玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

貧すれば鈍した国

2022-03-25 15:27:08 | ブツブツ

嘗て母から聞いた関東大震災のこと、決して戦争の話をしなかった父の背中、そうしたモノの重みを自分なりに想像してここまで生きてきたが、阪神淡路大震災、東日本大震災を見た。

既に身体はヨレヨレ、残す時間もそう多くないと、静かな老後を過ごそうと思っていたら、ここに来てコロナというウィルスに襲われ、「感染症」という疫病の脅威を目の前にした。

ジッと頬被りして、自粛していれば、厄災という類はきっと頭の上を通り過ぎてくれるものと思っていた。しかし、あまりの政治家の無能さに腹が立った。この国の永久与党である自民党なる議員の頼りなさ、頭の悪さ、性格の悪さ、がよく分かった。それ以上に、野党第一党の頓馬さや、動きの悪さ、視界の狭さに、腹が立った。

もうこの国は、モノづくりの巧みさや技が評価されないIT空間の世界では、経済的な優位の立場は戻ってこないだろう。個人としては、もとより豊かさや贅沢は求めていないが、自分なりに自由に動けること、考えられることだけを求めていた。

それすら段々困難な状況になるのではないか。まさにこの国は「貧すれば鈍す」である。

政治家の劣化や愚鈍はもはや日常化して、年金老人に5千円をくれるとか!5千円で票が買えると思っているのか!それは山口県や広島県や新潟県や京都府の話だろう。ということは、ほぼ全国ということになるのかな?この国の選挙というモノは金で票は買うモノなのかもしれない。

でも5千円もらっても自民党には入れないよ。それより駅で寝ているホームレスやネットカフェをねぐらにしている人たちにお金を上げて欲しい。それを要求するのが野党の役割だろう?それを意見形成できない野党にも入れない。

式次第が無いと、ゼレンスキーに拍手もできない小心者の政治家は要らない。みんなで投票ボイコットするのも良いだろう。あるいは投票率が50%切ったら選挙を無効にする法律を作って欲しいものだ。そしてその選挙区の候補者は全員落選というのはどうだろうか。

近頃、小さな葬式が普通になった。

コメント (1)
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