キシダは武器爆買いのお土産を抱えてバイデンに会いに行き、帰ってきたら得意顔でスガに云うのだろう。「あんたはジャンボ・バーガーしかもらえなかったが、私は何度も肩をニコポンされた」と。
かつて、同じような政権があった。外国からは「冷えたピザ」と云われた小渕恵三だ。このときも強硬派に押しまくられて「堤防が決壊した1999年」と作家辺見庸に云われた。
この年に、労働者派遣法改正/周辺事態法/盗聴法(通信傍受法)/国民総背番号法(改正住民基本台帳法)/国旗国歌法が成立した。
その状況が現在の混迷と重なって来る。
小渕のことを「空」と誰かが云ったそうだが、岸田は「無」なのかもしれない。
小渕は人が良さそうだけど他人の言いなりに、岸田は人が悪くなさそうだが、総理という地位にしがみ付くだけで、この圀の将来プランは全く持っていないようだ。
この圀は何処に漂流していくのだろうか。
ヒトのいない喫茶コーナーは注文する気が起きない。