2月11日(木)
けっこう疲労はあるはずなので、雪があがってほしいなあと思う三日目、そのとおりになってよかった。
午前中はくもりで、午後からは晴れ。夜中に40㎝ぐらい積もっただろうか、ゲレンデ状態も良好。
生まれたての子鹿状態だった初心者組も、自力歩行が可能になってきた。
脱臼の疑いがある子を診療所に連れていった以外、シップを下さいと言う子さえいなくて、保健の先生が「ヒマでもうしわけない」と言うのだが、それが理想だ。風邪ひきもいなくて、保健室用の部屋はずっと使用してなかった。
ナイター参加者は少し減った。
夜、熱が出た子がいた。翌日帰宅だから、一晩寝かせて様子を見ようということになったが、夜の消灯点呼のあとに相当あがったので、診療所にいくことにした。インフルエンザの疑いが強いということだった。
2月12日(金)
最終日は、午前中フリー滑走を行って帰宅となる。
快晴。気温もあがった。四日ともいい天気であることを望むのは虫が良すぎる。
だとしたら、前半雪で後半よくなる今年のパターンは悪くないな。
追い出しをして、自分は本部待機の係。合間をみておみやげを買い、実習からあがってくる子を待つ。
インフルエンザの疑いのある二人のお子さんは、おうちのかたと連絡がとれたので、川上先生のつきそってもらい、一足先に新幹線で帰ってもらうことにした。越後湯沢から大宮まで小一時間。上越だと、そのへんが楽だ。来年は北海道か。
気持ちよくすべって、ぞくぞくとホテルにもどってくる。
点呼をし忘れた子が本部前で叱られる光景も、風物詩といえよう。
お昼はカツカレー。カレーという食べ物は、どうしてこんなにはずさないのだろう。
昼食後、予定より少しはやく宿を出ることができ、16時前には川越駅に着く。
終わってしまえば三泊四日はあっという間だった。
学校へもどり学校長に電話をいれ、机の上の郵便物をしまってもまだ明るいくらい。
南古谷ウニクスで「キャロル」を観て疲れをとった。