「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「初めてのアジサイ」

2016年05月31日 | 季節の移ろい・出来事

                     
           我が家に来て10数年、初めて今年花をつけたアジサイ

8年前に亡くなった母が、まだ元気でなんでも自分でできるころ、東京の兄嫁さんから母宛に色んな花が送られていた。
母の日であったり、誕生日であったり、お歳暮や中元あったり、年に数回届くこともあった。
そんな中の一つが、普通のアジサイと、「墨田の花火」という粋な名前のアジサイである。

しっかり花を楽しませてもらった。
せっかく東京から箱入り娘として送られてきたのだから、花を楽しむだけではもったいない気がして庭先に挿し芽をしておいた。
普通の種類、墨田の花火、両方ともうまく根付いて枝葉を広げていった。
墨田の花火の方は花の付きがよくで、3年目くらいには咲き始めた。

ところが、「手まり咲き」と呼ばれる普通のアジサイの方は待てど暮らせど花を付けない。
植木職人さんに尋ねたり、調べたり、友達から情報得たりしてあれこれ手を尽くした。
毎年の剪定も、言われる通り忠実にやってきた。それでもこちらは全くつぼみすら付ける兆候がない。

昨年は剪定をやめた。このままほったらかしで6月を待つことにした。それで咲かなかったら掘り起こそうと……。
そんな覚悟のほどが聞こえたのか、地に卸して10数年、待ちに待った大輪の花を、今年初めて付けた。
NHK大河ドラマ「真田丸」の豊臣秀吉のように「咲かせてみせよう」とはいかなかったが、「咲くまで待とう」の徳川家康の真似は出来た。
下手をすれば「引っこ抜いてしまえ……」の信長方式になるところであった。

手まりアジサイから得た教訓は、自然の流れに逆らってまで「咲かせよう、咲かせてみせよう」などとシャカリキにならないこと。
自然のまま、ありのままの成長を見守ることの大切さをチラッと……。
ちなみに、アジサイの花言葉は「移り気」「高慢」「辛抱強い愛」なのだそうな。
土壌の質によって花の色が変わったり、咲き始めから徐々に色を変えていくから、という意味らしい。 

10数年ぶりのアジサイ、楽しんでいる。そんな5月も今日が晦日。

 

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「人並みに」

2016年05月30日 | つれづれ噺

                          
                Windos 10 スタート画面 

遅ればせながら、このたびようやく重い腰を上げて、愛しのパソコンをwindows7から10にグレードアップした。
「お使いのパソコンはwindows10に対応しています。グレードアップしますか」と、ほとんど毎日のようにメールが送られてきていた。
そのたびに「そろそろかな、いやもう少し後かな……」と思っているうちに、無料アップグレードの期限が7月29日と迫ってきた。

どうせいつかはグレードアップするだろう。新しく買い替えるときは10になっているのだから、という思いは早くからあった。
なのに、今までなんとなく怖さもあって踏ん切りがつかなかった。
実は昨年、10の無料グレードアップが始まって間もなく、一旦は飛びついた経験を持っている。

7でさえ使いこなせない未熟なこの腕で、無謀にも10に挑戦。
案の定、プリンターは使えない、あれもこれも今までとは全く様子が違うという痛い目にあっている。
すぐに元の7に戻したという苦い経験から、慎重になっていた。ならざるを得なかったのだ。
人間、痛い目に遭ったら次はなんとか避けて通ろうという知恵は働くものだ。

そして改めて今、未熟ながら人並みに10に挑戦する気持ちが湧いてきた。
その気にはなったものの、ブログに張り付ける画像の大きさを伸縮自在に好みに合わせる難しさなど、課題はいくつかある。
それもまあ慣れることの大切さも考えて、半分は見切り発車というところか。
どっちにしても今となってはパソコンのない生活は考えられないのだから。

しばらくは思うように行かないことだらけなのだろうが、そのうちきっと、7やxpのころのように、少しは使えるようになるだろう。
ということで、力のない者が力のある人の真似をしてみようという次第。
真似ることで高みを伺うことだってあるかもしれない。ないかもしれない。              

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「今のうちに笑っておこう」

2016年05月26日 | スポーツ・観戦

           

今年のプロ野球ペナントレースが始まって2ヶ月。それぞれのチーム事情が見え始めたようだ。
好調な波に乗るチーム。乗りかかってはずっこけるチーム。5強1弱と言われかけていたが盛り返したチーム。
それぞれに面白い。特にセ・リーグは、日替わり順位で目が離せない。
といっても、今この段階での順位は、あって無きに等しい。つまり順位なんてどっちでもいいということ。

そうは言いながらファン心理としては、最下位より5位の方がいい。2位より首位がいいに決まっている。
今宵も巨人相手に、3対2という競った試合をモノにした、我が愛する広島カープ。
チーム4連勝。巨人相手に同一カード3連勝とは、気分の悪かろうはずがない。

世に多くおられる巨人ファンの方には申し訳ないが、この3連戦に限っては、結果がこうなったということ。
それでもまだ対戦成績で、首位広島に勝ち越しているのは巨人だけであることも、付け加えておかなければなるまい。 

広島カープは今日現在で50試合を戦った。28勝21敗、貯金7 勝率5割7分1厘は、先ず先ずの成績と言ってよかろう。
明日からのDe-NA3連戦を終えると、交流戦に突入する。
問題は、この交流戦でチーム力の真価が問われる。実力のほどが試される時が来る。
その結果において今年のペナントレースの行方が大きく左右される。その分こちらもまた目が離せない。

毎年のことで、交流戦で勢いをそがれ、下降気味の憂き目に遭う我らのカープ。
『今年は一味違うよ』というところを見せて欲しい・・・と、例年になく熱く期待している。
結果はともあれ、今の状態を喜び、今のうちに笑っておきたい。

♪♪ 勝て勝てカープ ガンバレカープ カープカープ 広島カープ~~♪♪

 

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「非常事態宣言」

2016年05月25日 | ニュース・世相

                             
                                                  交通事故多発

 

5月21~23日の3日間で、重大交通事故が3件発生し、計4人が死亡するという事態に至った岩国市。
6年ぶりの「非常事態」を宣言し、安全運転の徹底を呼び掛けている。

岩国署管内では、死亡事故と重傷を含む負傷者2人以上の交通事故は、3月以降に計6件相次いでいるという。
そのうちの3件が、我が住む町を東西に縦断する国道188号線で発生している。
いずれの事故も、一方のクルマが中央線を越え、対向車線にはみ出して起きた事故だという。

「比較的交通量が少なく、スピードを出しがちになる。カーブが連続する場所もあり注意が必要」と警察署は警鐘を鳴らすのだが。
朝に夕に、クルマに乗ればすぐに国道188号線に出るしか動きが取れない沿線住民にとって、身の縮む思いの結果となっている。
非常事態宣言のお蔭で、パトカーの巡回などは増えるのであろうが、ネズミ取りの強化はほどほどに願いたいものだ。

通勤時間帯の大渋滞は、耳にタコができるほど言われてきた「通勤難所」の188号線。
これまでにも渋滞解消要求を求めて、何度大声を上げてきたことか。
旧岩国医療センターの移転に伴い、ホンのわずか自然的渋滞解消はあったものの、適正でない信号位置などは解消されていない。

高架にすると渋滞緩和に大きな効果をもたらすと思うのに、地域住民の反対で実現しない箇所もある。
地域住民の生活を脅かしてはならない。これは絶対条件だとは思うが、これから先の長い年月を考えると、国道の整備も欠かせない。
問題は、地域住民の要望を満たす形で、海岸線を活用するとか、地下を模索するとか、方法はいくつかあるように思う。

ま、それもこれも所詮素人考え。
それより先に、ハンドルを握ったら、「スピードは控えめ、車間距離は多め、中央線をはみ出さない」くらいの最低限と、ちょっと優しさのある思い遣り運転を心がけ、先ずは自分の身を守ることに徹さなければ、と改めて思う。
非常事態宣言、名目だけで終わらせないようにしなければ。

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「余裕の笑顔で・・・」

2016年05月22日 | 家族・孫話

              
                     余裕の笑顔でテープを切る、悠雅君

真っ青い皐月晴れ。気温はグングン上がる割には爽やかな風が吹き抜ける今日。
小学生になったばかりの悠雅君の、小学校初めての運動会が行われた。
瞬発力、脚力、いずれもスキーで鍛えられて来ただけに、ちょっとやそっとでは引けはとらない。本人も自信満々。

1年生2クラス合わせても40人足らずしかいない、田舎の小規模校。駆けっこなど個人レースは3人で走ることになる。
「オレ、練習から負けたことないんよ・・・」などと余裕をかましていたが、その言葉通り、駆けっこも、タイ釣り競争も、余裕のダントツ。
実に頼もしい姿を見せてくれる孫三兄弟の三男坊。 

  
  タイ釣り競争も、ぶっちぎり独走      ダンスも一生懸命      大玉転がしは、まさに作戦通り、白組快勝

ただすばしこいだけではないような。入場行進も準備体操も、もちろんダンスも、しっかり教わった通りを大真面目に・・・。
大玉転がしは3人一組の団体競技。「オレ、作戦練ったんよ」という。
「3人の中で一番足の速い者が真ん中で玉を転がす、二人が押しながらかじをとる・・・」と。
「なかなかみんなが言う通りにせんのよ、じゃけー負けるかもしれん」と、昨日までは弱音も吐いていた。

彼なりに頭の中で、勝つための作戦を考えていたようである。結果は、作戦が功を奏したかどうかは別としても、白組の勝ちであった。
なんだかんだ言いながらも、小学校生活の中で、最年少としての運動会を目いっぱい楽しんだようである。
というか、カメラで追っかけるジジを存分に楽しませてくれた、という方が正しい。

運動会の最後を飾る呼び物の選手リレーは、3年生以上ということで、1・2年生はまだ出させてもらえない。
今の状態で順調に成長してくれれば、バトンをつなぐ姿が見られるかもしれない。
などと指を折ってみたら、アンカーのタスキを架けて走る6年生のころには、ジジは八十路を迎えることになる。

いつまでも応援はしてやりたいが、はてさていつまで続けられるやら・・・・・・。 

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「後輩4人」

2016年05月18日 | 地域活動

             

誘われるままに入った地域活動の一つ「男性料理教室」。
入会後1年にも満たないが、今年度4人の新入会員があった。お蔭で新兵さんではなくなった。
一気に4人の後輩に指導??出来る立場になった。

と思っていたら、実に包丁さばきのいい後輩がいるではないか。そいつには少し厳しく当たろうと思っているのだが・・・。
ただまあ、顔の広さという点では・・・?どうなんかな~。中にはえらい人懐っこいのもいたような。
まあ指導に当たる「食生活改善推進協議会」のおばさまたちとは、こっちは古い古い顔なじみなのだ、ということにしておこう。

今日のメインメニューは「ジャージャーうどん」。
これから暑くなる季節に向けて、手軽で食べやすくて、夏バテ防止に役立ちそうな一品であった。
復習を兼ねて、自分でも作れそうな気はするのだが・・・。材料の調達から調味料の在りかを確認する事前の準備がね~。
そうは言いながらも、ご飯を炊く手間は要らないし、お惣菜だってそれほど多いわけではない、と頭では理解しているのだ。

炒めたひき肉に長ネギやえのきダケのみじん切りを混ぜ合わせ、みそ・しょうゆ他で味付けする。
それを茹でたうどんの上に乗せる。それにキューリの千切りや茹で卵とか、トマトにお湯をかけて皮を向いたものをトッピングして彩りを添える。
手の込んだトッピングなどは、よく考えてみれば、要するに付け足しみたいなものではないか。
茹で玉子なんか使わなくてもいい、トマトも皮ごと切って使えばいい・・・。
などと、やりもしないうちから手抜きを考え、愛情もこまやかな気配りも混ぜ込まない淡白な料理作りを考えてしまう。

やはり、人に食べさせるものを作るには、相当の料理修行が要るようだ。
いやいや、料理修行の前に、人間修行が求められそうである。人間修行の方はもう先が見えているというのに。
それらを考えると、やはり男は気楽。山の神の大変さが少しだけ解るような。

まあいい、料理修行も人間修行も置いといて、先ずは目の前のジャーッジャーうどんをレシピ通りに復習することが原点となりそうだ。

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「実りの予感」

2016年05月13日 | 季節の移ろい・出来事

            

大型と騒がれたゴールデンウイークが終わって1週間。
どこにいても、何をしていても、青葉若葉が目に優しく微笑みかけ、気持ちホッコリ癒しをくれる。
そして何より空気が美味しい気がすのが嬉しい季節ではある。

玄関脇の小さな鉢植えピラカンサも、例年通り小粒ながら存在感のある小さな花を無数に付けている。
水を切らさず、ほどほどに肥やしを与えれば、秋には木を覆うほどの実りの予感さえする。

ピッカピカの1年生も、この頃になると多少のお疲れ、いわゆる5月病の気配が見えるころなのだが・・・。
わが家の孫三男君はまさしく疲れ知らず。
22日の運動会に向けて、学校では練習に余念がなく、放課後教室ではグラウンドいっぱいに走り回っているというのに。
わが家に帰ると、おやつもそこそこに「じいちゃん野球やろう」と、グラブとボールを持って先に立つ。

これほどのやる気を見せられるとジジも奮い立たざるを得ない。
ジジにはジジのノルマがあって、パソコン処理したい事柄を後回しにしてでも、老体にムチ打って相手を勤める。
これはこれで、メタボを嘆くジジにとって格好の運動不足解消の妙薬になってくれるのかも。

パソコン処理に追われるジジのノルマも19日にはひと段落する。
しかしそれまでに同時進行で、ほんのちょっとだけ頭を傾けたいこともある。
相変わらず忙しいと思う。これこそが今を生きているという証と受け止め、愚痴は言うまい嘆くまい・・・と。

ま、今日出来なければ明日があるさ・・・ この余裕もまた力となってくれるのかも。

 

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「初!!スタジアム体験」

2016年05月07日 | スポーツ・観戦

      
         悠雅君、念願叶って、初めてのマツダスタジアムを満喫

「オレ、早くカープの応援に行きたい、じいちゃん連れてって!!」。
今、広島カープに燃えに燃えている、7歳になったばかりの孫三男坊の悠雅君から、何度となく催促されていた。
実は4月13日にそのチャンスがおとずれ、二人で出かけたのだ。途中から大雨が降りだして、広島駅に着いた時に中止が発表された。
真っすぐ帰るには何か可愛そうで、大雨の中をびしょ濡れになりながら、スタジアム近くまで行って帰ってきた。
そんな因縁もあって、マツダスタジアムのあの雰囲気を、何とか早く初体験させてやりたかった

球場に連れて行って、あの怒涛のごときうねりを上げる応援パフォーマンスをどのように感じるのだろうか。
ジジにはそちらの興味が強かった。もちろんカープの勝ち試合を見せてやりたいのは言うに及ばず。
朝からの雨で開催が危ぶまれており、昼頃からテレビのデータ放送の広島市中区をピンポイントで天気予報を追う。
カープのHPでは、完全に中止が決まるまでは「中止」の情報は流さない。
午後3時、ようやく雨は大丈夫だと勝手な判断をして、悠雅君と二人、お手々つないで電車に乗って・・・。

  
     ホームベースのすぐ後ろの年間指定席。大声での声援を送り続けるのだが・・・。 

先ず球場に着いたときの第一声は「席はどこ?早く座って応援しよう」。何はともあれ、現実的な応援を催促。
球場コンコースに上がると真正面に見える、赤一色のパフォーマンス席も、華やかな鳴り物応援もメじゃない様子。
普段からテレビ画面を食い入るように深く観察する彼の目には、こんな状況は「いつものことよ」てな感じ。
「もう少しは感動してくれよ」というジジの思いは通用しない。

球場に着いたら、あそこもここも案内して、色んなところを見せてやろうなどとの心配は、大きな空振り。
ヌンチャクバットを打ち鳴らし、選手の名前を一人ひとり、黄色い声を張り上げる独自の応援は、食べ物、飲み物も寄せ付けない。
ひたすら声援を送り続ける。そんな初体験の悠雅君に応えてくれるカープの選手は、残念ながら今宵はいなかった。
四球に始まり、エラーに暴投に・・・。やらずもがなの点を与え、こちらのバットは快音無し。

結果は、横浜DeNA相手に6対0で完敗。1年に何度もないような不甲斐ない負けっぷり。
でも以外にさばさばした悠雅君。「電車が混むから9回裏は見なくていいよ」と、ジジの上前をはねるようなことを言う。
彼にとっては、飽くまでもプロ野球は勝負の世界。球場に遊びに行くんじゃないよ、といった趣が。

満員電車に揺られ、しばらくしてから座席へ座ったとたんに、じいちゃんの膝枕でスヤスヤ。
あの独自の応援で精も根も尽きたのだろう。
駅について迎えのクルマの中で「また行きたい、今度はカープが勝つのを見たい」と。
負けた悔しさを我慢して、ジジの前では口にしなかったのだろう。7歳にしてこの肝っ玉。
バットスイングや送球の腕前をもっともっと磨いてみたくなる。また行こうね、悠雅君!!

これは昨日のお話。今日はデーゲームで、今期最多タイの17安打10点で大勝した。
今日あれほど打たなくても、昨日も見せ場の二つ三つ作ってくれたらよかったのに・・・。といっても後の祭り。
多くは語らない悠雅君であるが、選手にあれほどの声援が送られるプロ野球の世界に何かを感じたに違いない。

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「子どもの日」

2016年05月05日 | 季節の移ろい・出来事

                     

大型連休と騒がれた今年のGW。
中にはもう3連休残ってるよというご仁もおられようが、世間並みに言うとひとまずGWは今日で終わりという人も多かろう。
連休中に何日か雨に祟られた。中でも、5月3日の大雨、大風には全国各地のイベントが悩まされたことだろう。

そんなGWの最中も、九州方面では地震速報テロップの絶え間がないほど、余震に脅かされている。
本当にお気の毒なことである。ただただ、あちこちで行われる義援金箱に、せめてもの応援の気持ちを込めて差し入れし、一日も早い収束と、被災された方の生活が正常を取り戻されんことを祈るばかりである。

さて今日は、子どもの日、端午の節句である。
子どもが少ないので鯉のぼりの数も少ないことは先日も拙ブログで触れた。
今日の新聞には、はっきりとした子供現象の数値が示されていた。

1950年以降、人数・割合ともに過去最低を更新し、少子化に歯止めがかからない現実が示された。
その数は、前年と比べて15万人減の1605万人で、35年連続の減少という。
団塊の世代と呼ばれた、我々より4・5歳下の人口比率は、夢の世界になったようだ。この先いったいどうなるんだろう。

私たちは子ども二人を育てた。その二人の子どもは3人と1人、計4人を育てた。
先ず先ずのノルマはを果たしているのかなと思うが、未婚者の増大や、子ども無し夫婦の増加によって、そんなものは掻き消されてしまう。
そしてその後に、「高齢者の増大」「少子高齢化」という肩身の狭くなるような言葉が続く。

子どもを産み育てることによる人間社会の繁栄、などと目に見えない将来を考えるより、今目の前にある現実を、自分たちが楽しめばそれでいいという風潮がはびこってはどうもならんな~ などと嘆いても現実は何も変わらんしな~。
どうすりゃいいんじゃろう。甲高い子ども声が周囲から聞こえるだけで、何となく活気づくのに・・・。

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「粋なはからい」

2016年05月02日 | 家族・孫話

             
                                    「グループエンカウンター」の手法を用いたエクササイズに励む兄ちゃんたち(ネット拝借)

桜咲く4月、自らの希望を叶えて高校進学した孫兄ちゃん。
あれから早くも1ヶ月近く。親許を離れた完全寮生活で初めて迎えるゴールデンウイークという連休。
サラリーマンにとっては、1日か2日有給休暇を挟むことで10連休にもなるという大型連休も、暦通りに動く学校や官庁関係は、世間が騒ぐほどの大型連休ではないのが実情である。

ところが兄ちゃんの高校では、現実を見据えた措置というか、粋なはからいが採用された。
今日2日(月)と7日(土)を振り替えて、全員が7連休となる特例が実施されたのである。

高校生活という未知の世界の上に、親元を離れた完全寮生活。少しの疲れやホームシックも出始める頃かな?
50数人の寮生を抱える学校側にも、そういった子どもたちへの配慮があったのであろう。
東京・埼玉・滋賀など各地から集まった子らも、一斉に里帰りをしたようである。
もちろん兄ちゃんも、家族そろっての出迎えのクルマで悠々里帰りしてきた。

始まってまだ1ケ月にも満たないのに、というご指摘もあるかもしれないが、本人たちにとっては絶好の息抜きになったようだ。
無理もない、なんせ山の中の高校。コンビニは自転車でさえ40分はかかる位置に。
JA飯南支部経営の小型のスーパーでせいぜい買い物するくらい。
自分の洗濯はもちろん、風呂もトイレの掃除も当番制で回ってくる。

ジジとしては、色んな乗り越える障碍があって、心身ともに鍛えられる学校なのかな、と期待したくなる。
「顔を見せに来たよ~}と言いながら、開口一番「料理がまずーい。ばあちゃんのが一番おいしいよ」と、言うことだけは知っている。
可愛い弟たちとも戯れて、連休明けて寮生活に戻れば、また厳しい規則正しい生活が待っている。

粋な計らいの大型連休。一休みしてまた気持ちを新たに、夢に向かって半歩踏み出してくれりゃそれでいい。
ジジババのふところに大型連休のそよ風が吹く・・・。

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