昨年の交通事故で数秒間意識がなかったので、偶に認知能力が落ちることがある。
沖縄で座り込みしている人に「辞書に載っていない」とかケチをつけた男の名前を思い出せない。この世で辞書が絶対の正解ではあるまい。
ただ思う事は、人々が何故その事を知ったのか?
独りで現場に行って、勝手にYOU TUBEで流したのなら解るが、メディア関係者と一緒に現地に行って、その場の出来事をメディアが流したのではないか!
騒ぎが起これば、又は意図して起こさせれば、やはりニュースとなる。各メディアは沖縄を冒涜した男と共同行為をしたことになる。
1931年9月18日の満州事変後、朝日新聞は「満州の中国人は満州独立国の建設を目指すことで意見が一致している」と報じた。
エドガー・スノーは奉天で中国人(袁金鎧)に取材した。「ここではすべてが日本人顧問の言いなりになっていることを、世界が知って欲しい」との訴えを聞いた。スノーはその事を米国の新聞に打電した。(『新聞と戦争』朝日新聞社より)
朝日新聞は関東軍の行動を擁護した。この圀の報道メディアは自我、矜持が薄い。かつての戦争への道のりを、いま又、メディアが先導している。