日本という国は二つ法体系で出来上がっている国であること。一つは憲法であり、もう一つは日米安保条約だという。近現代政治研究者の白井聡氏は「表面的には憲法が最高の存在になっているが、実はもう一つ、隠れた法体系が存在する。それは日本とアメリカで結ばれた密約の数々である」とも指摘する。
不思議なことだが、未だかって、この国ではアメリカに認められた政権しか長続きしない。典型例をあげれば、最近で一番記憶に残るのは、訪米を二の次にした鳩山政権、しかも米軍基地を動かそうともした。俗に云う虎の尾を踏んだわけである。あのあっけない、あたかも自滅に見える崩壊であった。
だからこそ、日本の主体性を求めるならば、もっと解りやすく言うならば、真の独立国家になるためには、憲法改正の前にすることがあるだろう!!!
ー2枚の写真は世界一周中の女性獣医師のブログ『animal traveler』より転載。ー