・・・なので、
いてもたってもいられず、三井寺まで出かけました。



天台宗の総本山園城寺。
天智、天武、持統天皇の産湯に用いた霊泉があることから、
御井(みい)の寺、とよばれたことから三井寺とも呼ばれています。



仁王門、重要文化財。



釈迦堂。重要文化財。
中世の食堂様式。釈迦如来を祀ってあります。



石段を上がって、金堂へ。



本尊は弥勒菩薩。
豊臣秀吉の妻・北政所が再建した桃山時代を代表する建築。国宝。



大きな建物です。



サクラを入れて・・



こちらにも咲いています。



一切経堂。重要文化財。



三重塔。重要文化財。



奥にあるのは、唐院。重要文化財。
開祖・智証大師の廟所。





シダレサクラは、まだツボミでしたね~

ここから奥へいくと、西国三十三所観音霊場の十四番札所へとつながります。



少し右折して・・・



石段を登ります。



観音堂。
本尊は如意輪観音。

ここからは琵琶湖を眺望できるんですが、
サクラも満開で、琵琶湖も見えにくい~?



ちらっと見えます??



長等へ続く階段のところから、琵琶湖を~

空がキレイ~~

石段を一気に下りて来たらおそばやさんがあって、
そこで、昼食。



ふじの木茶屋さん。



てんぷらそば、七百円。

さて、ここから、長等公園まで歩いて、琵琶湖疎水へまわり、
駐車場へと戻りました。

そちらの写真は、次回。

ダンナが休みやったんで、一緒に行ってきましたよ。
久しぶりの三井寺、って言うてましたね~
卯年の年明けに、三井寺のそばにある三尾神社(うさぎを祀ってる)
まで来たと思うから、それ以来かな。7年ぶり???

私は、それ以降に、この辺りへは何度か来てますけどね。

三井寺は昨夜からライトアップしてるそうです。
昨夜は、ブルームーン(1ヶ月に二度目の満月)と合わせて、
ステキな写真を、友だちが送ってくれましたよ~

来週も、前半はお天気良さそう・・サクラ、いつまで見られるかな~