こんなテンプレートでスタート!
あれから10年。本当に10年続いて来たのだろうか。我が耳と目を疑いたくなるような感慨が胸の奥にフツフツと・・・・・・。
我がブログをログインすると「開設から3653日」と記されている。この10年間にうるう年が3回あったこと示している。
思えば2008年4月30日。恥ずかしさを押し隠し「お待たせ!!ブロガー仲間入り」と題して初投稿。
ハンドルネームは「世の中ちょっとやぶにらみ」と命名。これは長く続けて来た覆面随筆のタイトルの一部をあしらったものである。
こんな拙筆に目を通してくれるような奇特な暇人がこの世の中にいるのだろうか。果たして誰に読んでもらえるのだろうか。
正直なところ自分でも息が詰まるような期待と不安が入り交じるスタートであった。
2ヵ月前から「ブログの立ち上げ」をひもといた。参考書やパソコン説明書などをあさった。あれこれ教えてもらった。
それほどやる気と根気を引き起こさせてもらったのは、すぐ身近にいる同い年の先輩ブロガーであり、写真スタジオ経営の同級生である。
この二人には感謝して余りあるお世話になったと、口でこそはっきり言わないが、心の底で大いに感謝している。
そしていつしかエッセイ仲間以外にも目を通してもらっている感触が得られるようになった。
今は亡きアメリカフロリダ州に住む同級生とは、ブログを通して消息を交換し合ってきた。
孫の成長を見守る目も、単なる上っ面だけでなく内面的な成長に目配せするようになった。
他にも、何かと表面を1枚剥がした中身を覗こうとする意識が強くなった。それを理屈っぽいと言われればそれは私の不徳の致すところ。
それでも、どんな話題でも、どんな些細なことでも、自分の思いや意見を披歴した上で「ねーちょっと聞いてよ」という問いかけに心した思いはある。単なる報告や、写生にとどまらないよう気を付けた、という自負もある。しかしその判断は読んでいただいた人にゆだねる。
定年後の気楽な生活の中に、ブログという楽しみを取り入れさせてもらったこと、またお目通し頂いた多くの方に心からの感謝を申し上げると同時に、11年目に入る明日からも、足そうにも足せない、引こうにも引くものがない、単純思考ではありますが、肩の凝らないブログを心がけたいと思います。お見限りなくお義理の付き合いで結構です。今後ともよろしくお願いします。
スタート時点の懐かしいテンプレート。これを考え着くまでにも大そうな苦労だったな~ などと思い出しています。