団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

トヨタ小型HV

2010-07-17 08:03:13 | 環境車
                 トヨタ小型HV

                               2010年7月17日(土)

 トヨタよ、ここまでやるか?
 14日の朝日新聞には、日産の新型マーチの記事と共に、トヨタが来年末に発売を予定している小型HVの記事が載ってました。(中川記者の記事ですが、意図的にブッツケタように思われます。)

 今回の新型マーチの売りは、アイドリングストップによりクラストップの燃費(1ℓ当たり26km)です。
 ところが、トヨタの小型HVは1ℓ当たり43kmとマーチの1.65倍です。マーチが霞んでしまうのは間違いありません。

 問題は価格ですが、トヨタの小型HVは150万円程度を目指すと書いてあります。マーチがこれに対抗するためには、どの程度の値段なら良いか。
 まず、車格差が約10万円あります(エンジンの排気量差及びHV車の上質な乗り味を考慮)。次に燃料代差ですが、実用燃費を10・15モードの約7割として1ℓ130円で計算してみて10万キロ走行で約28万円付きます。合計すると38万円。つまりマーチはトヨタの小型HVに対抗するためには112万円以下の値付けをしなければならないということは、相当厳しいです。
 マーチは99万9600円~164万4300円。

 マーチよりもっと深刻なのは、10月に発売されるというホンダのフィットHVです。10・15モード燃費が1ℓで30kmと言われてますので、トヨタの小型HVに大きく差を付けられています。(10万km走行で燃料代差約18.7万円)140万円以下でないと、ホンダのインサイトvsトヨタのプリウスの二の舞になるのではないでしょうか。(プリウス圧勝)

 EVでもHVでも存在感が相対的に低下しているホンダですので、ここは思い切った戦略・戦術が必要と思います。
コメント
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