水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

新人戦

2010年12月01日 | 日々のあれこれ
 年が明けて早々に行われる吹奏楽新人戦に初めて参加する。その抽選会で埼玉栄高校さんに。
 地理的にはお隣と言っていい学校さんだが、ほとんど交流はなく、めったに足を踏み入れることはない。
 いつもそばを通る時は、大滝理事長がいらっしゃると思われる方向に深々と頭を垂れるのみだ。
 抽選会は理事長自らご参加なされ、「今回の審査員は作曲家の方ばかりをお願いした。楽器の先生の場合自分の楽器中心に聞いてしまい、音楽そのものの評価がされないように思える方もいないではない。どんな音楽をつくっているかを審査してもらおうと思ってそうしました」というお言葉に泣きそうになり、一生理事長にお仕えしたいと思う。
 この大会はまだ参加校が少なく、大宮高校さん、越谷西高校さんといったメガトン級の学校さんと同じ土俵で競うことができるのは幸せだ。
 参加校のデータを見ると、上記の学校さんや、久喜高校さん、越谷南さんといった県大会常連の学校さんと比べて、本校も人数ではひけをとらない。
 1、2年60人の部員は、最近にしてはふつうか、ちょっと少なめかなという感じがしてたが、それはぜいたくな感覚だ。
 大事なのはその全員がきちっと戦力になること。顧問も含め60数名がTuttiになること。
 これが一番だいじなのだが、一番難しい。
 これができてないから、前に進めてないのだ。
 わかってはいるのだが … 。
コメント
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