「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「淡い雪化粧」

2025年02月04日 | 季節の移ろい・出来事

      

薄化粧も薄化粧、白粉をケチったんじゃないの?と言いたくなるほどのウッスラ初雪。
豪雪地帯の人には叱られそうな話題で申し訳ないですが、この冬一番の低温注意報の中での初雪がこの程度の地方に住まわせてもらっている。たったこれほどの雪でも、朝の通勤ラッシュは倍近く時間をかけていた昔を思い出す。もっとも、現役のころは雪ももっともっと降っていたような気がする。

地球温暖化と言う魔物は、人の迷惑顧みず姿も見せずに神出鬼没。暑い夏には更に地球の温度を上げて人の命を簡単に奪う。あれだけ温度を上げるエネルギーを持っているのだから、列島が凍り付くような低温を退治してくれりゃいいのに。物流の敵である大雪を減らしてくれたらいいのに。寒さの冬は益々低温をもたらす。

そんな魔物に対抗するために、世界が知恵を絞って地球温暖化対策に取り組もうとするときに、自己流の理屈を並べてパリ協定から離脱する。歯止めのかからない温暖化で自国の山火事が未曽有の被害をもたらしても、前政権がよくなかったと揚げ足を取ることを辞めないトランプ政権。貫禄も優しさも、本当の強さもかなぐり捨てて、関税を振りかざす脅し外交を展開する。数え上げればキリがない品の無さを、世界がどこまで妥協し我慢できるのだろうか。

第三次世界大戦などという言葉が飛び交わないよう、日本の果たす役割があると思うのだが。
首筋が冷える。今夜もやはり凍れるね~。

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「雨の如月ついたち」

2025年02月01日 | 季節の移ろい・出来事

    
    雨だれ受けの大火鉢を叩く雨          久しぶりのまとまった雨を喜ぶ畑

長い間降らなかった雨。雨音を聞くのも久しぶりなら、小鳥たちや野良猫の水飲み場となっている、雨だれ受けの大火鉢に溢れる雨水を見るのはほんと、久し振りである。人間も畑も小鳥もノラもみんなを喜ばせる如月ついたちの雨、ええね~。

いつものことながら、あっという間に睦月が往き、節分、立春と耳には春近しが聞こえてくる如月ではあるが、本当は最も温度が下がる寒い時季である。インフルやコロナ対策にお出かけにはマスクのスペア持参、そんな季節でもある。

その昔、2月の異名「如月」が「きさらぎ」と読めなくて、「どげつ」かなとか迷った挙句苦し紛れに「にょげつ」と読んだ。幸いなことに顔がつながっていた大学教授から「実はね、如月は中国の2月の異名「にょげつ」が日本に渡ってきてそのまま「きさらぎ」に移って行ったのです。だから大正解です。」などとお褒めを頂いた若い頃の赤面話を思い出した。

それにしても、我が国の先人たちの情趣・情緒を追い求める遊び心とでもいうのか、美しい日本語を駆使する奥行の深さを改めて思い知らされる。そんな先人の呼んだ2月の異称にはこんな素敵なのがある。
 如月(きさらぎ) 令月(れいげつ) 仲春(ちゅうしゅん) 梅見月(うめみづき) 雪消月(ゆきけしづき) 木芽月(このめづき) 恵風(けいふう) などさまざま。小耳にはさんだ知識をときにひけらかしてみるのもいいかもね。

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「睦月つごもり」

2025年01月31日 | 季節の移ろい・出来事

                        

「あ~あ」と思うのか「やり切ったぜ」と思うのか、「もう一つだったね~」と思うのか、人それぞれに色んな1月が往った。
まさに足早とはこんな季節の流れを言うのに違いない。お正月の里帰り接待や、接待のない家では自分たちを接待するために旅行に出かけたり、遠くの神社に初詣に出かけることで正月がすぎてしまう。

そんなこんなで正月をやり過ごし、ふと我に返って正月のバタバタで手抜きになった家事を取り戻すべく努力する。それに疲れてひと休みするころには成人式という月半ばになっている。1月には1月中にやらなければならないことがある。星まつり表を見て「今年は凶年だ」とばかりにお祓いに神社詣で。

我が家では、通院の予約を忘れんように、スマホ予定欄に目を通しながら互いに車の使用を確認し合う。小学校の応援と言う地域活動も1月からガッツリ組まれている。ときに新聞投稿エッセイもダメモトで書いてみる。あそこが痛いここが調子よくないと言いながら83歳の誕生日を迎える。カミさんは免許証切り替えのための認知症試験の、絵柄思い出しテストに悩む。予定欄はしっかり書き込まれた予定を追いかける。あれよあれよと言う間の1月。

睦月つごもりの今日も主治医の言いつけによる「心肺負荷耐性検査」で、体中にセンサーと機器を張り付け、トレーニング用ウオーキングマシンを歩き続けるテスト受けて来た。その結果「体制に影響のない不整脈が見られる。心臓CT検査を受けることになった。自覚症状はなく大丈夫とは思うが、また新たな検査である。  石橋をたたいて渡る睦月かな。駄作!

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「春めく」

2025年01月30日 | 季節の移ろい・出来事

                     

少し早いかなと思いながら使っている「春めく」という言葉。
今日まとめて届けられた各種案内状を目にするとき、自分の中で最初に頭に浮かんだ春の近さを実感させる言葉。それが「春めく」である。
各種案内その1、最も早いのが2月12日(水)。Iグラウンドゴルフ定期総会、昼下がりの約2時間程度。
  〃 その2、3月13日(木)Iグラウンドゴルフ協会、〇〇大会 Y河川敷運動公園 9:~14:。
  〃 その3、4月5日(土) I工場定年退職者の会、お花見歩こう会、9時集合 15時解散。
  〃 その4、4月12日(土) Yグラウンドゴルフ協会 △△大会 y運動公園。

ゴルフ協会の総会を除いては春風の中、アウトドア―で普段鍛えた腕を競う協議会や、永年の仲間として共に頑張った友と交わす旨酒。
全てに参加したい。そのためにはゴルフは練習しておかないと。歩こう会は体調万全で望まないと。

実は1年前のこの時期は、4カ月目を迎えた帯状疱疹の痛さに耐えかねて、いささか落ち込み、身体を動かさないまま旺盛な食欲に推されて体重は増える一方。その上に前立腺癌手術にむけてホルモン治療で益々意気消沈であった。
そんな経験を踏まえて、寒さに凍えるのは仕方ないとしても、少しでも春を感じさせる色んな案内状に少し気分を高ぶらせている。
その上でいつもの通り、地域活動の広報発行の準備もおさおさ怠りなく進めている。

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「今年一番寒い日」

2025年01月10日 | 季節の移ろい・出来事

  

1月10日金曜日。年明け早々、この日を「今年初打ちの日」としてG・ゴルフ会員皆さんに参加のお願いラインを発信していた。ところが今日は今年一番の冷え込みという思いがけない極寒に見舞われた。でも早くから発信していた手前苦情を言う人もなく一人だけお休み、他7人は全員元気に参加。新年の挨拶も早々に「早く始めようや」ということで、今年1年のG・ゴルフがスタートした。

かれこれ20日間の冬休みがあった。その間皆さん里帰りの接待やらなにかで大忙しを乗り越えた人ばかり。今日からは自分の時間を持てる喜びに浮き立つ気持ちもあってか、いつもより声も大きくゼスチェアも大きい。クラブ片手に集まってボールを打つかたわら、おしゃべり出来るのが有難いようだ。
お陰で点数も伸びず、普段はあまり取らないほどの豪華なスコアであった。
しかも土のグラウンドはコチンコチンに凍っていて、打ち手の思いとは裏腹な方向へ転がる。そのうち太陽が高くなってグラウンドに満遍なく陽をあて始めると部分的に氷が解けて、今度は雨あがりのようなべちゃべちゃに。

こんな苦労してでも一旦始めたら「最後までやろうや」が共通の胸の内である。手袋していても指先が痺れる。「あまり気過ぎて足が広がりにくくて、スタートマットにボールを置くのが容易ではない女性も。実に面白い仲間である。令和元年にスタートして今年が7年目。あれからみんなが年を七つ重ねたのだが、その意識は誰も持っていないのがまた面白い。

終わって帰って我が家の軒先を見たら、雨だれ受けの大火鉢や石臼の表面が完全に凍っていた。野良猫やヒヨドリなどの格好の水飲み場である。このままでは水が飲みにくかろうと、薄氷を少し壊してやった。

小さな団地の小さな公園の小さなG・ゴルフの話であるが、少人数でこれほどい盛り上がる軽いスポーツ。
是非あなたの町でも如何でしょう。

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「太陽と寒風と」

2025年01月09日 | 季節の移ろい・出来事

                                                              

季節を忘れさせるような、朝からものすごい勢いの太陽が照っていた。がからといって外に出て見れば、とんでもない寒さに縮み上がりそう。足元に生える草を2・3本抜いただけで指先は凍りそうになる。まさに大寒を前にした1年で最も気温の下がる季節には間違いない。太陽の優しさに誤魔化されないようにしないと、すぐに風邪を引いてしまいそう。

甥っ子のあまりにも早い黄泉路への旅立ちに気持ちはどんより。どうあがいても、あがかずゆったり暮らしていても、人それぞれの持って生まれた命というものは、天知る地知る神ぞ知る。我々凡人では計り知れないところで決裁されているのだろうか。
冬枯れの空き地に生き付くススキが、寒風に晒されて枯れた穂を右に左に大きく揺らしながらも、根っこはしっかり生きている。

ススキがこのような姿を見せるこの寒さは、タマネギ・ニンニクなど根菜に肥しを与える季節である。
油粕にもう一つの肥料を混ぜたものを、一株毎に小さなひしゃくで撒いてやる。「大きくなれよ、病気に負けるなよ」と祈るような気持ちにさせられる。
ついつい思いが至るのは甥っ子の母親、つまり義姉の心境である。まさか自分の息子が親より先に逝くとは思っていなかったろうに。

今は、生きた息子の最期を辱めないように気丈に振舞ってはいる。それは私たちへの精一杯の気遣いであり、父親のいない家庭を守り抜いた母親の強さなのだろうか。都会流の一連の流れに乗って葬儀は営まれる。
週明けには連日の大きな病因判断の検査が控えていて葬儀への参列は見送ることになったが、心からの冥福を祈りたい。  合掌

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「ようやく平常」

2025年01月05日 | 季節の移ろい・出来事

 昨年末から今年の初め、暦に恵まれた超大型連休。まさに帰ってきて良し、戻って行ってなお良し。と言われる孫御一行様のご帰還でやっと一通りの正月が終わった。

巳年生まれで最も付き合いの長い孫君が今日午後、ばあちゃんの手土産をいっぱい車に積んで鳥取県へ戻って行った。今年中に22歳を迎える二人目の孫君は、売れ行きのいい自動車ディーラーの整備士で、仕事柄火曜水曜が休みの代わりに、年初と言えども土日は出勤で昨日から仕事に行った。

ようやく日常が戻った高校受験の3番目の孫君は、はてさて受験勉強に熱が入っているのだろうか。あまり期待はできないね~、なにしろこのジジの孫だもの。秀才などとは誰一人呼んでくれない、むしろ鈍才なら誰もが認めるワタシの血筋、多くは期待しないことにしよう。ハナッから体育会系なのだから。

かれこれ1週間を、ゴルフもなく地域活動もなく、孫に多少の手を取られたものの、自分の溜まった作業を少しだけ片付けた。近くのエッセイクラブ代表から、自分たちグループ4人の作品を読んで、講評が頂きたいというとんでもない頼まれごとをしていた。私が?人様のエッセイ作品を読んで?講評を?。それも1作品が2000~2500字の長編作品。私などは全国公募エッセイでたまに2000字を書く程度。おこがましくてそんなことは出来ないとお断りした経緯もあったのだが、言葉巧みに私を紹介した人が確かな人だということで、渋々読後感層を認めて今日発送した。

硬軟織り交ぜた色んなことがあった正月も往った。ゆるんだネジを少しずつ巻き戻しながら明日から。

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「感謝を込めて!」

2024年12月31日 | 季節の移ろい・出来事

           

2024年、令和6年もいよいよあと数時間となりました。
今年1年、色んなことが起き起きては消えて行く日々を、大して深い思考もないまま、感じたままを言葉足らずながら書き綴って参りました。そんな「世の中ちょっとやぶにらみ」ブログを優しく応援して頂きました多くの皆さまに心から感謝申し上げます。

特にこの1年は、病気との闘いに負けそうになる一時期もありましたが、皆さまに応援して頂いている感謝だけは忘れず、思いつく事柄があればその都度綴って参りました。暖かい気持ちでお付き合いを頂きまして誠にありがとうございます。どうぞ佳き年をお迎えください。

来る年が皆様にとりまして素敵な1年でありますようにお祈り申し上げます。

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「年の瀬点描」

2024年12月30日 | 季節の移ろい・出来事

             
               心の拠り所、神仏にお飾りとお供えを

いよいよ今年も明日一日を残すのみとなった。良くも悪くもない交ぜで、終わってみればどれもそんなに悪いことばかりでもないし、特別よかったわけでもない。ごくフツー、これが一番有難いことだと思っている。
先ずはこの一年を元気に生きさせてもらった上に、来年も普通に生きられるよう願って正月飾りを飾れることを喜びたい。欲を言えばキリがない、欲がなさ過ぎてもキリがない。中庸、ほどほどがちょうどいい。

新たな1年のスタートに当たって、神棚や仏具の清めやお飾り、お供えを準備する。昨年まではウラジロや杠(ユズリハ)はちょっと山に入って手に入れてきた。今年は何となく小回りの利かない足腰を心配で山には入らず、スーパーで買うことにした。ウラジロもユズリハも葉ミカンもそれはそれは丁寧にビニール袋に入れてきれいな商品化されている。そのお値段は、いずれも1枚50円。お供え分全てを揃えたらこれだけで800円の出費である。子供のころから山の近くで育った者にとっては、こんなものにお金を払うこと自体アホらしく感じるが、実際飛ぶように売れている。年に一度のお正月を迎えるにあたってみみっちいことを言うでなし。年末商戦に水を差すなよ。昔は昔今は今ってか。

そんなことで一通りお飾り準備を終えたところへ、カミさんと懇意な近所のおばちゃんが「これを書いてみたので参考にして」と「餅がのどに詰まった時の対処法とポイント」のタイトルで、手書き3枚イラスト2枚、合計A―4版5枚の注意書を持ってきてくれた。そっかー、おばちゃんからみればワタシは注意が必要なお年寄りの近所のじいさんに見えるのかもねー。

実際に喉に詰まらせて息ができない人をみたら『背部叩打法』を試す、同時に119番通報を周囲の人に依頼する。背部叫打法とは、患者を椅子に座らせて、叩きますよ!と声をかけてから、左右の肩甲骨の中央部分を手の平に付け根あたりでかなり強く叩き続ける。出るまで叩き続ける。その他にもいくつか実例が書かれていた。先ずは餅を喉に詰まらせないよう、ゆっくり噛んでゆっくり飲み込むよう心がけるのが先決であろう。
それにしても、時を得たご親切を大切にしたいと思う。年の瀬点描、いろいろあるものです。

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「年の瀬小休止」

2024年12月29日 | 季節の移ろい・出来事

                

12月29日。二重の苦労を連想させるところから、吉祥を願うお祝い行動は控えるように、誰とはなく口伝えに教えられてきた。ま、速い話が江戸時代の町人衆が、単なる語呂合わせによる言葉の遊びで、年の瀬を慌ただしく駆け回る人を揶揄したのかもしれない。

その程度のことではあっても、無理に逆らうことはない「君子危うきに近寄らず」で、従順な一日を心得たこの日。先ずは半年ぶりくらいの洗車。クルマの内側に掃除機かけたり、ワックスで磨き上げたり。少し気持ちよく新しい年を迎える足しになれば幸いと思って、痛む右肩を壊さない程度に運動させた。

そして今ひとつ、応接間代わりに普段使っている部屋がな~んか物足りなさを感じていたことにふと気が付いた。そうだ小さくていい、自分で撮って自分で引き延ばした写真を飾ってみようということに。
写財はもちろん錦帯橋。それも芸術性を狙ったややこしいものではなく、満開の桜咲く川面をゆったり花見を楽しむ遊覧船を船頭が水竿を操る平凡なものだが、これが自分にお似合いだよねという、ある意味力作でありお気に入りの作品ではある。

たったこの1枚を思ったところにぶら下げただけで少し部屋の雰囲気が変わったのかな、気のせいかな、ま、どっちにしても、ホンの少しでいい、何がしか自分のお気に入りがあれば気持ちは安らぐ。年の瀬の一日にしてはなんかちょっといいことした気分。

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