極寒の久喜で、はじめて新人戦に参加させていただいた。
この日、高校の出場は7校。2校に送られた金賞はならなかったが、銀賞を受賞することができた。うれしかった。
今回、課題曲は自分たちの一番苦手なタイプのものを選んだが、じっさいにとんでもない苦労をし、いただいた講評用紙でも、いろいろな注意をいただいた。
まさかここまで出来ないとは思ってなかったが、いい経験だ。
曲としてあっているか以前に、課題曲をちゃんとやるのがいかに難しいかを実感するのが大事だった。
それに、ここまであらが目立たない曲が仮にあったとしても、実際にはちゃんと吹けてない場合、点数はいただけないのだ。
Aに出場するようになって数年、それだけはいやというほど思い知らされている。
だから、今回の「シャンソン」は、今後も時折演奏し、今日の演奏と聞き比べて上達しているかどうかの確認に使っていきたい(それにしても、賞がもらえるととたんにやる気になる、この現金さ)。
自由曲は、どの先生にも高評価をいただいたが、きっと本校に合っている曲なのだろう。たしかに、クラシックのアレンジ曲をしっとりと歌い上げるタイプのも曲はきびしいだろう。
こっちの路線に活路を見出していくのは、正しい方向性かもしれない。
みんな、好きそうだし。
夜、仲間の先生から「よかったね」との電話をいただく。
ほんと寒かったけど、行ってよかった。