本来ならNG記者をJ社と共に非難する側かと思ったNHKが、逆に夜7時のトップ報道でJ社の茶番会見の証拠をスッパ抜いた。なんか奇妙な感じがした。
「一月万冊」の安富歩がそこに国家責任の論点ボカシがあるのではないか、との指摘に感じるものがある。
確かに阪上善秀自民党議員は平成13年4月13日に「青少年問題に関する特別員会」で関係省庁の幹部級に対してJ社の性被害の調査を各省庁に要請していたのである。
結果として、20年間以上、政府とくに警察、児童福祉法関係省庁は、それを無視したことになる。
岸田政権が国連の日本政府の不作為の非難の逃げの手を打って、政府広報のNHKを使って、 世論をJ社批判に集中させて、 政府自ら責任を逃れようとしているのではないか。