「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「真夏のプレゼント」

2024年08月10日 | 追っかけ爺!

         
           30~40㎝の真鯛と、イサキ・カワハギなど大漁
 
      50cmもあるウマズラカワハギ
                  
                  朝4時起きの釣り人君、いささかお疲れ。気持ちよさそう。

毎年この季節には、婿殿と孫君は船頭ともに漁船一隻借り受けて、真夏の瀬戸内海へ魚釣りに出かける。特に今年は、中学校野球部県大会応援に、宇部市が2日下関が1日と、遠路構わず応援に駆け付けたジジに感謝の「おいしい刺身を食べさせたい」という願いを込めて、早朝4時起き。柳井港からの出港で6時間近く船に揺られて釣り上げたという。その内容は、30~40cm級のきれいな真鯛が20尾近く。刺身にしても塩焼きにしても妙なる美味のイサキ。それに特大のウマズラカワハギなど、白身のお刺身を堪能させてくれた。

ご近所さんにも取れたて活き活きの真鯛をお裾分け。喜んで頂いた。別にジジは何をしたわけでもなく、ただ活きのいいうちにお配りしただけでずいぶんな感謝を頂いた。
こういうのを、自分の手を汚さずにお手柄だけを自分のものにすることわざに「人の御坊で法事をする」というのがある。そんなことわざを地でいった。ま、たまにゃこんなこともある。

肝心な釣り人は、婿殿ともどもいささか暑さ負け、船の揺れ、睡眠不足などで、我が家に魚を届けたまま居座ってソファにうつ伏せ、デッカイ脚と大きなお尻を投げ出して、気持ち良さそうにスヤスヤ。
船の揺れも気にせず、必死になって釣りに精出す孫君の姿を想像すると、刺身のうまさはまた格別である。

追っかけ爺をあっちこっち連れて行ってくれて、感謝するのはこちらの方かもしれないが、そんな甘いことはまだまだ先の話。今はひたすら油断なく、練習に練習を重ねることだけを厳しく見詰めている。時に理想を掲げて叱咤することもある。
本人にとってはうるさくても、気合が空回りすることがあっても、暖かい目と短い褒め言葉を投げかける気持ちを汲み取っているとすれば、単に野球応援だけではなく、人生の応援歌につながってくれたら幸いである。そんな意味でもスポーツを探求することは、人生の豊かさにつながる。と勝手に信じている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「夢を追いかけて!」

2024年07月25日 | 追っかけ爺!

世の中は連日の猛暑酷暑で夏真っ盛り。梅雨の名残の大雨被害なども半端ではないが、真夏の始まりであることに違いはない。そんな話に逆らうわけではないが、こちら中3の孫君と追っかけ爺にとっては一足お先に暑い夏は終わったという、少し奇妙少し寂しいお話である。

中学校軟式野球大会で山口県選手権を制して、中国大会ひいては全国大会を目標に頑張って来た孫君の中学校野球部生活が、昨年の悔し涙を流したここ下関オーヴィジョンで終わった。これは彼らにとって一つの暑い夏の終わりを意味する。次に汗を流すのは大好きな野球ではなく、特に孫君にとっては、あまり好きでない勉強それも高校受験という難関に向かうという厳しい話である。

昨年も2年生レギュラーとして臨んだ県大会ベスト8で、突破すればベスト4というところまで行ったのに、残念、はじき返されて涙を飲んだ。あれから1年。今度は3年生レギュラーとして臨んだ。岩国市では優勝こそ逃したが2位として山口県大会へ。1日目下関市代表を撃破、2日目周南市代表に完勝。迎えた3日目。まさに3日連続の試合。選手も大変だが3日連続で夜中に起きて日の出より早くクルマで出かける。追っかけ爺にとっても結構な体力勝負。有難かったのは宇部市も下関市の球場も婿殿の運転する車に同乗させてもらったこと。   

     
          ベスト4をかけて戦った、下関市のスタジアム 

     
    夢を追いかけて、投げ、打ち、走り続けた練習の成果をかけて渾身のスイング
    
       戦い終えて1対0の敗戦にうつむくナイン。監督の優しい声掛け 

夢がそう簡単に叶うものではない厳しい現実に遭遇。全力を出し切った日々の戦い。ついに破れるひがやって来た。孫君にとって同じ球場で同じベスト4を目前に破れた。しばし流れる涙を止められなかった。何を思ったのだろう。専門はショートという内野の要に加えて、2日目の周南市代表でリリーフ投手として力投し勝ちに貢献した。今回の夢は破れたが、うつむくな!と追っかけ爺は胸の内で叫んでいる。お前さんの夢はまだまだこんなところじゃないでしょ、もっともっと先があるでしょ。

そんなわけで、丸三日、汗だくお疲れ爺でした。でもなんともいえぬ素晴らしい3日間でしたよ。
何もかも忘れ、暑さや痛みを忘れて夢中になった暑い夏。孫君に感謝状でも出そうかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「短い夏を!」

2024年07月06日 | 追っかけ爺!

 
     真夏の太陽を受けて、遠くのチームとの練習試合にリキが入る

        打つか、見極めるか、この打席は結局フォアボールで一塁へ          
         一塁へ出たとたんに初球から盗塁を仕掛ける   
  ピッチャーからファーストへボールが来たら即二塁ベース目がけてまっしぐら

中学生の野球選手生命は短い。夢の間に過ぎてゆく。
というのも、1年生で野球部入部しても、徳別な技量を持っているか、先輩レギュラーのケガによる休部とかで空きがあるとかしないと、なかなか選手とは認められない。多くがボール拾いであったり、先輩レギュラーのお手伝いが主な役割となっているようだ。これも一つの伝統として守られている。

先発メンバーとして10数人に選ばれるのは、3年生が退部する1学期の終わり、ということは本人たちの2年の夏休みからが本格的スタートとなり、終わるのは3年の1学期末である。その間わずか1年余り。実に短い。そこで、3年生の1学期に行われる県大会予選に勝ち残れば選手生命が続く。それも岩国市内でたった2校だけという狭き門ではある。

幸いにして孫君の学校は昨年も今年も県大会出場の権利を得ている。だからこの時季も練習試合の申し込みがある。なければこちらからお願いする場合もある。
未だ正式な梅雨明け宣言もされていないが、真っ青な空にガンガンの陽射し。暑い暑い中、顔を真っ赤にして泥にまみれる姿は、まさに青春そのものである。ガンバレ孫君。

ジジも、帯状疱疹の厳しい痛みも、前立腺手術の後遺症もモノともせず、追っかけ爺をひたすら頑張っている。短い中学生野球部生活を謳歌しておくれ。ジジのこの上ない楽しみ、元気の素として付いて行くよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「残念でした!!」

2024年05月25日 | 追っかけ爺!

      
               山陽小野田市まで追っかけていったの 

     
      試合前のリラックスしたひととき       いよいよ試合開始「おねがいします」
        
       1回の表 1番ショート 孫君 ナイスバッティング と思いきや大きなレフトフライ!

5月初めに行われた、クラブチーム岩国市大会で優勝。今日はその県内の市代表が集う、県の代表決定戦。
高速をつかっても片道2時間30分。遠く離れた山陽小野田市まで、この手で運転して出かけた。孫君の雄姿を見届けるためなら、このくらいの苦労はなんのその。お弁当持って遠足気分でいそいそと出かけた。高速道運転の後見人というババ殿も一緒に。今日勝ったら明日もまた、ここまでやって来るという覚悟も決めていた。

いつもいつもいいことばかりはない。今週初めからテスト週間で練習できなかったこともあってか、今日はチーム全体が少し低調気味。ざんねん、一回戦で萩市代表に破れた。前評判から行けば番狂わせとは言うが、一度負けたら終わりのトーナメント。もう彼らにとって、この大会は二度と帰っては来ない。勝たせたかったが
致し方ない。負けて学ぶことの方が多い勝負の世界。今後の糧にして欲しい。
次は学校のクラブ活動としての県体予選が待っている。捲土重来を期して頑張る彼らを、また応援である。

孫君のチームは破れて家に帰ったら、愛するカープさんが横浜といい試合をして延長戦に入っていた。なんとまあ5時間半に及ぶ死闘の末、延長12回カープさんが9対6で勝利した。少し元気回復。
孫君の野球とプロ野球を同列に語るなどという無謀はしない。しかし、プロ野球の選手もみんな一度は、小学・中学の野球部で汗と涙で、勝つ喜びと負ける口惜しさを経験してきている。少し飛躍し過ぎるとは思いながら、やっぱり、ガンバレ孫君である。   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「サム~~い追っかけ」

2024年03月02日 | 追っかけ爺!

               

弥生二日の寒かったこと、なんとなんと真冬の再来というではないか。寒いのなんの、逃げ場のない野球場の中でちょびっとでも日差しを求めて太陽の恩恵を。野球場というとてつもない広い空間、それも青天井の吹きさらし。生易しい寒さではないのよ、観る者にとっては。

やる方は、練習試合とは言え春の県大会予選で戦う相手。スキなど見せられない。ひとたびグラウンドに立てば寒さなど感じているヒマはないと云う。ましてショートを守り次にサードを、そして第2試合は早目のリリーフとしてマウンドへ。もちろんバットはしっかり振らないと爺からの檄が飛ぶ。それでも飲み物は温かいものじゃなく、常温を持って出るというのだからなんともはや、こちらは黙って観るのが正解のようだ。

追っかけ爺など呑気な立場の者は寒い寒いとブツブツ言う。セーターを1枚少なく出かけたものだからなおさら。その上に思い切って飲んだら喉を火傷しそうな熱いコーヒーポットをリュックに忍ばせて。
それでも何でも、爺が応援に駆け付けることが、孫君にとって一つ気合が入る材料になる間は出かけなくっちゃ。それでなくても完全な将来まで待てないのだから。やっぱり今でしょ!!応援するのは。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「にっくきコロナめ!」

2024年02月12日 | 追っかけ爺!

                  

正月をつつがなく過ごし、節分も立春もなんとか元気に過ごし、ひたすら春を待った。本当の春はまだ少し先だが、プロ野球はキャンプインし、春の選抜出場校も発表されて、野球ファンにとってはホンに待ち遠しい季節である。そんな中で、昨年暮れの冬休みで中学校のクラブ活動はお休み。家庭での自主トレに精を出していた孫君も三学期の始まりと同時に野球部練習も再開された。

いよいよ始まったかと、追っかけ爺の楽しみが増えたことを喜んでいた。そしたら早速2月10日土曜日に、市内の中学一校と下関から一校やってきて、三校で練習試合をやるのでお昼御飯が要るよ、などと楽しみな話をしていたのよ。ところが、肝心な孫君がコロナに絡めとられて、野球はおろか学校さえ休まされて、週明けの明日から登校OKとなった。要するに10日の練習試合に孫君は出られず、家で謹慎していたのだ。

感染症第5類に移行されたとはいえ、にっくきコロナは健在なのだ。
といっても、感染したのはこちらの不注意。それにしても失うことの大きいコロナ感染ではある。
事程左様に、マスクや手指の消毒など自己防衛で、大切な時間を失わないよう、コロナ感染防止に今一度気を付けましょう、ご同輩。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「地域貢献!」

2024年01月12日 | 追っかけ爺!

              
               とんど焼き、イラスト(ネット拝借) 

お正月飾りや昨年の初詣で買い求めた破魔矢など、1年間家庭のお守りとしての役目を果たした品々に感謝を込めて、完全に燃やすことで昇華させる「とんど焼き」「とんど祭り」が各地で行われている。
我が住む地域では明後日と決められており、明日はその準備があるという。

中学校2年生も3学期を迎えた孫君が、友達数人を誘ってとんど焼き準備のお手伝いに行くことにしたと誇らしげに言う。地元自治会連合会の世話役から学校の方へ、よかったら何人か手伝いが欲しいという依頼があったようだ。「オレ、参加するからじいちゃん車に乗せて行ってくれ」という。「通学路の途中にある公園なんだから通学チャリで行く方がええよ、帰りも自由になるし」ということでジジは顔を出さないことにした。

本当はジジが一緒に行って、お手伝いとはどういう立ち位置なのか、どんな配慮をするのか教えておくのがいいのかなとも考えた。いやいやそうじゃない、ジジという保護者がいないところで、初顔合わせの地元のじいちゃんたちとどれだけのことが出来るのか。どんな役に立ったのか。それを密かに確かめたかった。後で地元の世話役に尋ねれば孫君たちの行動は全て教えてくれる。

大したことはできないと思うが、昨年11月の海岸清掃では、集めたごみの集積係としてそれはそれは的確な仕事をしていたのを遠くから見ていたので少しは安心している。生意気にこいつめ、何も知らぬような顔をしてジジがやってきた背中を見てきたのかな。などと思わせるふるさとの年中行事のお手伝いである。
大いに尻を叩いて応援してやろう。クラブ活動の指導も学校から地元有志に引き継ごうという時代。学校と地域の橋渡しになる活動は大切である。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「爺の妙薬」

2023年12月03日 | 追っかけ爺!

        

幸いにして師走の3日も先ず先ずのお天気。風も全くないわけではないが、持参した椅子に座って長時間なんとか寒さに耐えられるそよ風。
今日も朝8時45分開始の孫君の野球試合応援に出かけた。しっかり着込んでダルマさん状態。リュックには熱いお茶ポット、タオル、ポケットティッシュなどの寒さ対策グッズと、ほんの少しの甘いお菓子を詰め込んで。なんせ2試合連続となると早くて4時間。試合内容によっては5時間を要することも。見る方というか応援する方も半端な覚悟では行かれない。やっぱり寒いのよ、そして長いのよ。

それでも何でも爺お目当ての孫君が投げて打って躍動する姿は、どんな妙薬よりも効き目があるような気がして、「風邪引かんように気を付けんさいよ」と半ば引き止めたい口ぶりのカミさんを尻目にそそくさとお出かけ。そんな時は、左胸から背中にかけての帯状疱疹による神経痛の痛みも完全に忘れている。少し寒さを感じたらすぐに熱い茶を口に含み、お菓子をつまむ。オットット!!ナイスプレーに拍手を送らなければ。そんな忙しさの中で病気など顔を出す暇などないよね~

それにしても短い練習期間で、どの子もどの子もずいぶんな成長を見せるものである。逞しさは1週間ごと、1カ月ごとに伸びているのが目に見えるのが嬉しい。ホー、そんなプレーが出来るようになったのかと驚かされる。
いま世の中では、クラブ活動の顧問となる先生が少ないと言われている。指導の仕方にも随分な制限が課せられている。大きな声を出せばパワハラになる。指導の理由で何かをさせれば体罰、すなわちパワハラとなる。触らぬ神に祟りなし、クラブ活動の顧問など引き受けないのが利口である。

そんな中で、教務主任の本職を持つ先生が、孫君たちのクラブ顧問である。子どもたちから慕われる教師像を持っておられるのだろうか。私たち応援団にも必ず一度は声を掛けて頂く。人それぞれに運命はある。孫君にとっては幸運に恵まれたということか。もっともっと上手くなって恩返しを、と勝手な発破をかけられるのは追っかけ爺の特権である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「元気の素!」

2023年09月11日 | 追っかけ爺!

     
        練習の成果を、真剣な眼差しで表現 応援合戦                優勝旗と金メダルを胸に、堂々の部活行進      

                    
                       バトンを受け必死の形相でダッシュする孫君 選手リレー

秋の日差しが朝から遠慮なく照り付ける土曜日。男の子から男子へと成長する過程の真っただ中の孫君。人生1回こっきり中学2年生の体育祭。
追っかけ爺としては行ってみたい。声の届くところで応援したい。ウズウズする。
でも帯状疱疹の真っ赤な発疹は左上半身を覆っている。ウズウズする。どうせウズウズするんなら、ちょっとだけ美味しい部分だけでもいいから体育祭をカメラに納めたい。望遠レンズをセットして学校へ。

現場に着けば、いつもの旺盛な報道カメラマン精神が目を剥く。痛痒さも鬱陶しさも半分忘れている。運動不足で軋む膝をものともせずにベストアングルを求めて右往左往。たった3枚のこの写真を撮るのに何度シャッター押したやら。日陰を探して次のプログラムを待つ。まさに追っかけ爺の新骨頂か。
体育会系を地で行く孫君、どの種目も真剣に演じる姿にはジジバカながら「ウ~ン、なかなかやりおるわい」

中学2年生の体育祭はこの日この時しかないのだからつい無理をする。少し弱った体調にこれほど悪いことはないと理屈では分かっている。
でもこれほど真剣なパフォーマンスを見せてくれたのだから、小さな患いは飛んでいくかもしれないし許してくれるやろ。なんて勝手な行動をするのだから、結果的には患いの中にもまだまだゆとりがあるということなのかも。その後の辛さも何も一切触れずに黙って早めに横になる。

運動会や体育祭などには、どうかするとお腹が痛くなることもあった我が幼少のみぎり。それから考えると、最終種目となる選手リレーに堂々と出場する孫君はまぶしいくらいに思える弱小少年時代を送った爺である。彼の姿を追いかけ、雄姿をこの目で確かめることは何よりの薬となるのも事実のようである。季節や良し、病気などしていられない。早く治さないと。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「日傘の世話になって!」

2023年06月17日 | 追っかけ爺!

  
       試合開始、両軍整列 あいさつ                     熱戦を展開

  
        試合終了の整列に向かって 勝てば足取りも軽く      挨拶を終え満面の笑顔で、応援席に凱旋報告  

1週間前の土曜日に続いて今日も午前8時30分試合開始。孫君の中学校野球部の山口県大会への出場を掛けた岩国市選手権試合。
先週の予選を勝ち、今日は準決勝、決勝の3試合が行われた。第1試合で勝った孫君たちは次の試合の勝者と決勝戦を戦った。

炎天下の試合はもちろん暑いが、他チームの試合時間を待つのも何かと問題がある。2試合を戦う体力温存と言う面では意外な難敵である。日陰でじっと休んで時間を過ごせばいいのだが、やんちゃな仲間が集まってヒマを持て余す「じっとして体を休めておきなさい」とは言ってもこれがなかな難しい。ついつい走り回って体力を消耗する。

かたや、準決勝、決勝戦と2試合連続で戦うことになる。もっとも、たっぷりの休息時間を与えられるが炎天と言う敵が影を落とす。
それでもはち切れそうなヤングの体力とやる気は、何もかも蹴っ飛ばして若さで乗り切る。疲れなど一切感じさせずケロッとして張り切っている。
何を隠そう、応援に朝から駆けつける追っかけ爺の体力の方がよほど心配である。
野球帽一つで日除けをし、ただただ必死になって一挙手一投足を追いかける。周囲から気が気ではないと心配する目や言葉が突き刺さる。

子どもたちは熱いグラウンドを走り回って真剣勝負をしているのに、応援する人間が日傘をさして涼しくすのは本末転倒じゃない??といういっぱしの理屈を持っていた。ところが、そんな見栄を張っていて熱中症に侵されて救急車騒ぎにでもなったら「じいちゃん、応援に来なくていいよ」などと引導を渡されては困る。ということで百歩譲って日傘を使用することにした。これは効果があった。最初は邪魔に思えたが涼しさには勝てない。そして今ひとつ、氷をたっぷり入れた冷たい水を定期的に飲む。こちらは否応なしに確実に実行した、それには訳がある。

選手や審判、グラウンドボーイなどの熱中症対策として、長くても30分に一度は必ず給水タイムが取られる。そのときはグラウンド上には人っ子ひとりいなくなる。こちらも「そうだ、水を飲もう」ということになる。実に有難い熱中症対策である。
日傘をさし、定期的水分補給をして、延べ7時間に及ぶ応援を快適に過ごした。忠告やアドバイスに感謝。だから孫君たちのチームが優勝できた!!              

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい