今この圀は消化不全だった東京オリンピックを横にどけて、WBCのヒーローたちの躍動に酔いしれている。
他方、国会では「放送法」関係の公文書の流出で、「捏造」というヒトが「信用できない」と云えば、「じゃ、何も言わない」と開き直る。何と低レベルな国会論争か。
利害関係のあるマス・メディアは、WBCの視聴率効果に泥酔して、放送の自由に全く関心がない。マスゴミはまさに猫に小判の自由度だ。情けなさを通り越し、みっともない程腑抜けた現状認識、さすが報道の自由度71位の面目躍如だ。
「放送法」の解釈を総務大臣がしたとしても、抑々国会で決めた法律を行政の閣僚に法の解釈権限があるのだろうか?感想ぐらい云っても良いけど。
それでも従った各テレビ局は、単に怯懦、または例の忖度であろう。
当時は不了解ながら大臣答弁を作成した総務官僚が、妖怪の孫が消えて、パンケーキオジサンが弱って、やっと解放されて、のっそりと穴から出てきたのだろう。それにしても迫力のない焦点の惚けた国会の内外の論争だ。