玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

実は二つの法体系がある

2018-03-23 11:33:02 | 政治

日本という国は二つ法体系で出来上がっている国であること。一つは憲法であり、もう一つは日米安保条約だという。近現代政治研究者の白井聡氏は「表面的には憲法が最高の存在になっているが、実はもう一つ、隠れた法体系が存在する。それは日本とアメリカで結ばれた密約の数々である」とも指摘する。

不思議なことだが、未だかって、この国ではアメリカに認められた政権しか長続きしない典型例をあげれば、最近で一番記憶に残るのは、訪米を二の次にした鳩山政権、しかも米軍基地を動かそうともした。俗に云う虎の尾を踏んだわけである。あのあっけない、あたかも自滅に見える崩壊であった。

だからこそ、日本の主体性を求めるならば、もっと解りやすく言うならば、真の独立国家になるためには、憲法改正の前にすることがあるだろう!!!


ー2枚の写真は世界一周中の女性獣医師のブログ『animal traveler』より転載。ー


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推定有罪

2018-03-22 10:00:42 | 時事

国の最高意思決定機関である国会で、国民の代表者である議員の質問に対して、行政機関の最高権力者である内閣総理大臣の答弁に擦り合わせをしていない事務官僚の答弁などある筈がない。

すべてが事前に完璧なすり合わせを行っているのがセオリー。

theory - cube with letters, sign with wooden cubes

通常は国会での官僚の答弁は、あくまでも総理大臣、所管大臣の答弁を補強する事務レベルの答弁である。

また、その答弁に合わせて、独断で決裁文書を改竄するなんてあり得ない!なぜだか、急に理財局長が独任制機関のトップであるかのような偉いポジションになってしまった。

子供を騙すような言い逃れをするのがこれまでのABE政権のやり口であり、それを常識ある人を驚かすほど平気な顔で言い放つ。彼らは恥がない、そこが恐いのである

Justice Concept on Triangle Background.

首相、官房長官、官邸、財務大臣、事務次官、大臣官房、主計局長、等、すべて擦り合わせている筈である。一応私見と言っておきますが、有罪と推定するのが普通です。

春近し

 

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うなぎ屋

2018-03-21 10:00:15 | グルメ

東京から湘南に移った時に、友達から「うなぎ屋」の紹介を受けました。

鎌倉の「つるや」は敷居が高く、文士が通った藤沢本町の「うなぎや」は数年前に廃業しました。

今は藤沢駅ビル地下の「みのる」でウナギを買って家で食べている。浅草の中級のうなぎ屋に味が似ているのです。身が薄く、たれが甘くないのが気に入っています。よく山椒が合います。

年とったら、ステーキよりもウナギです。歯を折る心配がありませんから。

浅草『小柳』

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職業の二面性

2018-03-20 10:25:36 | 雑感

二面性を持つ職業がある。

例えば、官僚や役人は全体の奉仕者であるということだが、実際は行政の総てを裏で取り仕切る統治者であったり、また国会議員は国民の代表者である筈なのだが、選挙に当選するや、万歳した翌日から、国民の支配者に変身する。

evil monsters villains

おかしな職業群である。

今この人たちが国会で頑張っている。なんの為に頑張っているのか、国民にはさっぱり解らないが。

日本は明治以来の官僚国家だと疑わなかったが、どうも最近はおかしくなっている。案外、もろかったのか。

また、国会で”文書改竄””書き変え”と主張する安倍政権や官僚に、かつて「敗戦」「終戦」と言い替えた愚者たちを重ね合わせてしまう。

 

 

 

 


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見せかけだけの民主制

2018-03-19 10:20:14 | 時事

新自由主義の影響で“見せかけ”ばかりの世の中になった、という。割烹着姿の美人研究者、ハーフのような顔をした偽学歴の経済評論家、結局「見た目」がすべて。そうだとすれば、今の首相は見た目が良い方だろう。

しかし今の政権は何を求めてうごめいているのだろうか。石の上にも三年、やっと民主党から取り戻した政権を必死に守るのは良いが、その果実をかじることに汲々としていないか。

そのために、自民党が選挙で勝ちとった政権なのに、その出身である党を裏切り、騙し、果ては国民の代表である国会、つまり立法権すら欺き騙そうとしている。まさに国家的犯罪でもある。

官邸やその取りまきたちは、自民党の成果を取り上げ、私物化した、民主主義の基本すら無視しようとする権力亡者の集まりである。実は、彼らは民主主義が心の底から嫌いな人達なのかもしれない。

岩手県・一関で見た大樽

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