玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

圀が「電通」化

2023-03-15 18:43:38 | ぼやき

先日読んだ本に、「昭和11年、新聞連合社(連合)と日本電報通信社(電通)の二大通信社が軍と政府に指導されて合併し、「同盟通信社」となり、その支出の30~40%が政府からの助成金だった。」(『新聞と戦争』朝日新聞社より)とあった。

戦後、その同盟通信社が「電通」と「共同通信」と「時事通信」に分かれた。

「電通」とは戦前からの由緒正しき国策会社で、今も依然として政府の興業的な仕事を一手に受注し、そして中抜きし、時に談合し、それでもヌケヌケと肥えていく。不思議な企業で、又それを許すこの圀の有様である。

結局、「電通」のためのオリンピックだったのか!

近頃は圀の事業広報(マイナンバーなど)がテレビやネットでよく見るが、その費用は税金なのだろう。ただ電通などの広告会社とテレビ局が儲かるだけではないのか?

今回の「放送法」の一件で判ったが、テレビの圀への電波料は僅か数億円らしい。巨額な既得利権となっている。事実を伝えるニュースを政府に忖度して政府広報化にして、純粋な政府広報は広告料を貰う。これって利益相反、いや本末転倒というべきかな。

どちらにしても「電通」様のご無台には飽き飽き致しました。少なくとも霞が関の高級官僚の天下りを止めてください。

コメント
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