玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

新聞記者

2021-02-19 10:36:09 | あれこれ

昔、うちの親戚に新聞記者が居た。夏の午後に社旗を翻してジープで来たことがあった。格好の良い職業だと思った。しかも彼はスポーツ刈りだった。その職業に憧れた。

ある時「公平な基準で記事が扱われない」と文句を言ったら、「新聞は毎日何ページかの紙面を作るので、どうしても記事の量によって扱いに差が出てしまう」と子供の私に丁寧に説明してくれた。

もうその人は居亡い。彼は途中で記者を辞めて研究に入った。高名なジャーナリストにならなかったが、大著を残した。

十年ぐらい前に老記者と知り合った。彼がふと「何故大阪都構想は成立しないのだろう」と聞いた。

「大阪市は浪花、プライドがある。例えば、横浜も、神戸も、名古屋も自ら都に成ることがあっても、県に入れられて都に成ることは嫌なんじゃないのかな」と勝手な見解を言ったら、妙に感心してくれた。

彼は足で調べる昔気質の新聞記者だったのかもしれない、…。

 自粛下の一寸外食気分、かな。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うんざりすること

2021-02-18 11:05:07 | ブツブツ

時たま、この国の報道が信じられなくなる。

あったことを報道しなければ、あったことが結局無かったことになってしまう。

大げさだが、そう思うことが多い。

カレル・V・ウォルフレンは“横並び報道の日常化”と括っている。

大切な事実が、猥雑な事件の喧騒でかき消せられることもある。

結局、無かったことになる。

外国人は言葉の壁があるが、その浸透する目は信頼できる。

彼は“日本の新聞の解釈がどれも驚くほど似通っている”と言っている。

画一的な日本の新聞報道によって、日本の政治的な現実は形成されていく”とも。

これらが日本の習慣や風土ではなく、誰かが意図的にやっていたら、実に厭なことだ。

コロナ禍で、「37.5度以上、4日間以上の高熱」「PCR検査はむやみにやれば医療崩壊になる」こう言った政府、こう報道したマスコミ。

ワクチンは本当に来るのか?それで、オリンピックは1年延期にしたのではないのか。

彼らを信用していない、が…。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美は主観です

2021-02-17 11:03:02 | 

長期のお務めに敬意を表してこの本を読みました。

この本は起承転結ではなく、前半に言いたいことを並べて、後半は単に嵩増し。

まず自分の原点があって、国家があり、ナショナリズム、日米関係・・・。

中々能弁で、今の人とは正反対。

「個人の自由を担保しているのは国家なのである」と。

個人の自由を守れないような国家は存在の意味がないのでは?

「私たちが守るべきものは国家の独立、つまり国家の主権です」と。

国民が主権者であって、その国民が国家の在り方(主権)を決定していくのが民主主義では?

延々と平行線になります。

若い頃は映画製作が夢だったとか。

確かに「ミリオンダラー・ベイビー」を例にした「帰属」の意味には迫力がありました。

美しい国にするプランや夢がないのですね。ただ御自分が美しいと思う国や制度にしたいのですね。それがよく判ります。

日頃本を読まない若い人には劇薬になるかもしれない、と心配しています。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弁えること

2021-02-16 11:20:38 | 時事

変種自民党の内部ヒエラルキーの自浄作用は到底機能しないでしょう。

また岩盤支持層である財界、商工会議所、青年会議所、農協族、等はこのコロナ禍で国家財政の分捕り合戦で支持基盤も分断化されるでしょう。

これは地盤変動の前兆であるが、この国の政党は、「民主党の変」以来、共産党以外に純粋の野党があるのでしょうか。

公明党は変種自民党に感染してしまった従順自民党。維新はさらに感染力の増した超自民党である。

立憲民主党はこの国のアベノミクスからの脱出策を構築できずに、数だけを増やす仮装自民党の方向に進んでいる。

今一番大切なことは、普通の国民の為に国があり、特別な国民の為に国があるのではないこと。

このことを人々が<弁えること>であろう。本来の「物の道理を知る」という意味で。

「天保七年申二月日」かな。その奥は「大山みち 相州高座郡 上土棚村」と読めます。多分、…。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わきまえない人々

2021-02-15 11:03:32 | 時事

今世の中は「わきまえない女」が男女差別の方面から湧き上がっているが、「服従しない人々」の群れが実は女性だったということでは…?

民主党政権三年の後に復活してきた変種の自民党はまるでノーメンクラーツ(共産貴族)のように独裁的で、しかも縁故主義に支えられた世襲の議員屋の群団だったことが、このコロナ禍で見えてきました。

その一番の長老が自分の空気に従わない連中の顔を見たら、それがみんな女性だった。

残った多くの男達は変種自民党に巣食う既得権者の群れだった。

世界では「女性差別」という面で批判されているが、実はその背景には、普通の感覚で困難である「オリンピック」開催を特攻精神で敢行しようとする事への強い非難であるような気がします。

時には人々は<わきまえない>態度を学ぶことも必要でしょう。

そろそろ自然が怒りだしたのか、一昨日の晩にまた大きな地震がありました。

「復興五輪」などと「嘘」を言うな!とのような・・・。

先日のウォーキングで庚申塔を見つけました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする