ロシアのウクライナ侵攻のニュースで、必ず武器の話が出てくる。マスコミは必ず防衛の専門家や自衛隊の偉い人たちに説明させている。いつの間にか、軍備、作戦、そして「戦争」が日常用語化することを、懸念ではなく、本当に恐れている。
マスコミはよく世論調査をやるが、「軍備の拡大は必要か」と聞いて、また、別問で「増税は必要か」と聞く。全くおかしい聞き方だ。
「軍備をしたら金が掛かるが、それでも軍備が必要と考えるか?」とまで突っ込んで聞くべきだ。武器を買うより、食糧確保や賃上げや子供を産める環境の整備との比較の設問をしなければ、まともな世論調査と言えない。
近頃、わざと頭脳や配慮を足りないように動くマスコミ人が多いのが気に掛かる。
官僚は忖度しなければ出世はできまい。マスコミも政府や上司への忖度なのか?
誰にも忖度しないのがマスコミの使命だと思うが、時代遅れなのかな…