色んなことを勉強させてもらった今回の自治会事務所建設の一件。
紆余曲折はあったものの、なんとか一応の形を整えた。とは言ってもまだ電気配線工事が残っているしエアコンも設置していない段階なので、会員皆さんへのお披露目も出来てはいない。ただ、備品がおおむね整ったということで、今日初めて本格的な班長会を開いてみた。言うなれば使い勝手のチェックといったところか。
手がけた者としては「オー、上等じゃないか!」と言いたいところだが。
腹の底から聞こえてくるところの本音では「少し狭い」「窮屈感が否めない」といったマイナス面が頭をもたげる。どうせならもう少しお金を掛けて「もう一回り大きいのが良かったかな」などと思わぬことはないが、ここはイチバン「任せ米は食いにくい」という武道の精神?でガマンした、当初の設計段階を思いおこしている。
でもまあ、今まで全く何もなかったのだから、取り敢えず形にしただけでも半歩前進というところかも。
先ずは何年か使ってみて、必要だと思えばさらに大きなモノにしていけばいい。必要なければ・・・・・・なんてことはあり得ないと思うから、その時その立場の人たちで知恵を出し合って、使い勝手のいいものにしてくれりゃいい。
先鞭を付けるなんてことはもう少しかっこいいものかと思いきや、あれこれ考えさせられることが多すぎる。いっそ、誰が困ろうが悲鳴が聞こえようが、そっぽを向いて知らぬ顔して1年の会長職をやり過ごせていれば、こんな悩みもあるまいに、という嘆き節も出てきそう。
『それを言っちゃお終いよ』。寅さんの言葉を思い出す。そんなリハーサル会合を終えた。