「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

 「哀しきかな 恋心」

2025年02月06日 | ニュース・世相

                

     ❝ 人の恋路を邪魔する奴は 窓の月さえ憎らしい ❞ 

     ❝ 沖のカモメに深酒させて 主と朝寝がしてみたい ❞    

ひとそれぞれに一度や二度は経験されたであろう、人を恋する真剣な悩ましさ。一度や二度どころか10指にあまるお方もおられるかも。まさしく『恋は盲目』。この言葉には年齢制限もなく、理性も金銭感覚も麻痺させてしまう魔力、魔が差すという不思議が付いて回るようだ。注ぎ込む財産などないからいいようなものだが、幾つになろうと新たな出会い、新たな恋愛感情には理性と言う歯止めもブレーキも利かないというお話。

その代償としてもあまりにも犠牲が大きい。その犠牲が大きければ大きいほど世の中のワル達が雄たけび挙げて喜んでいることを想像すると、その喜びになんとも腹が立つのである。絵に描いた餅が今にも転がり出て、思いもかけない大金持ちになれるような甘い誘い話を持ち掛けてくる。そのうら側に人間が生涯失うことはないと言われる『恋心』を刺激し、ざわめきを起こさせるロマンス話がピッタシくっついている。
恋多きは乙女に限らず、多感な青年だけにではなく、恋に落ちざるを得ないように寄ってたかって仕向けるという。

1億9971万円というロマンス詐欺の被害に遭ったのは、広島市内の80代男性という。80代と聞くだけで、詐欺にまんまと騙された今の心境は如何ばかりか、少しの同情もないことはないが、脇のあまさに舌打ちしたくなる。私にとってはるか遠い夢の中にさえ現れない金額。よくもまあ疑わずに提供したものである。無い袖は振れないからいいようなものの、タンス預金や貸金庫に預けるような身分になり得たとしたらどうなんじゃろう。

あ~いやだイヤだ。何度繰り返し報道されても依然として繰り返される詐欺被害。今回の1.997億円は史上最高額だという。被害に遭わない、我々のガードの硬さこそが犯罪者を減らすことにつながると思う。
が、あの手この手で巧妙に誘ってくる相手をどう見抜くのか。白内障を治療し、視力と思考力を正常に保つことも一つの防御手段になるのだろうか。                 

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「風雪30年」

2025年01月17日 | ニュース・世相

          

何年たっても忘れられない記憶であり、その日が近ずくと思い出さずにはいられない人生の節目みたいな日が何日かある。1月17日は特にその思いが強い日である。
1995年、平成7年1月17日 午前5時46分。記憶から決して消えることのないメモリアルデー。
メモリアルデーとは、単なる思い出の日と捉えがちであるが、それは日本風な解釈であって、アメリカでは真珠湾攻撃の受難、戦争悲劇、9/11世界同時多発テロといったような負のイメージの強い記念の日を言うのよ、と教えてくれたのは、フロリダ半島に長く住んでいた同級生だった。

彼女の言葉を借りると、大きなメモリアルデーとなる1月17日ではある。
特に思い出の深いわけは、ふる里を遠く離れた東京世田谷区三軒茶屋の単身赴任寮で、普通通りの出勤に備えた朝食のテーブルで、神戸の街が炎や煙に包まれた地獄絵さながらの悲惨な画面が眼に入った時の衝撃ある。
何事もなく明けた日常の朝に、こんな悲惨なことが起きるのか一瞬テレビ画面を疑った。

兎に角急いで本社のデスクに付き、岩国工場の情報収集、次いで我が家の状況見聞。これらに直接的な被害がなかったことに取り敢えず安堵の胸を撫でおろしたのを今もよく覚えている。
それからというもの、本社と岩国工場を結ぶ物流の大動脈「JR」が使えなくなった。海上運送に切り替えて対応するのだが、関東方面の大手顧客への製品到着に時間が掛かる。この対応に苦労した。
人的交流も新幹線が使えないため全て飛行機便となった。有楽町から一駅の東京駅に迎えに行けばよかったものを、羽田空港での送り迎えとなった。自らの岩国工場との往復も、羽田まで出て、広島空港到着、乗換という不便を感じてはきた。

但し、そんなこんなは、全てゴミみたいなちっぽけなことで、6000人余の生命が失われ、日本経済を揺るがす大惨事が徐々に現実のもとなった。それらに耐え復興を待ち、30年と言う歳月を経て今を迎えた関西大都市。これからもこの惨事を忘れることなく、つながって、助け合って生き抜く人間の強さを改めて誓う日にしなければ、とこの日を迎えるたびに思う。
そして、発生から1年、今なお復興ままならぬ能登地方の被災者にも、今を耐えて明るい未来が少しでも早く訪れる日を、大きなエールと応援を送りながら一緒に考えて行きたい。そんな1月半ばである。

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「成人の日」

2025年01月13日 | ニュース・世相

                 

正月明けて早速迎えた3連休。その最終日が今日成人の日である。ただ多くの地区で成人の日のお祝い行事は昨日日曜日に行われたようで、全国的な足並みなど無用論の様相である。
少なくとも私たちの時代は、成人式は1月15日と決められていた。それに合わせるように、都会に住む人が故郷に戻って幼馴染などと久しぶりに顔を合わせる感動シーンも数多く見られたものだが、そんな気持ちの起伏を助長する自治体は少なくなった。それぞれの自治体の都合に合わせて成人式が行われるということかな。

親にとっては子が成人式を迎えることは、大きな意義と感動をもって迎えられる。ただそんな親の気持ちを本当に理解しているかどうかは個人差がおおきいようだ。
私たち世代の多くは18歳で高校を卒業させてもらったら、多くが就職した。大学進学は少数派であった。成人の日を迎える前に、先ずは自立の姿を親や周囲に見せられることが、一人前の成人、いわゆる大人の仲間入りを認められる儀式でもあったように思う。その点では小生など20歳を迎えた時点では、将来的な進路が安定しておらず、どうかすると落ちこぼれの仲間に入りそうだった。

世は移り人は変わる、成人という概念も価値観も変わる。二十歳の分かれ目などなくなってしまった。それは考え方も成長の度合いも含めて、一人一人の自覚がその値打ちを決めることになるのだろうか。考えていたら何が何だか分からなくなった。兎に角今日は成人の日の旗日である。おめでとうと言う日である。

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「三度目の正直」

2025年01月06日 | ニュース・世相

      

12年に1度干支の巡り合わせでやってくる今年は巳年。これまでの殻を破り脱皮して大きく成長する一年になるようにとの願いが込められている。普段足下に突然姿を見せたら腰を抜かさんばかりに驚き、一目散にその場を離れるほどに、決して好かれているわけではない小動物「ヘビ」の年である。

岩国市には、青大将の突然変異と言われる色素の抜けた青大将が真っ白い身体に輝くようなピンク色の瞳。毒性を持たず、性格もおとなしいこともあって、天然記念物として国を挙げて大切に保護されているし、金運の神様としても丁重に祀られている。そんなわけで岩国市民はもとより、近く遠くのファンがわんさと詰めかけてんやわんやの大騒ぎ。除夜の鐘と共に待ち望んだ初詣で客を加えて元旦・二日・三日・四日とまさしくその名の通り、参拝客の長蛇の列だと聞いてはいた。

私も一応岩国市民。白蛇の金運にあやかりたい気持ちは人一倍、二倍いや三倍以上。だから参拝することにして、我が家の正月行事が一段落した4日の昼前に第1回目の白蛇神社訪問。何故参拝ではなく訪問なのか。だって一回目など正月4日というのに、ずっら~~と並んだ行列は最後尾を探すのに一苦労するほどの盛況ぶり。順番待ちで4時間は堅い。あきらめた。次の日5日(日曜日)、昼下がりに「今日は大丈夫だろう」。人々の金運への執着を甘く見ちゃけん。前日と同じように3~4時間待ち。トイレだけでも制限時間を超える。あきらめるしかない。そして今日(月曜日)いつしかこちらも意地になって何が何でもお参りするぞ。

今日こそ待ってもなにをしても、と覚悟を決めて三度目の挑戦に出かけた。さすがに正月休みも終わった今日は、あり難いことにやっと境内を見渡せるゆったりの中で、少し長めのお祈りを捧げた。これで良し。
気持ちを新たに家に帰ったら、早速日経平均株価は600円近い値下がり。先ずは今年が予定通りスタートした。トランプ占いではないが、大暴落の危険も秘めているという。やはりトランプより百人一首がいいな。

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「欲の初詣で」

2025年01月04日 | ニュース・世相

              

暮れからお泊りが続いていた呉の御一行様と、近くの娘一家との合同お正月が、昨夜遅くまで賑わいだ。
呉の御一行様も今朝早く帰って行った。山のような食料の残り物をこれからボチボチ消化するのだ。
せっかくの朝から平和が戻った今日、先ずは本格的な初詣でに。元旦早くに地元の氏神様への初詣でだけは出かけていた。それから今日まで柏手を鳴らす機会に恵まれなかった。

先ずは巳年のことし、何と言っても注目される金運の神様「岩国白蛇神社」へ駆けつけた。岩国白蛇とは、これまで何度も触れてきたように、数百年前に青大将と言うおとなしい普通のヘビが、突然脱色して白化現象を起こし、今に伝わっている不思議な現象で、国の天然記念物に指定されている。次々に生まれる蛇が真っ白いというのが珍しい。
その神社へ。近くの公園に何とか駐車場を見つけ、直近で神社にたどりついた。ところがところが、もうすでに1月4日、初もうで客も少ないだろうなどと高をくくったのが大間違い。

まさに長い長い曲がりくねった蛇の列、これを長蛇の列という。どこが最後尾か探したら、なんとぐる~~と伸びて隣の児童公園を1周半。一組1分にして3時間近くかかりそう。そっか~、金運の神様白蛇に象徴される巳年の初詣で、みなさん欲の皮が突っ張ってますね~と自分のことは棚に上げて、取り敢えず今日はあきらめた。改めて出直したときには人の3倍も4倍も拝み倒してご利益を仰ぎたい。
今年の日本株は大暴落の予想があるというから。

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「今年最後の患者様!」

2024年12月27日 | ニュース・世相

          
年末から年始にかけての連休は、日々の仕事に追われる人々の「堂々と休める有難い大型連休」と歓迎されているという。有給休暇を取らずに普通の休みが連なって生まれた9連休。楽しみだよね~、と思う人が大半だが、中にはあまりにも連休が長すぎて何をしようか迷ってる・・・と言う人も結構いるのだという。確かにそれも判るね~。ただ、毎日連休の私にはどっちでもいい話ではあるが。

さて今日は、そんな楽しみな大型連休に入る前夜、仕事納めの日。
元々月末の金曜日午後を予約診療日に決めていた私は、内科クリニックと眼科クリニックを兄弟で営むクリニックを予約通り15時30分に訪れた。先ずは眼科へ。順調に進み16時15分には内科クリニックに移動した。
これからが大変だった。もちろん今年最後の診療日だから患者さんも多かった。散々待たされた挙句、定期的な診療経過を判定してもらっている「無呼吸症候群」の数値が、先月も異常値、今月は先月を大きく上回る異常値。これは放っておけないと判断され、段々患者の姿もまばらになっていく午後5時半を回ったころから、X線、心電図、血液などの各検査。それらの結果が出るのを待って再び医師との面談。

芳しくない結果が出ており、1月には精密検査が必要との判定。気が付くと周りには看護師さんと事務職員さんがいるだけ、他の患者さんの姿はない。それから清算をすませて院内にある薬局で調薬・支払いを済ませたら6時半を回っていた。先生はじめ看護師さん、事務職員さん、薬局の薬剤師さん皆さんに、患者の代表みたいな顔をして「遅くまですみません、どうぞ佳い年をお迎えください」。白衣の何人かが慇懃に見送ってくれた。長い人生の中でこれはまた初めての体験。広い駐車場にはポツンと一台私の軽乗用車だけが寒そうに。

来年は仕事納めの日の診察は避けよう。問題は来年も仕事納めの日を迎えられるかどうか、そっちの方が心配になって来る。思わぬ不良経過で今年最後の患者さんになってしまったことを反省材料として、ウオーキングの進め、体重減、運動量倍増を来年の目標に決めた。

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「金銀財宝ザックザク」

2024年12月17日 | ニュース・世相
                                       
そろそろ年末ジャンボ宝くじをを買わなくっちゃと少し気持ちに焦りを感じ始める季節だね~。実は昨年の暮れ、何かと忙しくてとうとう買いそびれた宝くじ。大晦日の昼のテレビが実に空しかったのを思い出している。今年は何が何でも買うぞ~~~。そうは言っても自分で買える枚数は知れたもの。それでも1等7億円に一応夢を馳せてみる。何故10億円とは言わないの。それはね、前後賞合わせたを連番クジは当たり外れが一瞬にして解ってしまうので面白くない、だから買わない。
その点バラを買うと、1枚1枚最後までチェックする楽しみがあるから。
さてあなたは連番派それともバラ派? まあどっちでもいいか。

ところで、金銀財宝なんてあるところにはあるもんだね~。一人の銀行員が4年間に20億円近い他人様の金品を盗めるシステムが現存するのだから、宝くじ買って億と言うお金を夢に見るなんて可愛いもんだね~。それにしてもお堅いはずの天下の大銀行がやることか、貧乏人が腹を立てている。1年に1度の監査人による収支監査はなされていないのか。バカやってんじゃないよ。

もしトラが現実になって、来年の就任以降の世界経済の見通しが立たなくて金融市場も右往左往。上がると予測した株価が軒並みマイナス傾向。せめて宝くじをと言う射幸心は募るばかり。世間一般がそういう状況の中で、何十億という他人様の財産が一人の女性管理職の手に収められ、貸金庫に預けた本人さえ財産の増減など変化に気が付かないという、公然とお天道様の下で繰り広げられる闇の世界。どう考えても納得がいかない。
パソコンの世界には本人しか知り得ないパスワードがあって、そのPWを変えられるのは本人だけと言うシステムがある時代に、金庫の開け閉めは合鍵で操作という。なんかあほらしくなってくる。それでもやっぱり年末ジャンボ宝くじ買うぞ~~。買わなきゃ始まらないもんね~。師走半ばのお怒りである。
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「小春日和」

2024年12月07日 | ニュース・世相
    
         絶好の小春日和、漁船の修復にいそしむ漁師さん

師走に入って数日、ポカポカ陽気の温かい日が続く。
この時季のそぼ降る雨を「時雨(しぐれ)」と呼ぶのはご承知の通り。詩歌にも演歌にもよく唄われる。逆にこの時期のポカポカ陽気は「小春日和」と呼ばれこちらも歌には何度となく登場する。今は亡き谷村新司の名曲「こんな小春日の穏やかな日は、もう少しあなたの子供でいさせてください」という心に沁みるあの歌詞である。

私たちの手で行った海岸清掃から1カ月、その後の砂浜の状況を見に海岸へ立ち寄った。その海岸につながる船溜まりで漁船のペンキ塗りにいそしむ漁師さんと出くわした。「大きな船ですねー」「なーに、こまい(ちいさい)もんいの」「ペンキ塗りは全部自分がやるんですか」「ほかにやってくれるもんがおらん」「これで何年物ですか」「うーん、おおかた50年じゃろうか」

そっけない話の中で段々打ち解けていく。「昔から船を持つのは家1軒分と同じと言われとったから若い時にゃ苦労したでよ」から漁師さんの現状話に発展。「近ごろはよそ(他県)から夜中に荒らしに来るので、自分らの網がズタズタにされて漁にゃならん」「取り締まれんのかね」「岸から500m離れとったら取り締まるわけにゃ行かん。しかもこっちの海じゃゆうて追い払うと仕返しが来て大喧嘩になる」と、海上のマナーの悪さ、自己中の横暴が目につくと嘆き節が聞こえる。
どこの世界も何をやっても一筋縄では行かない今の世の中を見せつけられるような話ばかり。最後に「魚もおらんようになったし」と。

それでも「板子一枚下は地獄」と言われるように、丈夫な船は命を守ってくれる拠り所。「ペンキ塗りをバカにしちゃいけんのよ」せっせとローラーを操る。漁師さんを取り巻く、ちょっと厳しくも切ない現状をかいま見る一日であった。魚の値段も高騰が目立つ無理からぬ話だね~
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「霜月ついたち」

2024年11月01日 | ニュース・世相
                                        

朝方は予定通りグラウン・ドゴルフが出来るかなという空模様であった。
集合時刻が近づくとともに雲が厚くなり、ついにパラリパラリ落ちて来た。急いで「今日のG・ゴルフは中止です、また来週を楽しみに!」とライン発信した。
その後間もなく本降りに。久しぶりに耳にする雨音はなんとも心地よい。久しぶりの気の置けない友との再会に似た思いである。

その後の天気予報や、スマホの画面に出てくる雨予報は、災害級の大雨が予想されるという。夕方のローカルニュースでは明日の朝のJRなど多くが運休となっている。え~~??ほぼ一日中止みなしの本降りで、ダムの水量アップにより放流するので、河川の水量アップにご注意くださいとの緊急メールが入る。それほどの雨以上に明日の午前中はもっと降るという。

今日から別称が霜月に変わり、そろそろ霜が降りる畑の冷え込みを心配するころになってナニ、警報級の大雨?。11月1ケ月分の雨量が数時間でまとめて降るかもしれない。土砂災害、河川の氾濫・洪水の危険をはらむほどに降るという。あの長い間、雨ごい祈祷でもしたくなるほどカラカラお天気を続けておいて、今頃になって無茶苦茶に降らさないでよ。
ただ一つ百歩譲って雨を赦すとすれば、畑に芽を出したニンニク・タマネギなど根菜にとって今の雨は有難いのよ。

などと言っていられるのも今の内。もし本当に土砂災害でも発生しようものなら顰蹙買うこと疑いなし。取り敢えず根菜は置いといて、季節外れの大雨にならないことを願っている。
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「冬眠前の食欲」

2024年10月06日 | ニュース・世相

            

燃えるような暑さの中でも、そろそろ冬支度にかかろうかと言う季節になっても、市内の山間部ではクマの出没が相次いでいる。遠くの話ではなく、すぐ近くの話であり出没集落には知己の友も住んでいる。
間もなく冬眠に入る野生にとっての食欲は半端なく旺盛。お腹を満たすためには身の危険も顧みず、当然の如く人里にも現れる。

山菜取りや単なる散歩の住民をこともなげに襲ったりする。お腹を空かした野獣は怖い。半分はクマさん自身も襲われるのが怖くて仕方がないのだ。だから目に入る動くものはみんな敵に見える、だから自らの得にならなくても先に襲って相手の戦意を奪ってしまう。もしも逆らう気配でも見せようものなら本性剥き出して噛みつくのだろう。 などと講釈師見て来たような・・・。

数年前の話、孫君の通う小学校近辺でクマが目撃されて、保護者の送り迎えが義務付けられた。そのとき「かあさんは迎えに来なくていいよ、何かあったらたいへんじゃけー。じいちゃん、迎えに来てヨ」とのたまったクマ騒動の孫君のセリフを思い出している。

今じゃ、クマと相撲でも取ろうかというほどに逞しく成長した孫君。でもやっぱり相手は野生、手加減はしてくれない。これから色んな世界に直面するとき、野生のクマに似た人間サマとの出会いも数多くあるだろう。足早に逃げることも大切な護身術である。そんな話もいつかしておきたい。

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