先日、ネットの「アーク・タイムス」で、児玉龍彦が「1986年の半導体協定からこの圀はおかしくなった」と言い出した。横に座っている金子勝が何も異を唱えなかった。二人は教育大付属駒場校の同級生だそうだ。
片や医学者、もう一人は口うるさい経済学者、二人が旧い仲だからではなく、多分同感なのだろう。その時代に実際に社会で生活していた時に確かにそう思ったのであろう。
孫崎享『戦後史の正体』によれば、「日本の半導体は圧倒的な優位であったが、米国の圧力により、米国から半導体を20%以上買う約束をさせられた。→「通商法301条」によって、日本からのパソコン・電動工具・カラーテレビの関税を100%引き上げた。→1988・7・14「日米構造問題協議」が日米首脳会議で決定する」とある。
今や、日本は米国の指示通りに台湾の半導体を守るために自衛隊は米国軍の属軍となって、しかも防衛費倍増で米国の言い値どおりに武器を買わされる。
これでも若い人は怒らず、福祉や年金を抑えるために高齢者は集団自決しろ!と云う米国の大学の不見識な助教授をマスコミは嬉々として使っている。これは米国の二度目の占領であろう。
〇道ばたの春
オオイヌノフグリ
名前がピンとこない。別名:ベロニカ、瑠璃唐草とも言う。