「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「春の五計」

2025年03月26日 | ニュース・世相

     春は5K
         黄砂飛来予測図

春とは直接関係ないが、かつて職場環境・労働条件として問題視されたときの「K」は三つ。いわゆる「きつい・汚い・危険」の3Kとして敬遠された一時期があった。そこから環境の整備が進んで、汚いも危険もかなり改善されたが、なかなか完全解決には至っていないようだ。

そんな過去を踏まえたわけでもないだろうが、今この季節、まさしく春にもKはある。それも3Kよりもっと多い5Kというから驚きである。一つ目、乾燥。二つ目、強風。三つ目、寒暖差。四つ目、花粉。そして黄砂。
春の七草はお正月明けの胃に優しい七草雑炊だが、この季節の5Kはご免こうむりたい。
特にここ数日の黄砂は、春霞を3倍くらいにした濃さに見える。杉・ヒノキの花粉も舞飛ぶ。副鼻腔炎手術や、無呼吸症候群対策の器具で鼻炎はひどくなるばかりの人間にとって、この上に黄砂かよう、である。
くしゃみの連発に、朝から晩までティッシュが離せないお鼻垂れさん。何とかしてほしいよ。もうしばらく元気で頑張りたいと思うファイトも奪われてしまいそう。

それにしても、春は5Kとは言いえて妙ではある。感心などしてはいられないが、抵抗のしようがないのも人間という動物の弱さか。つまりこんな現象から身を守るのは、マスク・うがい・手洗いなど、コロナ蔓延期と同様の対策が要るようだ。
一斉に花開く春は、鼻の煩いには大敵。うかつに鼻を上に向けて花を見上げるなど厳に慎みたい。

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「放送記念日」

2025年03月22日 | ニュース・世相

                    
                 日本放送協会に納められたラジオ  

日本の放送は1925年3月22日、東京放送局のラジオ仮放送で始まった。とある。
アナウンサーの第一声に続き、海軍による演奏そして東京放送局総裁後藤新平氏が、文化の機会均等などラジオの機能を説明した。そんな歴史や物語を秘めて始まったラジオ放送。

昭和20年代のラジオは、演芸・スポーツ実況・ニュースなど、内容が盛りだくさん。まるでなんでも出てくる音の魔法の箱のように、鴨居に棚を吊って私たちの頭の高さより高い位置に置くべき、大切な物であった。
親父の大好きな浪曲夜話、上方演芸会、花菱アチャコと浪花千恵子の「お父さんはお人よし」などは必死に耳を傾けたラジオ放送であった。

そしてテレビ放送が始まったのは1953年、昭和28年。まさにラジオの全国放送が始まってテレビの映像放送に移るまでに28年間を要している。放送界をはじめ映像化学など一連の分野が、どれほど多くの力を寄せ合い出し合って、現在のテレビ文化の先駆けになったのだろう。そんな思いが頭をかすめると、その道のプロとして先陣を切ることの尊さを思い知らされる。

放送開始から100年か~。生まれる17年前には、東京でしゃべる言葉が全国に流され、蒸気機関車の蒸気を吐き出す音や汽笛が遠い山奥にまで届けられていたのだ。もう少し長生きしたらどんな新しい発見を見せてくれるのだろうか。やっぱりNHKバンザイだね~。受信料払ってみんなで放送界を守ろうや。

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「断て 特殊詐欺」

2025年03月16日 | ニュース・世相

 『銃殺恐れ詐欺に協力』

「ミャンマーから帰還の中国人」 こんな見出しが躍る新聞紙面。
いま盛んに報道されるミャンマー犯罪組織拠点から発せられる、特殊詐欺の複雑巧妙な手口。
騙されてキャッシュカードを渡したり、大枚の現金を見も知らぬ他人に渡しておいて、家族や警察に相談して詐欺にやられた事実を知り呆然とする。こんな構図を聞き飽きるほど耳にし、イヤになるほど目にしてきた。それでもこの犯罪は手を変え品を変えて、益々劇場化、巧妙化して私たちに迫って来る。

犯罪拠点には1400人ほどの男女が監禁されていて、朝から晩まで電話をかけまくる「かけ子」として働かされる。仮想通貨を売りつける詐欺の実績が上がらない仲間は、夜に入って𠮟責の殴る蹴るの暴行を受ける。いたたまれなくなって逃亡を企てたら銃殺される。こんな無法が今の世の中にまかり通っている。だから詐欺犯罪は簡単には減らない。どうすればいいの?

徹底して私たちが被害者にならないことに努力する。これしかない。騙されては彼らのもとにキャッシュが転がり込めば益々増長するばかり。「断て特殊詐欺」の決め手は、電話の話のキャッシュカードだの、儲け話や名義貸し賠償だの、現金を動かす話には乗らない、聞かない、付け込ませない。いち早く周りの誰かに相談する。

それでも巧妙な手口に乗りそうになる。「つい近くで外壁塗装工事をしている者ですが、お宅の屋根のこの部分が気になりましてね」とスマホで撮った写真を見せて「明日の昼私が屋根に上がって点検しましょう、点検料は5000円でいいですよ」と。「へー築30年、そろそろガタが来るのかー、5000円の点検料なら」などと同調するととんでもない話。あそこが痛んでいる、ここが腐りかけていると法外な点検料・作業料を吹っ掛けられる。「我が家の点検は〇〇工務店に全て任せてあるから結構」ときっちり断ること。とにかく点検などさせないこと。断り切れる私たちの勇気と、すぐ誰かに相談する臆病さが、詐欺グループの収入源を断つことになる、んじゃないかな~。どうじゃろう! 点検料5000円に引っ掛かりそうになったのは私でした。

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「アンタもか」

2025年03月14日 | ニュース・世相

           

来年度の予算案が年度内に決まるのか決まらないのか。春闘の平均的賃上げ結果がどのように落ち着くのか。
そんなお金の話が世情のニュースを牛耳っているときに、またぞろ権力者が若手議員に商品券を提供するという性懲りもない、お金にまつわる疑惑が勃発。現職の総理大臣の椅子を揺るがしかねない、忌まわしいお話。

世の大中企業が政策の行方を考慮して大幅な賃上げに傾いたという、庶民にうれしいお金の話なら我慢が出来ようというものだが。
理由が何であれ、新人議員に手土産替わりに10万円の商品券配布は豪儀だねー。何の思惑もないのに10万を手渡せる金銭感覚のマヒが、庶民感覚とかけ離れていること。それでなくとも政権交代さえすれば全て世の中がうまくいくという錯覚を持つ政治家集団の攻撃の的となったこと。ややこしいねー。

こんな時思うのは、予算委員会をこじらせ、新年度の予算案成立が遅れれば、災害復興の進捗にも影響が出かねない。ということは誰が困るのか。政治家は自分の主張するところを突っ張っていれば名前は売れるかもしれないが、生活に困るのは国民なのである。国民の生活を最優先しない先生方は本当の先生方なの?素朴に思う。

一方で今年の春闘の回答をみていると、昭和40年代半ばを思い出す。池田隼人・所得倍増論。田中角栄・日本列島改造論。その後のバブル期を謳歌した青春時代の話はまた改めることにしよう。
汚れているのかいないのかは別として、手土産替わりの商品券と同じ土俵で語るには少しもったいない気がするんだね~。

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「14年の歳月」

2025年03月11日 | ニュース・世相

     
            隣の空き地に、大小10本の梅の木が一斉に満開。
   

あれから14年。未曽有の大惨事となった東日本大震災。死者行方不明者合わせて22200人超。それ以外の負傷者や避難生活を余儀なくされている人たちの苦難や如何ばかりか。常人では想像も及ばない被害の大きさである。発生が午後2時46分という、昼間の地震発生にもかかわらず、逃げることのできない速さで襲い来る大津波。復興もいまだ完全でないことに苛立ちも覚えるが、自然というとてつもない破壊力の前には、人間の営みがなかなか追いつかないのかもしれないが、一日でも早い復旧復興が待たれる。ただただ犠牲者のご冥福をお祈りするしかない、発生から14年を経た今日の思いである。

そして、日本列島を襲うと予測される「南海トラフ地震・津波」も不気味さを帯びてきている。地震の規模も津波の高さも、予測できないところに不安は募る。たとえ瀬戸内海とはいえ海岸線に面した地域に住むものにとっての心配は尽きない、というのが現状であるにも関わらず、私自身を始めとしてどこまでの危機感を共有しているか、疑問である。どうしても「今までそんな津波実績もないし」などと甘い方へ流れてしまう。

自治会においてもごく簡単なハザードマップがあったり、災害発生時の対策フローチャートとか、緊急連絡網などと、色んなお題目は並べられているが、実際にどれほどの効き目があるのか、だれがどのような指令を出すのか、いずれも素人集団である。とはいえ、自分の命を守ること、大切な人の命を守ることにどれほど真剣であるかが、いざ一大事の発生時に真価を発揮する。やはり頼りとするのは自分自身であり自己責任であると腹をくくっておくのがいいのかも。

あれから14年が過ぎた3月11日ではあるが、数年前から育ててきた隣のの空き地の梅の木も、今や大小合わせて10本が根付いている。しかも4種類の木が混ざり合ってしっかり花をつけている。
人々の悲しみとは別のところで、季節を感じ、時の流れに沿って花は咲く。それに伴って梅にはメジロ・ヒヨなど小鳥は蜜を吸いに来る。世の営みとはこれが本来の姿なのか。とすれば、どんな苦しさの中にも、ちょっと目線を上げて季節に咲く花を愛でる気持ちは忘れないようにしようということか。春はすぐそこに。

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「百獣の王はライオン」

2025年03月06日 | ニュース・世相

               
黄金の地色に黒い縞模様、頬から下あごにかけて真っ白い髭がのびる。
前足をついた腹ばいで顔をすっくと上げたときの雄姿。そのかっこ良さは他に類を見ない、それはそれ勇壮そのもの。しかも清潔感もあって、まさにあらゆる動物の頂点に立っても決して恥ずかしくないのがトラ。
なのに百獣の王様にはなれない。百獣の王は言わずと知れたライオンであり、和名は獅子と呼ばれる。

このたび、本来なら世界をリードし、世界の警察権を持って久しかった大国の主になったのがトラさんである。このトラさんも、弱肉強食の世界を生きる動物のトラさんと共通するものがあるねーと感じている。
弱肉強食の世界を生きるのだから、弱い者いじめはお手の物。たとえお腹が減っていなくても、目の前を弱い動物が通れば容赦なく襲うといわれているトラ。そこへ行くとライオンは、お腹が減って減ってたまらなくなった時に狩りをする。お腹が減っていなければ小動物を襲わない。この紳士的な鷹揚さが、百獣の王様はライオンなのだ。トラになるよりライオンになれ、と子供のころに親父さんからしっかり教えられた。
残念なことにライオンにはなれなかった、トラにもなれないまま年老いてしまった。

プーさんという寒い国のオオカミに追い回されて命からがらのウサギを、トラは救うどころか「意に沿わなかった」と理屈をつけてオオカミに擦り寄るような態度で世界中をがっかりさせた。が、大富豪のトラを取り巻く周囲から何をやっても称賛の拍手が鳴りやまないのだから、メリカンという国はわかりにくい。同盟国という名の絆も、都合次第では頭越しになんでも先に結論を出されそうで、どうも落ち着かない。

今思い出したが、長い会社勤めの中でも色んなトラと出会ってきたねぇ。ところどころにライオンさんもいてはくれたがおおむねトラがうようよ。しかもキツネまでがトラの威を借りて弱きをくじき強きを助ける側に回る。それは会社時代だけでなく、普通に生きている今もその傾向は大きく変わらないのかな。おっとっと、トラのやり方が気に食わないことを書くつもりが、なんのことはない己の未熟をさらけ出すかっこうになった。
やはり、下手な考え休むに似たりということかもね。

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 「哀しきかな 恋心」

2025年02月06日 | ニュース・世相

                

     ❝ 人の恋路を邪魔する奴は 窓の月さえ憎らしい ❞ 

     ❝ 沖のカモメに深酒させて 主と朝寝がしてみたい ❞    

ひとそれぞれに一度や二度は経験されたであろう、人を恋する真剣な悩ましさ。一度や二度どころか10指にあまるお方もおられるかも。まさしく『恋は盲目』。この言葉には年齢制限もなく、理性も金銭感覚も麻痺させてしまう魔力、魔が差すという不思議が付いて回るようだ。注ぎ込む財産などないからいいようなものだが、幾つになろうと新たな出会い、新たな恋愛感情には理性と言う歯止めもブレーキも利かないというお話。

その代償としてもあまりにも犠牲が大きい。その犠牲が大きければ大きいほど世の中のワル達が雄たけび挙げて喜んでいることを想像すると、その喜びになんとも腹が立つのである。絵に描いた餅が今にも転がり出て、思いもかけない大金持ちになれるような甘い誘い話を持ち掛けてくる。そのうら側に人間が生涯失うことはないと言われる『恋心』を刺激し、ざわめきを起こさせるロマンス話がピッタシくっついている。
恋多きは乙女に限らず、多感な青年だけにではなく、恋に落ちざるを得ないように寄ってたかって仕向けるという。

1億9971万円というロマンス詐欺の被害に遭ったのは、広島市内の80代男性という。80代と聞くだけで、詐欺にまんまと騙された今の心境は如何ばかりか、少しの同情もないことはないが、脇のあまさに舌打ちしたくなる。私にとってはるか遠い夢の中にさえ現れない金額。よくもまあ疑わずに提供したものである。無い袖は振れないからいいようなものの、タンス預金や貸金庫に預けるような身分になり得たとしたらどうなんじゃろう。

あ~いやだイヤだ。何度繰り返し報道されても依然として繰り返される詐欺被害。今回の1.997億円は史上最高額だという。被害に遭わない、我々のガードの硬さこそが犯罪者を減らすことにつながると思う。
が、あの手この手で巧妙に誘ってくる相手をどう見抜くのか。白内障を治療し、視力と思考力を正常に保つことも一つの防御手段になるのだろうか。                 

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「風雪30年」

2025年01月17日 | ニュース・世相

          

何年たっても忘れられない記憶であり、その日が近ずくと思い出さずにはいられない人生の節目みたいな日が何日かある。1月17日は特にその思いが強い日である。
1995年、平成7年1月17日 午前5時46分。記憶から決して消えることのないメモリアルデー。
メモリアルデーとは、単なる思い出の日と捉えがちであるが、それは日本風な解釈であって、アメリカでは真珠湾攻撃の受難、戦争悲劇、9/11世界同時多発テロといったような負のイメージの強い記念の日を言うのよ、と教えてくれたのは、フロリダ半島に長く住んでいた同級生だった。

彼女の言葉を借りると、大きなメモリアルデーとなる1月17日ではある。
特に思い出の深いわけは、ふる里を遠く離れた東京世田谷区三軒茶屋の単身赴任寮で、普通通りの出勤に備えた朝食のテーブルで、神戸の街が炎や煙に包まれた地獄絵さながらの悲惨な画面が眼に入った時の衝撃ある。
何事もなく明けた日常の朝に、こんな悲惨なことが起きるのか一瞬テレビ画面を疑った。

兎に角急いで本社のデスクに付き、岩国工場の情報収集、次いで我が家の状況見聞。これらに直接的な被害がなかったことに取り敢えず安堵の胸を撫でおろしたのを今もよく覚えている。
それからというもの、本社と岩国工場を結ぶ物流の大動脈「JR」が使えなくなった。海上運送に切り替えて対応するのだが、関東方面の大手顧客への製品到着に時間が掛かる。この対応に苦労した。
人的交流も新幹線が使えないため全て飛行機便となった。有楽町から一駅の東京駅に迎えに行けばよかったものを、羽田空港での送り迎えとなった。自らの岩国工場との往復も、羽田まで出て、広島空港到着、乗換という不便を感じてはきた。

但し、そんなこんなは、全てゴミみたいなちっぽけなことで、6000人余の生命が失われ、日本経済を揺るがす大惨事が徐々に現実のもとなった。それらに耐え復興を待ち、30年と言う歳月を経て今を迎えた関西大都市。これからもこの惨事を忘れることなく、つながって、助け合って生き抜く人間の強さを改めて誓う日にしなければ、とこの日を迎えるたびに思う。
そして、発生から1年、今なお復興ままならぬ能登地方の被災者にも、今を耐えて明るい未来が少しでも早く訪れる日を、大きなエールと応援を送りながら一緒に考えて行きたい。そんな1月半ばである。

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「成人の日」

2025年01月13日 | ニュース・世相

                 

正月明けて早速迎えた3連休。その最終日が今日成人の日である。ただ多くの地区で成人の日のお祝い行事は昨日日曜日に行われたようで、全国的な足並みなど無用論の様相である。
少なくとも私たちの時代は、成人式は1月15日と決められていた。それに合わせるように、都会に住む人が故郷に戻って幼馴染などと久しぶりに顔を合わせる感動シーンも数多く見られたものだが、そんな気持ちの起伏を助長する自治体は少なくなった。それぞれの自治体の都合に合わせて成人式が行われるということかな。

親にとっては子が成人式を迎えることは、大きな意義と感動をもって迎えられる。ただそんな親の気持ちを本当に理解しているかどうかは個人差がおおきいようだ。
私たち世代の多くは18歳で高校を卒業させてもらったら、多くが就職した。大学進学は少数派であった。成人の日を迎える前に、先ずは自立の姿を親や周囲に見せられることが、一人前の成人、いわゆる大人の仲間入りを認められる儀式でもあったように思う。その点では小生など20歳を迎えた時点では、将来的な進路が安定しておらず、どうかすると落ちこぼれの仲間に入りそうだった。

世は移り人は変わる、成人という概念も価値観も変わる。二十歳の分かれ目などなくなってしまった。それは考え方も成長の度合いも含めて、一人一人の自覚がその値打ちを決めることになるのだろうか。考えていたら何が何だか分からなくなった。兎に角今日は成人の日の旗日である。おめでとうと言う日である。

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「三度目の正直」

2025年01月06日 | ニュース・世相

      

12年に1度干支の巡り合わせでやってくる今年は巳年。これまでの殻を破り脱皮して大きく成長する一年になるようにとの願いが込められている。普段足下に突然姿を見せたら腰を抜かさんばかりに驚き、一目散にその場を離れるほどに、決して好かれているわけではない小動物「ヘビ」の年である。

岩国市には、青大将の突然変異と言われる色素の抜けた青大将が真っ白い身体に輝くようなピンク色の瞳。毒性を持たず、性格もおとなしいこともあって、天然記念物として国を挙げて大切に保護されているし、金運の神様としても丁重に祀られている。そんなわけで岩国市民はもとより、近く遠くのファンがわんさと詰めかけてんやわんやの大騒ぎ。除夜の鐘と共に待ち望んだ初詣で客を加えて元旦・二日・三日・四日とまさしくその名の通り、参拝客の長蛇の列だと聞いてはいた。

私も一応岩国市民。白蛇の金運にあやかりたい気持ちは人一倍、二倍いや三倍以上。だから参拝することにして、我が家の正月行事が一段落した4日の昼前に第1回目の白蛇神社訪問。何故参拝ではなく訪問なのか。だって一回目など正月4日というのに、ずっら~~と並んだ行列は最後尾を探すのに一苦労するほどの盛況ぶり。順番待ちで4時間は堅い。あきらめた。次の日5日(日曜日)、昼下がりに「今日は大丈夫だろう」。人々の金運への執着を甘く見ちゃけん。前日と同じように3~4時間待ち。トイレだけでも制限時間を超える。あきらめるしかない。そして今日(月曜日)いつしかこちらも意地になって何が何でもお参りするぞ。

今日こそ待ってもなにをしても、と覚悟を決めて三度目の挑戦に出かけた。さすがに正月休みも終わった今日は、あり難いことにやっと境内を見渡せるゆったりの中で、少し長めのお祈りを捧げた。これで良し。
気持ちを新たに家に帰ったら、早速日経平均株価は600円近い値下がり。先ずは今年が予定通りスタートした。トランプ占いではないが、大暴落の危険も秘めているという。やはりトランプより百人一首がいいな。

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