水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

センター一年前

2011年01月15日 | 日々のあれこれ

 センター試験一年前ということで、2年は学年集会。
 一年後、試験開始のチャイムの時点で結果は決まっている、今日からしっかり準備をしよう、勉強だけしててもだめ、人間そのものを充実させないとだめという話をし、そのまま進路指導部発行プリントの原稿にした。


 ~ 何らかの事を成し遂げる人がいて、成し遂げられた結果としての事がある。人と事との関係は、土と実の関係に似ている。立派な実、味のよい実、ずっしりとした重みのある実をつくるのに必要なのは、肥えた土地である。それは化学肥料を投与してつくる土地ではない。やせた土地によそからもらってきた立派な苗を植えても、よい実はならない。土がよければ自ずから実る。つまり、事を実らせるには、人を肥えさせなければならない ~

 では人を肥えさせるにはどうすればいいか。
 ○○君という土壌を肥えさせるにはどうしたらいいでしょうか。
 たぶん特効薬はありません。
 いつもの話の繰り返しになりますが、ルーティンをきっちりとこなしてゆくことしかないと思います。
 朝起きて、ごはんを食べて、登校して、あいさつして、授業を受けて、掃除をして … という日常を淡々とこなしてゆくこと。
 日常そのものの質をあげていくこと。
 決まった時間に机に向かい、決めただけの勉強をする。
 地味なことのくりかえしによって、土壌をじっくり育てていくのです。

 
 でもこれは、3年前も使った文章だ。内田樹先生の言い回しをアレンジして書いた記憶がある。6年前かな。
 が、決して使い回しではなく、成長してないのでもなく、ブレてないのだ、と自分に言い聞かせる。
 
 午後は、明日の新人戦に向けての最後の練習。
 積み込みを終え、校舎の戸締まりをし、センターの問題がネット上にアップされるのを待つ間に、ウニクスのTSUTAYAさんに行き「おとなの週末」最新号と、中谷彰宏『人生を変える自分ブランド力』を買ってくる。
 そうこうしてるうちに、問題が載った。今年も東進さんが一番はやかった。
 さあて、どんな感じだろうか。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする