拷(ゴーン)問
2018年12月23日(日)
期待をさせておいて、それを裏切るというのは、メンタル的にかなり衝撃になるということを聞いたことがあります。
戦争で、捕虜に対して偽情報を流すんです。例えば、A国がB国の捕虜に対して、B国の方が戦局が有利だと噂を流すんです。するとB国の捕虜は解放が近いと期待するんですね。ところが、その後に反対の噂を流す訳です。すると捕らえられていたB国の捕虜は、愕然となる訳です。実際にこのような、ある意味拷問をしていたそうであります。
ゴーン氏も保釈が近いと見込んでいたものと推察されますが、再逮捕により、メンタル的に衝撃を受けているハズであります。正にゴーン氏にとっては、「拷(ゴーン)問」と言えるかもしれません。
21日の朝日新聞です。勾留は一般的には10日で、延長の10日を合わすと20日になります。今回、年末年始が6日ありますので、実質的な取り調べ期間が少なくなることが検察にとっては痛いところであります。
海外からの批判で、「人質司法」と言われる、自白強要の取り調べ方法が批判を浴びています。人権に配慮するか取り調べを優先するか難しいところです。今回のゴーン事件を契機に見直しが行われるかも知れません。
何時から裁判が始まるか分かりませんせんが、私は法廷で検察、被告人双方の主張を早く聞いてみたいです。
法律に違反するかどうかは別として、ゴーン氏の日産私物化の実態が明らかになり、ゴーン氏は正にゴーンパーソンになっていくものと予想されます。
https://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/d318cd03b935f0516e3700c11966bc1a