薫り高きロウバイが見ごろ
何をしたのかよくわからないまま1月が往ってしまう。
季節を確実にとらえる植物は、寒さボケした人間に時の流れを態度で教えてくれる。
我が家の庭にはないが、どこからともなく芳香が漂ってくる。
市報を配るために我が受け持ちの班を一回りしたら、そのうちの一軒に見事なロウバイが今を盛りと花開いている。鼻をくすぐる。
肖像権の許可を得ないまま、パチリ、1枚拝借。
1月と言えば、おっと!忘れちゃ困る大事があった。いやいやそれほど大事でもなくなったのかもしれないねー。
午年当たり年と何度か言ってきたように、干支6周りの誕生日があったのだった。
7か月を過ぎた孫娘の手形を押したオリジナルカードをぶら下げた清酒を、せがれの嫁さんが届けてくれた。美味しくいただいている。
干支6周りも一つの通過点。無事に72歳を迎えられたことを、そ~っと喜ぼう。
わりとのんびり過ごした1月が往くと同時に、降ってわいたような大仕事が舞い込んだ。
明日2月ついたち。 午後6時。勝負服に身を包み、下ごしらえした資料を引っ提げて、某ホテルの大広間、120人のお客さんを前に、マイクの前に立つ。
久しぶりの武者震いにも似た緊張感をおぼえる。背筋を伸ばすのにこれ以上の刺激はない。のどの調子を整えて・・・。
少しだらけていたら、胴回りとともに気持ちの方もたるんできたみたい。
こりゃいけん、明日の緊張感を起爆剤に、身も心も少し引き締めにかかってみるか。
お城山も恋しくなってきた。春は目の前だし・・・ ・・・。