泣いても笑ってもあと数時間で今年、2016・平成28年が終わろうとしている。
ご来光の撮影で、例年とは異なるアングルを求めて、近くの山道を走り回ったあの日から、366日目。
うるう年で1日多かった今年も、ついに大晦日を迎えた。
振り返ると、毎年のことではあるが、喜怒哀楽ひっくるめた色んなことが身の回りで起きては消え、消えては起こる、そんな1年であった。
心の琴線に触れる感動や、思いがけない嬉しさに浸った思い出など、どちらかというと幸せ感の方が少しだけ勝ったのかな?
などというと自慢話のようで気が引けるが、いい方の星のめぐり合わせであったような気が、少しだけしている。
理由の一つに、能動的に動いたという思いがある。その結果、‟まだまだいける” などと自信につながった部分も。
その第一がクルマの長距離運転にチャレンジ。覚悟して出かけた3回。いずれも順調に目的を果たし、いい気分を味合わせてもらった。
次に、感動に胸震わせる多くの手紙を頂いたこともその一つ。その返信として気持ちを込めて精一杯筆を動かした。
特に、中学時代の恩師が二人も旅立たれた件に関して、ご遺族から丁重な感謝やお褒めの言葉を頂いたことは、まさに感動を通り越すほどの有り難さであった。それも小生に対してではなく、同窓生に対して頂いたもので、返信にも力がこもった。
また、災害被災地への応援などという力仕事のボランティアとはまるで異なるが、地域に密着したボランティア活動には、多少の愚痴をこぼすことも無いとは言わないが、こちらも自分にできる力を尽くしてきた……と、自分では思っている。
幸いにして健康な身体ゆえに、少しでも具合の良くない同級生などに積極的に声をかけてきた。
病に負けそうな友には、病気を深刻ぶらずに笑い飛ばす手助けもしてきた。そういう意味では面白い一年だったな~と思う。
そして忘れてならないのが、我が愛する広島カープの大躍進。25年ぶりのリーグ優勝という興奮に浸りながら、気をよくして益々積極的に動き回る意欲を掻き立てられた。そんな一つの社会現象も見逃せない。『サイコーで~~す』にあやかった点多分にある。
それと同時に小学1年生の孫君が、一丁前にユニフォームを着て背番号12を付けてソフトボールに打ち込む姿を目の当たりにし、彼の練習相手が勤まるよう体力を維持しなければならないという、現実を突きつけられたことも一つの発奮材料となった。
そんな1年間の思い出を、一晩のブログにまとめようなどとは大胆にもほどがあるというもの。
また改めてその折々に思い出をひもとくとして、往く年からそろそろ来る年に話題を変えてみようか。
などと思ってはみても、数字に表したり、一つに絞り込む目標などといった具体的なものが見つからない。
敢えて言うなら、家族や周囲に心配をさせないよう、「健康体を保ちたい」ということくらいか。
家族や周囲の人のためだけではなく、自分自身の幸せにつながる基本みたいなものだ。
健康こそ何物にも代えがたい大きな大きな財産であることを、しっかり意識して新しい年を迎えることにしよう。
この一年も、拙い思い付きブログに辛抱強くお付き合い頂いた奇特な「あなた」に感謝申し上げます。
来る年もまた、大きく変わらない小理屈を並べる「世の中ちょっとやぶにらみ」をご愛顧のほどお願い申し上げます。
どうぞ皆さま、佳い年をお迎えください。