団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

ベルリン交響楽団

2010-07-11 07:19:30 | 音楽
                ベルリン交響楽団

                               2010年7月10日(土)

 欲求不満でイライラしていたのですが、最後のアンコール曲エルガーのエニグマ変奏曲より「ニムロード」には涙しました。
 指揮者からローマ字語で、(原爆犠牲者の)「慰霊のために」と説明がありました。
 初めて聞く曲でしたが、原爆の犠牲者の魂を落ちつけ沈めるように静かに始まり、最後は人々の平和への願いが大きなうねりになり高揚した余韻で終わります。


 欲求不満でイライラしていたのは、このオケにダイナミズムがなかったからなのです。オケが小編成(70人程度)だからという訳ではありません。指揮にももう少しメリハリが欲しかったです。
 アンサンブルは見事と思いましたが、ダイナミズムがないと、気の抜けたビールのようです。

指揮:リオール・シャンバダール
ピアノ:アンドリュー・フォン・オーエン
ベルリン交響楽団

エルガー:「威風堂々」第1番
ベートーベン:「エグモント」序曲
 この曲は、楽団の希望により追加されたということです。私、初めての経験です。
ベートーベン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(アンコール)
ベートーベン:「悲愴」より第2楽章
ベートーベン:交響曲第5番「運命」
(アンコール)
ビゼー:組曲「アルルの女」よりファランドール
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
エルガー:エニグマ変奏曲より「ニムロード」
 
 終演後、聴衆からベルリンフィルと勘違いしているのではなかろうかという会話が聞かれました。ちょっとアナタ、ベルリンフィルは9000円では聞けませんよ、30000円要りますよ。

 ベルリンフィルが広島に一度来たことがあるという話を、演奏を聴いた人から40年位前に聞いたことがあります。死ぬまでに一度はどうしても聴きたい。



2010年7月7日、広島市中区「広島国際会議場フェニックスホール」。





 このホールは、アリーナ形式にもなるんですよ。






 このホールは平和公園の中にあるのです。
コメント (1)
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