一応、ネットで綱領を観ました。
≪私たちは、…日本国憲法が掲げる「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」を堅持します。私たちは、…未来志向の憲法議論を真摯に行います。≫
ということは、真摯な憲法議論の後は何をするのでしょうか?九条を変えたい自民党とともに改憲する余地を臭わせている。
この党の前身の「民主党」には、自民党竹下派の系統、自民党系「さきがけ」「日本新党」の系統もある。結局、世襲ではないので自民党の公認を貰えないから民主党から出ている議員もいる。だから、綱領にはっきりと九条を守ると書けないのでしょう。
山口二郎によれば、この党の前身の「民主党」は安保関連法案の反対を最初は明確にうち出せなかった。(『民主主義をどうしますか』七つ森書館)
辺見庸によれば、「プラカード」を事前に作っていて、それをかざして、憤慨の同じ顔をテレビに向けていた野党議員たちが居た。(『1★9★3★7』金曜日)
如何にも「反対してます」というオーバーアクションで子供だましの寸劇を私も見た。
残念ながら、この国の野党第一党も反自民と非自民しかいないようです。
安い金で御用企業に多額の利権や公金を与える自民・公明の与党もいれば、ただ国会議員という地位という利権にしがみ付いている野党もいる。
名前なんか、タダの「民主党」でいいんじゃないですか。