「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「復活の予感」

2025年01月29日 | 宴会・会食

                

少なくとも5年、どうかすると6年くらい無沙汰が続いた、名付けて「美男美女の会」略して「美々の会」。名前からしてあまり謙虚なタイプの集まりではないのが伺い知れる。
元同じ釜の飯を食って某製紙会社岩国工場を支えた、と本人たちは思っているちょっと厚かましい会でもある。
厚かましかろうが謙虚さに欠けようが、それぞれの職場で持ち場で、間違いなく大切なポジションを経験した強者の男子4人と女子5人。今日はこれだけしか集まらなかったが、他に数人の男子が名を連ねる気の置けない仲よし会である。

久しぶりの招集なので「どんな内容にしよう?」という相談を受けていた。ご無沙汰以前は間違いなく夜の会であった。が、皆さんご高齢の仲間入り、そろそろ宗旨を変えて昼間の招集にしようと。「先ずは久しぶりの集いなので昼食会」とし、アルコールは個人の判断に任せることにした。本音は、たとえ昼間でもアルコールは要るんじゃない?。まさしくその通り。ビール目当てでクルマは乗らずに参加スっる人。クルマで来た一人はノンアル・ビールご所望。これでいいのだ、別に酒類を抑えるのが趣旨ではない。但し、話題の主流はやはり健康状態。病気のこと、ワクチン接種のこと、主人の体調、奥方の体調などいやが上にも話は弾む。これでいいのだ、これが自然の流れなのだ。

長く途絶えていた美々の会を取り敢えず復活させた。約2時間半に及ぶ食事会でお開きか、と思いきやさにあらず。近くのカラオケ店にいち早く、二次会担当が交渉して流れ込む。結局全員が5時間近く、粉雪舞う駅前を闊歩して解散。「次回は最初っからカラオケ店がいいね」と言う提案まで承った。
また一つ楽しみが増えた。しかも夜のお出かけは憚られるが昼間なら、ヨッシャー!である。
「どんどん楽しいことを見つけて積極的に」と言われるペインクリニックの医師の言葉を忠実に守っている。

断っておきますが、不良老人の徘徊などでは決してありませぬ。それもいうなら健康老人の健全集団活動である。

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「ご多忙、三日目」

2025年01月03日 | 宴会・会食

                                                             

我が家にとっては今日が実質的なお正月、長男一家と長女一家が勢ぞろい、賑やかな大宴会となる。ただ一人肝心な長男は、勤務体系の影響でフル操業の会社を休めず、一人自宅に残ってお勤め第一。
ババ殿は今宵のために元旦から台所に立ちっぱなし。今年は嫁さんがお手伝いをしてくれるので、少しは腰を伸ばすいとまがあったようだ。

何しろ一人が「オレ、ばあちゃんのあれが食いたい」と言えば「オレはこれとあれ」と勝手に注文を出す。極めつけは中三の孫君。他の者と同じものを食べずに特別注文を出す。寿司だけでも「田舎巻き」「サラダ巻き」「お稲荷さん」、コロッケを、ギョーザをと口々に個別注文を出す。それらに応えるのはそれこそ大変。その他にもポテトサラダに豚汁、芋煮、から揚げ、煮しめに煮豆。レンコンの三杯酢など定番の正月料理では許さないグルメぞろい。毎年大変な思いをするババ殿にとってお正月は、大いに迷惑だがやはり来て欲しい。でも「来年からこんなメニューは終わり」と言ってはいるがはてさて。

午後からぼちぼち集まって来るので、準備に忙しい午前中は家の中でうろうろしないのに限る。小1の姫孫と二人で海の公園に逃避。そしたら今度は小1からの質問攻めに遭う。「海の音って静かだね、ゴーって言わないね、ゴーって言い出したら人間も町も飲み込むんでしょ」という。海面そばの山肌が少し崩れていたら「土砂災害になりそう」。波打ち際にゴミが打ち寄せられたら「誰がこんなゴミを海に捨てるん?津波ってこんなゴミがたまって流れてくるんでしょ」。さすが毎年海岸清掃に汗を流すジジの孫。などと思いながらも、聞くこと全てに的確な返事をしなくてはならない。夏に浮き輪を持って出かける海の公園ではこんな話しないのに、これも季節をわきまえて、話の内容が変わって来るのが面白い。

そんなこんなで我が家のお正月も今日でおおむね終わり。一番大変なのはババ殿だが、うろうろするジジも大変なのだ。それにお年玉だって。そのお年玉が今年から大口が二口減った。自分たちで稼ぐようになった。これもひとつやれやれ、肩の荷を下ろすことになる。それにしてもよく食う、遊ぶ。そりゃそうだ、各自の希望を叶えるご馳走に美味しいお酒。長男こそいないが嫁さんと二人の子供、長女夫婦に3人の子供。賑やかを通り越して付き合うのが大変。それでも百人一首を主体に、蘊蓄を述べながら読み手を3回もやってのけた。ああやっぱりいい正月だったね~。 

 

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「最初で最後の忘年会」

2024年12月13日 | 宴会・会食
            
早くから約束していた12月13日金曜日正午。自治会事務所集合。
お馴染みのグラウンドゴルフ仲間の忘年会。この頃では同級生の飲み会もゼロ、昔の仲間との飲み会ももう卒業といった塩梅で、このささやかな忘年会が、最初で最後になるかもしれない貴重な宴会である。

いつもの通り午前8時45分団地公園に集合。ラジオ体操第一に続けて軽い運動、それから始まるグラウンドゴルフ。今日は今年最後の大会と銘打って優勝・準優勝・ブービー賞など商品を買い込み、我が手作りによる賞状を授与する念のいった大会なのである。と本人は思っている。
大会が終わったところで、それぞれ自分で調達した食べ物・飲み物持参で自治会事務所に集合。会費はもちろん自分の飲食費実費だけ。

先ずは優勝ほか成績に合わせた、蘊蓄を織り込んだ賞状授与式。続いてお互いが勝手にこの1年の講評を述べ合う。本来は弁当持参などとしおらしい触れ込みだが、ところがどっこい、そう甘くはなくて缶ビール・お酒・熱いコーヒーに熱い豚汁、それにたらふくのデザートやお菓子類が持ち寄られてテーブル狭しの盛りだくさん。食べながら飲みながらしゃべりながらの大爆笑宴会は盛り上がる。おじいさん4人・おばあさん4人の計8人。それこその団地の会議室、クルマの必要なし、歩いて集まり歩いて帰る気軽さで飲みかつしゃべる。
あれだけ週に3回は顔を合わせている仲間なのになんでじゃろうと思うほど話題は尽きない。実に楽しかった。

ここんとこ、気持ちの沈む訃報続きで下を向く気分であったが、今日は救われた。ただまた食いすぎ飲み過ぎで、出っ張ったお腹にはごめんなさいである。たまにゃこんなこともあるさ、だから明日が生きられる。ということにしておこう。
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「文月ついたち」

2024年07月01日 | 宴会・会食

      

警報級の大雨予報で明けた文月ついたち。この近辺も警戒レベル4の厳しさだという。
気を付けなければならないと思いつつ、雨の降り方をみては出窓を開けたり閉めたりする程度で横着を構えている。ただ、客観的に眺めて我が家の立地条件は、大雨や土砂災害には強いと思っている。ヘタに避難場所求めてさまようより、我が家に留まるのが一番安全と思えると豪語しているのだが、果たして。

そんな鬱陶しい雨の続く日、一人の同級生から思いがけない電話をもらった。かつて竹やぶのそばで何度となく宴会を開いて来た「やぶの中のクラス会」のメンバーだったが、先陣を切っていろんな合併症に見舞われていち早く仲間からリタイヤした同級生である。具合が悪いと聞いていたので、耳に飛び込む元気そうな声に耳を疑った。ここ最近小康状態でひところより元気なのだという。「昔の仲間に合いたいね~」ともいう。

こんな電話が彼からかかるとは思いもしなかったので少しうろたえた。気を取り直して早速昔の仲間に意向調査の電話した。もちろんみんなOKの返事。ところが肝心な彼は今も厳しい食事制限があって、奥様の味付け料理以外、甘い物辛い物一切口に出来ないという。料理屋さんやお店の料理は食べられない。ならば我々も自分好みの食料持参で集まろう。となれば場所は公共の広場がいい。と、昔取った杵柄、幹事としてのアイデアが浮かぶ。5人か6人集まる予定。話し合いの内容は、それぞれが抱えている病気や体験談を中心に語り合うことにしようと思っている。

以前なら「いいか、今日は病気の話はタブーだよ」といって宴会を始めたものだが、誰一人100%元気な奴はいないいまとなっては、悩みを抱え込まないためにも思いっきり病気の話で盛り上がろうと。大賛成を得た。たまにゃこんなタブーを突き破って互いの傷をなめ合う優しい?集いがあってもいいよね~。
いつやるか。間もなく。楽しみがまた一つ生まれた。

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「久しぶりの・・・」

2023年10月29日 | 宴会・会食

                 
                     かつての教え子から記念の花束を贈られる先生方

今年の秋の中でも格別な感じのする小春日和が続く昨今、中でも一昨日、昨日そして今日はまるで絵に描いたような行楽日和であった。
そんないいお天気続きで、長いことふさぎ気味の気分も体調も少し緩んできた。それもそのはず、昨日10月28日(土)は待ちに待った365日ぶりのお出かけの日である。高校の全体の同窓会が国際観光ホテルで予定されていた。

高校卒業20年目にあたる学年が幹事団を組み、運営など内容は幹事団にお任せ。但し、往年の猛者というか高齢の参加者もいるわけだから、幹事年代の独断的な内容に偏らないようにという暗黙の了解は、過去の反省も含めて厳然としたものはある。高校卒業20年目38才の後輩たちの腕の見せ所といった側面もある。ある種ややこしい役回りでお気の毒ではある。

かく云うそれがしも超高齢出席者の一人である。ただこの高齢者は、こういった会の幹事をイヤというほど経験させられたワケ知りでもある。今年度幹事代表と顔見知りと言う偶然も重なっていくつかの相談にも乗って来た。そんなことはともかく、帯状疱疹の痛み緩和の点滴治療を受けながらではあるが、ここは一番スーツにネクタイをビシッと決めて先輩の威厳も示さなきゃならないし、兎に角、1年前のこの同窓会以来のお楽しみなお出かけ・宴会である。こんなチャンスを無駄にしてなるものか、痛さなどはひた隠し何が何でも自分で楽しい時間にするのだ。おおむねその通りになった。

あらかじめ頼まれていたカンパイ発声もなんとか無事にこなした。やはり長年のサラリーマン生活はネクタイ・スーツに身を包むことで気持ちがシャキッとするし戦闘意識が芽生える習性があるのかも。なんだかんだ言いながら、全てを忘れていい時間に浸った昨日であった。

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「4年振りのお誘い」

2023年08月22日 | 宴会・会食

                    

会社OB会の年間行事の一つである団体一泊旅行が4年振りに開催される案内が来た。他にも秋半ばに開催される懐かしい友との再会を企画した案内など相次いで届いている。どれもみな、コロナ以前はほぼ毎年行われていた楽しみな年間恒例行事であったし、我が辞書には「断る」という字がないくらいに小まめなお付き合いをしてきた。

案内状には「4年ぶりの開催、旧交を温めましょう・・・」といった文字が並ぶ。有難いことにまだ覚えていてもらっていたと喜ぶ半面、丸3年のブランクは長かったね~という、どうかすると後ろ向きな思いが結構強くなっている。自分でも驚く感情ではある。
出席か欠席か、花占いでもしてみようか。ま、締め切りはしばらく先なので、取り敢えず様子を見ることに。

ただ自分でも不思議な感情なのは、こういった案内を頂いた場合特別な事情がない限りおおむね参加してきたと思っている。それも積極的に手を挙げて、幹事さんの意向を汲んだ盛り上げ役に回ってきたと思っている。
しかも、コロナの閉塞期間中は一日も早い復帰を待ち望み、元に戻ったら元を取るぞ!などと張り切る自分であったはずなのに。
今のこの積極性に欠ける姿はなんなのか。

何もないことが普通であったコロナ閉塞にすっかり慣らされてしまったのか。何事もないことを驚かなくなったのか、何事かあることを億劫に感じるようになったのか。自分でもよ~わからん。
ただ一つ言えるのは、連日の猛暑・酷暑に根負けして、孫君の追っかけ以外は能動的に動くのが嫌になっている自分がいる。これは確かなこと。

兎に角、涼風を感じる季節を迎えるのを待って、気持ちがどっちに向いて動くのか見てみたい。それからだ。完全復活したい気持ちは持っているつもり。また明日ということか。

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「久しぶり、ワクワク!」

2023年06月23日 | 宴会・会食

                   

嬉しい報せが届いた。3年間のコロナ我慢を耐えたご褒美の嬉しい便りである。4年振りに開催される岩国工場定年退職者の会の総会と懇親会の案内状。すぐに開封、すぐに出席に〇をして返信はがきを投函しておいた。

少し大げさかもしれないが、我が人生の大半を捧げた、その代わり私たち家族の生活の全てを支えてもらった会社である。
有難いことに終身雇用が当たり前の時代を駆け抜けた。入社から定年を迎えるまでの40年余を、普通に勤務していれば雇用は確保され、世界経済の波にもまれながらも生活の基盤を失うことなく現在に至っている。

まあそんな話はともかく、4年ぶりにあの笑顔に再会できる、あのコワモテのむっつり顔に会える。どんな理屈をこねるんじゃろうか。それとも空白の3年間で少しは丸みが出てきたのだろうか。そして一番心配なのは、定年退職者の会なのだから構成会員はそれなりのお年頃の集まりである。その意味でも3年間というブランクは大きな意味を持つ。いったい何人のお仲間が止む無く脱退されたことだろう。黄泉路へ旅立たれた方も少なくないのではないか。再会にワクワクする気持ちの裏側でそんな現実を帯びた心配もしている。

だからこそ元気で長生きが必要なのだ。そんなことは言われなくたって皆さんそうありたいと思っていらっしゃるのだろう。
そこで、せっかくの再会のチャンスなのだから、年齢不相応に元気な人がいたら生活態度をや普段の心構えといった話題を肴に美味しいビールを吞みたいものだ。7月下旬、まだ1か月もさきの話なのに、久しぶりのワクワク感に高揚を覚えている。やはり、元気がイチバン!!である。

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「復活!男性料理教室」

2023年05月24日 | 宴会・会食

3年間のコロナブランクを乗り越えて、待ちに待った男性料理教室が復活した。案内状をもらった時は正直嬉しくなった。
自慢じゃないが料理の腕はもともとからっきしを自他ともに認めているのだから、料理が作れる、包丁が握れるといった感情とは少し違う。
単純に、昔の仲間と会える、3年のブランクは私たち仲間をはじめ、ご指導いただく「食生活改善推進協議会」のメンバーとの再会はミステリーじみた感傷もあった。意外や意外、どの顔もな~んも変わっていない。これには正直驚いた。元気さと言い少しの辛口と言い、手を動かしながらの弾むおしゃべりも以前と同じ。「あなたは全く変わってないね」と褒められたのかどうなのか。兎に角楽しい会話を弾ませながら調理は進む。

  

バンダナにエプロン姿は以前のまんまだが、一つ代わっているのは全員がマスクを付けているところ。これも致し方なし、なんせ食べるものをみんなでワイワイこしらえるのだから、当然のマナーと言える。ようやく迎えた復活の料理教室。コロナを呼び戻してはいけない。

  

高齢者もメンバーとして君臨していた男性料理教室。3年間のブランクは大きな影を落とす結果も見られた。3人の先輩が訃報や体調不良でメンバーから外れた。また新たな仲間を募集しなければならない。それもまた楽しみではある。

約1時間半かけて「ワンプレーと肉野菜盛り合わせ」とお吸い物、ヒジキサラダ、あんころ餅のデザートを作り上げた。そして試食タイム、これがいい。
苦労話や失敗談を織り交ぜて舌鼓。中には得意満面、作り方を自慢する人も。やはりお腹を太める行為は笑顔が並ぶ。
せっかく戻って来た料理教室のお楽しみ、続けていきたい。2ヵ月先が待ち遠しくなる。

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「楽しみ、スルリ!」

2022年05月18日 | 宴会・会食

               

花よし、緑良し、時や佳し。間もなく菖蒲の開花をみる絶好の季節。
同じ釜の飯を食った仲間が定年退職して、職場を離れた新たな仲間意識が醸成される。その名を岩国工場定年退職者の会という。
300人近い会員がいて、6月初めに行われる総会にはおよそ半分が参加して旧交を温める。参加していない人の消息や近況を噂したりする。

酒類が欲しいとは思わないが、大きなホテルの大宴会場に昔の仲間が集い、美味しい料理に舌鼓を打ちながら思い出を語り合う。赤面したりちょっといい気分にさせられたり。「あんたは、あまり汗をかかない楽な職場を渡り歩いたね」などと人の苦労も知らず大きな声で吹聴する同輩。この雰囲気が好きなんだね~。

などと呑気なことを考えている矢先に、葉書が届いた。「コロナ禍対策のため今年度総会は中止とします」という。
なんとこれで3年連続の中止である。それでなくとも定年退職者の会なのだから高齢者の集いであることは言うまでもない。ア~~アまた中止なの?。
気分転換の絶好アイテムとして楽しみにしていただけに残念である。憎い憎いコロナにまたまた楽しみを奪われた。

それに、丸3年を経過するということは、少しでも病と闘っていたりすると復帰は難しくなる。会社側も、大枚を援助してOB会を維持する魅力に欠けてくるだろう。結局は解散という最悪の事態が見え隠れする。あの人は元気だろうか。あの人はどうしているじゃろう。などと他人の心配をするより我が身を大切にしなさいよ、ということになる。
昭和・平成を支えた企業戦士の末路まで先細りにするコロナとは、ほんとに本当に無粋なヤツである。

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「ただ今11人」

2020年01月04日 | 宴会・会食

           

正月3日。お昼過ぎから、我が家を取り巻くように正月台風が二か所で発生。
午後3時過ぎからモロに我が家に上陸。いつ果てるともないやんややんやの大嵐が吹き荒れた。
その数、食べ盛り育ちざかりの若武者3人を筆頭に、受け入れの二人を足して総勢11人。静かに食べろと言う方が無理な話。

普段は履物と言っても2・3足で、狭いと感じることもない玄関のたたきが、この日ばかりはところ狭しと大小の履物11足が散乱する。
近頃の世相を反映するように、スニーカーが主流。次いで、親元を訪問するといっても、すぐ近くに住んでいる気安さもあって、つっかけも混じっている。もっとも、普段からあまりいいものを履いていない生活態様が見え隠れする。

何はともあれ無事に11人が集結。しばらくはプラスもマイナスもなくこのままで推移するに違いない。
ただ、今は7cmそこそこのちっちゃなスニーカーが、あれよあれよという間に大きくなっていく変化は楽しみである。
人数の変化という点では、受け入れ担当の二人に一番の問題がありそうだ。兎に角健康を優先させ、これからも元気に長く受け入れ役を守りたいと思ってはいるが、さていつまで続くやら。酒豪の部類に入る婿殿にお付き合い出来なくて申し訳ないが、酒は百薬の長と言われる程度の下戸のままでいたい。

そういえばその昔、向田邦子脚本の「ただ今11人」というテレビドラマがあった。
数字こそ同じであるが、我が家の場合、あのドラマほど劇的でもなければ個性の強いキャラ揃いでもない。ただ平々凡々たる11人である。
そうは言いながら、確固たる目標を持った大学1年生もいる。進路が決まりつつある高校2年生もいる。少年野球に熱心な小学4年生もいる。
彼らの夢を静かに見守り、応援団長として楽しみながら、彼らの里帰りを待つ。これも悪くはない。

そして願わくば、彼らの成長過程を少しでも長く見届けたいと思う、令和2年のお正月である。 

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