毎年忘れずに渡って来るジョービタキ (モンツキともいう)
色々あった1月が早くも往く。そんの1月つごもり、「一歩前進せよ」との激励を頂く仕儀と相成った。
この団地に住み始めて四半世紀以上が過ぎた。その間3度の班長さん、3度のうちの2回目の自治会長のお役目が回ってきたのは昨年4月。役員会で集まる場所も何もないこの団地に、懸案の自治会事務所設置をなんとか実現させようと、年度当初から7人の 役員会の中で合意を得て、一致団結、あれこれ検討を重ねてきた。
具体的な案がまとまったところで提案書を作成。74軒の会員さんに賛成・反対の民意を問う提案書を配布した。昨日が投票締め切りという段取りでおおむね順調に事が運び、今日がその開票当日。結果や如何に?
生意気かも知れないが、正直今回は手応えを感じてはいた。それほどに時間をかけて、その必要性を説き、根回しといえば聞こえはよくないが、賛成票を投ずるべく時代の流れといったものを、多くの人に話しかけてきた。
そして今日午後2時30分。「一歩踏み出しなさい」という圧倒的な賛成票を頂いた。74軒中、賛成66票。反対6票。投票なし2軒。これは意外な結果に少々驚いている。同時に、運用や活用の方法を練り上げる責任の重さを痛感している。これほどに皆さんが「会議の出来るスペース」「自治会用品を定着出来る環境」を望んでいたことを、改めて思い知らされた。
田舎町の小さな団地の小さな自治会で、どれほどのことが出来るのか疑問だらけではあるが、熟年同士の交流促進や、生活弱者に手を差し伸べる方法の検討など、しっかり話し合える場としての活用を願っている。もちろん反対の少数意見も機会があれば聞いてみたい。賛成者の中にも、あれこれ思いがけないような些細な要望も出されている。今までなかったところに何かを作ろうとすると、勢い「あれもやれ、これもやれ」とのたまう。おもろい反面いい気なもんだね~とも。
兎に角、明日から本格的な活動期間に突入。コロナとインフル避けながら。
毎年この場所を忘れずに渡って来るジョービタキの、記憶力のよさには勝てないが、持てる力でボチボチと。