青空に映える満開の河津桜 辛うじて間に合った水仙
気が付いたら2月も最終日。実に早い。
1月は行く、2月は逃げる…などと、おふくろからしつこく聞かされてきた。
なんでこんなに早いの? なんでこんなに急いで時間が過ぎるのか…。
ちょっと聞いてみたくなる。誰に聞く? あの人? この人??
やっぱり自分に聞くしかないでしょう…と思い直す。
忙しい。なんとはなしに忙しく時間に追われているように思う。かといって、何かが具体的に形となって残っているわけでもない。なのに妙に落ち着かない。
2月末とは思えない真っ青な空と、上着が邪魔になる陽気に誘われて、忙しさをほっぽり出してクルマを走らせた。朝から出ればいいものを…そうは行かない。外せない葬儀を済ませて午後からの半日。
満開の河津桜が、青い空に溶け込んで見事なセクシーピンクで迎えてくれた。
ホーッと深呼吸。
そして心配した水仙も、大半は花期を終えていたが、部分的には辛うじて待っていてくれた。
「写真撮って…」と哀願するように健気な遅咲きの水仙をパチリ。
これでまたやらなければならないことが半日遅れか…。
まあいいや、今日を逃したら、水仙の群生はお目にかからないまま時期を逸するところだったかも。
花は見頃がある。気持ちを洗われただけ大儲け。
また明日から気合いを入れることにしよう…。「またかよ~」などと言わないの!!