「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「高校の文化祭」

2023年09月30日 | 地域活動

  
      2年間かけて練習を繰り返し、自らの手で縫い上げたお手製ドレス            中には純白のドレス、未来の花嫁姿も

地元にある総合高校の秋のイベント「文化祭」が行われた。
3年間のコロナブランクを乗り越え、4年ぶりに一般観客を迎えての賑やかな文化祭となった。あらかじめ校長先生から観覧案内を頂いており、久しぶりに楽しみを胸に高校の体育館を覗いた。

こちらの高校文化祭の呼び物は、伝統的に続いている家庭科部女子生徒による自作自演のファッションショーである。2年生の時からこの日を目指して練習を重ね、慣れないお針仕事に挑み続けて今日の晴れ舞台がある。そんな話を部長さんがステージから発していた。
若いっていいねー。そして広い校舎の至る所で教室やコミュニケルーム、図書室などを利用してそれぞれ工夫を凝らした催しが行われた。

1階の教室では、茶道部・華道部合同のお茶席が設けられたり、食事の販売などあり。食券を求める長蛇の列など、保護者や先輩たちの参加でごった   返していた。
          

高校生活も私たちの時代とはまるで異なる華やかさと、天井知らずの明るさがある。
といっても、私たちの時代が良くなかったなどという発想ではなく、その時代時代を若者らしく解釈して目いっぱい楽しんでいるということだ。
こんな席に出向いてみると、ついつい近くにいる孫の成長と重なって、何もかも微笑ましく思える。何かを一瞬忘れさせる効果がある。 

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「仲秋の名月!」

2023年09月29日 | 季節の移ろい・出来事

  
                 『月々に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月』  令和5年(2013)9月29日

窓の向こう、瀬戸内の静かな海。季節の移ろいを感じる小高い雑木林。午後7時を回るころ、雑木林の上にゆっくりと顔を出す仲秋の名月。
十五夜と満月が重なる今宵の「仲秋の名月」。その美しさ、そのきれいな自然からの贈り物を記憶に残しておきたい。次にこのような十五夜と満月が重なる仲秋の名月は6年後だという。なおさら貴重に思える今宵の名月である。

全国各地からご訪問頂く拙ブログのお仲間の皆様には、同じように大きくて明るくて素敵な名月をご覧になっておられるのだろうか。
四季折々に移ろう季節を愛でながら、雪月花に心を寄せ、気持ちを和ませて生きていけたら有難いことである。
今宵は何の理屈もいらない。ただただ中天に浮かぶまん丸お月さんを眺め愛しんで、眠りにつくとしよう。

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「気分一新!」

2023年09月28日 | 健康イチバン!

                                                              

個人的には緊急事態と受け止めていたここ数日の中で、一つのヤマを越えることができた。これは多くの人から祝福を受けるほど値打ちのあることであり、私自身も取り敢えずこの先に希望を抱かせてもらえる結果となっている。
そんな気分転換も含めて、今日はあらかじめ出場エントリーをしていたグラウンドゴルフ大会に出場した。というか、何とかこの日に間に合わせてもらったような感謝の気持ちもある。

主催は岩国グラウンドゴルフ協会だが、今回は市内の金融機関が後援者となったこともあって、総参加人数が220人を超える大きな大会となった。
後援者が付くと賞品の数も質もよくなることを皆さんご存じで、参加者も一段と多いようだ。但し、私たちはそんなことは知らず、純粋に市内外の多くの同好会メンバーに顔を売るのが目的である。お弁当をこしらえてもらって、遠足気分で3人の大人が連れ立って参加した。
正直な話、帯状疱疹の痛痒さが取れたわけでは決してない、こらえて我慢しながらのプレーではある。

それでも、外に出て青空の下でゆっくりではあるが知らず知らずのうちに相当な歩数を稼ぐ運動量。これがいい。大汗をかく重労働的な運動ではなく、互いに間延びしながらも待つことを厭わず気長に過ごす一日。
今の私にとっては貴重な一日になった。気の置けない二人のご近所さんとのノンビリ遠足気分ゴルフは、明日からの行動に栄養剤ドリンクになったかもしれないと喜んでいる(笑)

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「一ツ山超えて!」

2023年09月27日 | 健康イチバン!

            

このところあまりいい話がない。周囲の人に多大な心配をかけている。自分自身も最悪の状況を想定し、ある種の開き直る気持ちもあったように思う。
高齢男性に多い病気と言われる仲間に否応なしに引きずり込まれていた。「エッ!なんでオレが?」最初はまるで他人事のように軽く受け止めていた。

医療現場ではそんな甘いことではなく、MRI、造影CT、アイソトープ検査(骨シンチ)などなど真剣に可能な限りの生体の検査を尽くし、病巣の状態の探求や他の部位への転移など、命を守るあらゆる手立てを講じて頂いた。それらの検査結果の報告と今後の対処法のお話を主治医から伺って来た。

非情に重苦しく、病院への脚がどうしても軽やかに出ない感じを押し殺し、予約の時間すこし前に泌尿器科待合室に。
待つこと数分。「いろんな精密検査の結果、かくかくしかじかで転移は認められません」とはっきり明確な宣言を頂いた。有難い、そうかこれで目の前の一つ山を越えられた。ということは直ちに次なる高い山への挑戦が始まるという、新たなステージに立った思いがある。

その前に、義兄や妹はじめ長いお付き合いの親しい友など、多くの方に心配をかけたお詫びと結果報告の電話に時間を費やした。どれほどの時間を費やそうと、取り敢えず命拾いをした自分自身のお祝いみたいなものを、多くの皆さまにご報告させて頂きたいと思っている。その上で、これから始まる新たな挑戦にもどうぞお力を貸して頂いて、これからまだまだ長いお付き合いをお願いしたいと思っています。有難うございました。

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「桜吹雪」

2023年09月26日 | 健康イチバン!

                     
                         左上半身の、桜吹雪の痕跡

「弱り目に祟り目」のタイトルでブログ発信したのは9月6日のことである。その時は「じきに良くなるでしょ」みたいな安易な気持ちで帯状疱疹と向き合った。評判のいい皮膚科でちゃんと診察してもらい、塗り薬と飲み薬を処方してもらった。左胸から脇腹・背中にかけて広い範囲に散らばった桜吹雪のようなさくら色の斑点は、ちょうど3週間を経た今ではさくら色を消した。ただ黒っぽい無数の痕跡を残っている。

ところが、外観は確かに元に戻りつつあるが、表面も内面も少し触ればピリピリひりひり、身体を捻じりたくなるほどの強烈な痛みがある。もちろん肌着がこすれるとそれもイタイ。胸を張っていつも通りに歩こうとすれば大きな抵抗がある。深呼吸もままならない。何をやっても痛い2週間を過ごした。強力な痛み止めに替えてもらったのにその甲斐もなく俯くばかり。改めて今日また皮膚科の先生と相談して更に強い痛み止めを処方してもらった。

痛ければ痛み止めを出すだけ。何かしら子どもの使いのような気がするので、この苦しさを消す処置はないのか尋ねたら、今回の薬で効果なければ別の大きな病院で内科の診療になるとのこと。帯状疱疹まで内科に持ち込まずに治って欲しいと願っている。
これまで内科の厳しい検査の結果が明日判明することになっている。その結果如何ではどのような診療が待っているかわからない。

すこしの文献や看護師の話を聞いても「帯状疱疹、バカにしちゃいけんよ。長引かせたら大変なことになる」らしい。クワバラくわばら。
痛みのない普通の日常の有難さを痛切に噛み締めている。そしてどれほど多くの人に迷惑や心配をかけているのか計り知れないことも心に留めおきたい。
何はなくとも ❝ 健康イチバン!! ❞ 声を大にして言いたい。

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「ブルーライトアップ」

2023年09月23日 | いわくに よいとこ

                                                                
                         今宵一夜の「ブルーライトアップ」された岩国錦帯橋

待望の秋がやって来るという季節の変わり目、秋分の日を迎えた。
暑さ寒さも彼岸までと言われるように、いつまでも続く今年の厳しい残暑に早くお別れしたい。一日も早く涼しさを連れてきて欲しい。
そんな願いも合わせて、お墓の前でねんごろに手を合わせた。

そんな秋分の日、お彼岸の中日の今日、国の名勝に指定されている錦帯橋が「手話言語の国際デー」に合わせてブルーにライトアップされた。
日没から22時までと決められていたので、時間を合わせて撮影に出かけた。
遠くお城山をバックに、鮮やかなブルーに彩られた錦帯橋もなかなか乙なものである。などと、いつも眺めている私の目にさえ、ウンウン洒落てますねーとうなずいてみたくなる。

遠い過去には糖尿病予防のキャンペーンとして錦帯橋がブルーライトに彩られたこともあった。そして子宮がん検診の促進キャンペーンでは見事なピンク色にライトアップされたこともあった。
観光客や多くの人が目にする錦帯橋もこのような形で〇〇記念日のお役に立てば、どちらにとっても嬉しいこと。皆さんに注目してもらってこその値打ちだから。

季節の変わり目は体調の変わり目でもあると心得て、健康イチバン、いい秋を迎えたいと思っているのだが。

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「味覚の秋」

2023年09月22日 | 季節の移ろい・出来事

           

あれこれ秋の味覚が話題を呼んでいる。岩国では特産のレンコン出荷も始まり、岩国市の少し奥まった山間の地方では、特産の「がん根栗」が最盛期を迎えている。かつてはカミサンの里には栗林もあり、この季節には栗拾い、どうかするとマツタケも取れる山があった。今では栗林を守る手もなく森に戻った。マッタケ山も我が家の山なれど、他人様が知り尽くした山となってしまって、今では山の持ち主さえ迂闊にマッタケ狩りに山に入れなくなった。

この秋は暑さに蹂躙された上に、色んな病との闘いに明け暮れている。畑の手入れも全く出来ていない。それは冬野菜の種蒔きや秋じゃがの植付けさえ出来ていないということ。それどこれではないというのが現実で、栗の実を拾おうと思って手を出したらモロにクリの刺が刺さって痛いのなんの。と同じように、魅惑の秋、スポーツの秋、友と再会の秋など色々想像していたのに。いざ秋の蓋を開けたとたんに目の前は真っ暗になる話題ばかり。トホホホ!

色んなシビアな検査の結果は全て出揃っていないので、これからの治療方法も未だ決定していない。そんな中にあって3週目に入ったというのに、帯状疱疹の痛いこと痒いこと辛いこと。いささか元気も精気もなえてしまいそうな日々。二度目の皮膚科検診で痛み止めの薬を処方してもらったが、5回目を服用した今も全く和らぐ様子が見られない。

この八方ふさがりは打開しようがないのか。時々再々襲い来る寒気のような深い痛みはどうしたら終えられるのか。ただただ待つしかないのか。いやだね~。いっそのこと気分転換に痛さを我慢して、連合自治会が主催する明後日のグラウンドゴルフ大会に出てクラブを振ってみるか、などと開き直りたい気分である。鬱陶しいね~というのが正直な今の心境。やれやれ、長い人生こんなこともあるんだよね~。

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「竹馬の友!」

2023年09月20日 | 健康イチバン!

                       

朝8時にスマホの電話が鳴った。オヤこの時間に珍しい、誰じゃろう。電話の向こうから少し遠慮がちな声で「〇〇ちゃんか?」と、懐かしい友の声が。
「オー、△△ちゃんかい、久しぶりだね」「実は今これこれで入院しとるんよ」という。まさに寝耳に水「ナヌ!どうしたの?」「実は10日前に脳梗塞で病院に運ばれた。でも明後日には退院の指示が出た」という。

そんなふうに病名こそ脳梗塞だというが、比較的軽くて早期発見早期治療が功を奏したのだろう、比較的元気で、如何にも彼らしく「帰ったら里いもを掘っておくから取りにおいで」と、まるで元気者同士の普通の会話にもどった。先ずは良かった!元気で退院できることに正直な気持ちホッとした。

それこそ付き合い歴70年。高校入学以来の親友の中の親友であると思っている彼。幼友達ではないことから「竹馬の友」とは言わないのだろうが定年退職以来20年を超える「やぶの中のクラス会」の竹やぶの持ち主なので「竹やぶの友」と呼ぶのが似合っている優しい男である。そんな彼が少し暗い声で電話してくるとは思いもよらないこと。まして今の自分がこれから先どんな治療が待っているのか定かでない中、親しい同級生が病に伏せるようなことがあってはこちらの立つ瀬がなくなる。そんな心配をしたが、10泊11日のホテル愛宕山(国立病院機構岩国医療センター)生活を卒業してくれたことは有難い。

かれは8階の病室だったらしく、朝陽に映える二人の元の会社の工場群から立ち昇る煙の勢いに勇気づけられたと話した。約6年前に同じ感情で同じ景色を見た私の場合は「副鼻腔炎」での1週間の入院体験だった。そんな昔話をしながら「また遊びに行くよ」と電話を切った。
じわりじわり周囲の友が何かと病に取りつかれる現象を見るのは辛い。その中の一人に数えられる自分ももっと頑張らなくっちゃ。
やはり健康がイチバン大切である。当たり前のことだが、改めてそう思う。

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「1日遅れの笑顔」

2023年09月19日 | 家族・孫話

                  

働き方改革の一つなのか、ワークシェアリングの一環なのか、この頃は郵便配達が1日・2日遅れるのは当たり前のような時代になった。
他のメディアや通信技術の飛躍的進歩に押されて、文字による互いの意思の伝達という『郵便配達』のお世話になる郵便量そのものが、極端に減って来た。従来の郵便配達労働力の確保など出来るわけがない、というのが日本郵便の言い分であろう。理解できる。自らを振り返っても、便箋に手書きを認めて切手を貼り、遠くまで出かけて投函するエネルギーをほとんど使わなくなった。但し、葉書となると自慢じゃないが、趣味の延長で年賀はがき以外に大量の日本郵便貢献をしているつもりである。

そんなことはともかく、昨日の敬老に日は郵便配達が来なかった。従って1日遅れとはなったが幼い孫からジジババを喜ばせる手紙が届けられた。
私たちにとって最後の孫である年長さんの姫孫から、たどたどしいゆえに笑える一生懸命の「初手紙」をもらった。嫁さんの努力が見えて微笑ましい。
メインは、10月14に行われる幼稚園最後の運動会を見に来てね、というお願いであった。

そういえば彼女にとっての過去3年間は、コロナコロナに圧し潰されて幼稚園運動会が1度も満足に行われなかった。この幼子にして世界の大きな波にのまれて、可愛い盛りの運動会写真がほんのわずかしか残されていない。ジジが直接現場に出向き腰を据えてカメラを構えてきた他の子のようなアルバムに比べると、どうしてもやや貧弱なものでしかない。
幼稚園最後となる今年の運動会、時間が許す限り応援しよう、カメラのシャッターを切ろう。

ただし、肝心な我が身の健康に神経を使うようじゃ、いいアルバムも作ってやれない。先ずは帯状疱疹の完治。それに続く問題としっかり向き合って、担当医師をはじめ周囲の多くの人達の温かい応援と手助けを頼りに、もうしばらく元気でいたい。孫たちの応援団長でいたい。敬老の日の雑感としておこう。

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「敬老の日」

2023年09月18日 | 地域活動

令和5年9月18日「敬老の日」。
こちらも3年間のコロナ自粛とコロナ我慢を乗り越えた4年振りの「敬老会」が各地各スケールで開催された。
地域ごとに形が決まりかけていた敬老会の内容も、3年間のブランクを経て新たな趣向を凝らしたり、やらないよりはやった方がいいだろうといった感じもひっくるめて、素朴で簡単で誰でも気楽に参加できる様々な敬老会が催されたように感じている。
実は私自身も敬老会招待を頂く仲間のはずなのだが、各地の現場をめぐって写真を撮るカメラマンのお役目を優先してしまう。

            
                 地域の敬老会、出席者最高齢94才の男女にお祝いの花束
こちらの会場では、元気に敬老会に参加された最高齢者の男女お二人に、お祝いの花束が贈られた。御年94才と言う。感謝の言葉も、それはそれはしっかりした口調と内容で、地元高齢者の範となるにふさわしいお二人とお見受けした。差し当たっての目標にしたいお人柄ではある。
また地域に伝わる伝統神楽の保存会の数人が、神舞いを披露して拍手喝さいを浴びた。
            
                   敬老会の余興としてステージを飾る地域の神楽団
こちらの会場は一つの自治会単独の開催で、ごく少人数の催しではあったが、自治会の中から「独自で練習した和太鼓演奏」や同じ自治会員のお琴演奏などもあって、それぞれに小型に圧縮した中で精一杯楽しもうという工夫が見られて面白い。
コロナの空白3年間が、新たな工夫が広がったり価値観の見直しにつながったとすれば、自治会役員さんにとっても一つのステップになるのかも。

            
                  別の会場では、元気なお父さんが太鼓の独演会を披露

自治会役員さんのなり手不足などで停滞の一途をたどる地域社会ではあるが、こういったちょっとしたご近所の交わりが小さな生きがいを見つけるヒントになるかもしれない。先ずはそういった交わりに少しだけ興味を持って眺めてみるのも無駄ばかりではないと思うが如何でしょう、ご同輩!!

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