確か昨年の大晦日も、朝からウッスラの雪化粧で寒い一日だったような。
今年も、年の瀬になって押し寄せた異常寒波によって、日本列島震え上がっている。
さて今年も今日で終わり。というか後1時間を割ってしまった。
この期に及んで今年一年を振り返るのも手遅れのような感じもするが、やはり自分の気持ちの中で、一つの区切りをつけたい思いはある。
昨年の暮れに出された岩国検定立ち上げの話し。
心強いリーダーのもと、兎に角何が出来るか、どこまで出来るか、グループ結成。キックオフが1月下旬。以来、あれこれあれこれ練り上げて、ついに11月28日、堂々の岩国検定試験実施の運びとなった。
全員の知恵を出し合い、細やかな心遣いなど、独自色を出した検定実施。それなりの大きな評価を頂いた。
この一年のというか、我が生涯の中でも特筆すべき活動であった。そんな一年であったことを誇りに思っている。
NHK大河ドラマが、我が生涯の師と仰ぐ坂本龍馬の偉業の足跡を辿る「龍馬伝」であった。毎週毎週欠かさず見た。
若りし頃、司馬遼太郎「竜馬がいく」を夜中まで読みふけって遅刻を重ねて叱られた記憶も新しい坂本龍馬。
ドラマも佳境に入り「大政奉還」が近づくにつれて、矢も楯もたまらず、10月には親しい友の声がかりもあって、京都に出向いた。寺田屋はじめ池田屋・酢屋、最後に凶刃に倒れた近江屋跡など、龍馬の足跡をたどった。もちろん、中岡慎太郎とともに眠るお墓にも手を合わせた。
このことは自分にとって大きな大きな心の支えになる旅となった。
間違いなく生涯の記憶に残る京都散策となるであろう。
恥を忍んでNHKのど自慢予選会に応募した。
これは単に歌が好きとかの話しではなく、なんとか親父の気持ちをセガレに聞かせたい・・・という秘めたる願いがあった。図らずもはがき審査で予選への出場が決まった。曲目は最初っからこれしかない、と決めていた吉幾三「父子じゃないか」 結果はアピール不足で予選落ち。本戦でテレビに映ることは出来なかったが、親父の気持ちをどんな形でもいい表に出したかった。セガレへの思い入れが届いたかどうかは別として、広い会場に響き渡った孫の声援は確かに耳に残っている。それが2月のことだった。
母の三回忌も無事執り行った。
三人の孫も、入院騒ぎなども乗り越えて元気に育っている。
贅沢を言えばきりがない。十分恵まれた一年であったと思う。
この一年を土台に、更に来年も充実した一年を過ごしたい。
最後になりましたが、この一年間、つたない拙ブログに大きな声援やコメントを頂きまして誠に有難うございました。
なかなか思いの丈が指先に伝わらず、舌足らずや思慮不足の雑文にもかかわらず、お付き合い頂いた優しさに心から感謝申しあげましてこの一年の締めくくりとさせて頂きます。
願わくば来年もまたよろしくお付き合い頂ければ幸甚に存じます。 yattaro-拝