「へつらう」の漢字「諂う」は、確か論語の中に出てきた気がする。
この国の新しい辞書の広辞苑では、「人の気にいるように振舞う」とある。古い辞書の言海では、「侫ス、媚ブ、等々」。
辞書によって説明が違うのが一寸おもろい。
ヒトに簡単に諂う者は、他人にも自分への諂いを求める。トランプと安倍晋三にそれを見る。パンケーキの政治記者とスガにそれを見る。
いまキシダは誰に諂っているのか。あのお方は周りのうるさいヒトに諂えば、自らの身は安泰だと思ってゐるのではないか。
近頃は忠実な名誉白人としてG7の首長たちに諂っているようだ。
ただ彼の致命的な欠陥は、色々な方面に諂っても、主権者である国民に諂わないことかもしれない。