如月が往き、弥生が訪れる。なんと月日の逃げ足の速いこと!ちょっと待っておくれよ。
“ 狭い日本 そんなに急いで どこへ行く ”・・・ちょっと違ったかな?
きさらぎ、「生更ぎ」 草木が更生すること。つまり草木が生き返ること。
寒い冬から、水ぬるむ春に向かって、山川草木全てが息を吹き返す時期ということか。
『 寒さにふるえた者ほど、太陽の暖かさを感じる
人生の悩みをくぐった者ほど、生命の尊さを知る 』
難しい話しはさておいて、1月2月があまりにも早く過ぎて、ちょっと振り返るヒマさえなかったように思う。
そこで、ふと頭をよぎるのが、1年前の2月は一体何をしていたのかということ。
そうだあの時は燃えていた。何に?そりゃーもう 「NHKのど自慢一筋」。
それには深い伏線があった。が、そんなことはいい。
「じいちゃんがんばって~~」予選会場に響く孫の声援に気をよくしたものだ。
そして、キックオフ間もない「岩国検定」。純粋に燃えていた。
何が何だかよく分からないまま、ただ前を向くことしか考えず、気持ちは燃えに燃えていた。
NHK大河ドラマは、我が心の師「坂本龍馬」だった。
放送内容に、自分の記憶や司馬龍馬を加筆して、イッパシの講釈師気取りであれこれ綴ったのも1年前の2月だった。
そんなこんなを肥やしにして今がある。 そして明日から「やよい」。
寒さにふるえた今年の冬を跳ね返し、太陽の暖かさに燃えることを心がけよう。
( 写真: こけ玉 2種 )