玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

春夏秋冬

2021-01-01 22:31:32 | 挨拶

四十歳の頃に信州にテニスに行きました。夜空を見ながら、仲間の一人が「人生は春夏秋冬に似ている。我々の歳は秋だな」と呟いた。その時は「そうだな」と相槌を打って、頭の隅にその言葉を残した。

それから何年か経って、中国の五行陰陽説から青春・朱夏・白秋・玄冬の考え方を知った。

振り返れば、自分の青春は「大したことは何もできなかった」、朱夏は「まあまあ自分なりにやれたかな」と思う。

ずっと朱夏でありたいと思ったが、既に「白秋」の時代になっていた。

やがて白秋も必ず玄冬へ入る。玄冬の色は黒である。どうしても人生の最後の季節という暗闇に躊躇していた。

今年は新型コロナ二年目となった。全く終息する気配はない。そろそろブログのタイトルを変える時期となったようです。

2021(令和三)年から「白秋から玄冬へ」とタイトルを変えました。

 

謹賀新年

 

 

コメント
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