「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「時代の変わり目に立ち会って」

2019年04月30日 | ニュース・世相


   『平成』 そして  『令和へ』

働き盛りの46歳で迎えた平成と言う時代。30年に及ぶその歴史に幕を閉じようとしている。
昭和の激動を切り抜け、右肩上がりの好景気の中で、年齢不相応の恩恵にも預かった。その反動で、リーマンショックや山一證券倒産など、身震いするような不景気風もこの身に受け止めて来た。
いずれにしても、全体的には穏やかで、何かしらゆったりした時間の流れを感じたのも、平成と言う世の中の特色であったようだ。
平成天皇の国民に寄り添う温かなお人柄や、皇后陛下を思い遣られる優しさ。そして何より、戦争の悲惨さを身をもって感じておられ、国内外のかつての激戦地や、広島・長崎の原爆犠牲者の慰霊とともに、世界の平和を心から願われた様子が、国民感情の中に、ほんわか温かいものを伝えられたようで、比較的穏やかな時代であったように思う。
これらの受け止め方は、人それぞれ十人十色。一人ひとりがそれぞれの思い出を噛みしめればそれでいい。

今回の今上天皇のご退位という儀式は、二度と見ることはない歴史の生き証人として、時代の変わり目に立ち会わせてもらった。これはある種大きな徳を得た気持ちで、しっかりうかがわせてもらった。

そしていよいよ明日からは『令和』という時代が幕を開ける。
まとわりつく孫が5人もいる今思うことは、この孫たちにも、私たちが過ごして来たような、戦争など大きないさかいのない穏やかで平和な時代を過ごさせてやりたい、ということだけである。

平成よさらば。佳き時代であった。

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「バースデーイヴ」

2019年04月29日 | 趣味・・エッセイ

               

拙ブログが4000日目を迎えたという感慨を記したのは2週間と少し前。
今日は、と振り返ってみればブログ開設から11年の歳月が流れたことになる。ということは明日は「世の中ちょっとやぶにらみ」の12回目の誕生日を迎えるということだ。つまり今日は、誕生日の前夜だから「バースデーイブ」とでも名付けておこう。

産みの苦しみとでもいうのだろうか、親しい友から勧められてその気にはなったものの、正直なところ難産であり、これから長いこと続くのだろうかと、半信半疑でやや腰が引けていた。それが2008年4月30日「お待たせ!ブロガー仲間入り」とばかりに、肩で風を切って?デビューした。一方で「厚かましいことなんじゃないかな」と思いながらも、持ち前の勝手流で思いの丈をやや遠慮がちにしたためていた。

目を通してもらっている実感がわき始めたのは、コメントを寄せて頂く有り難い共に恵まれたことである。
何様でもなければ、格別の文才があるわけでもない。ただ過去に長年にわたる随筆執筆の経験を持っているというのが、自分を支えるささやかなつっかい棒であったように思っている。

あ~でもない、こ~でもないと言いつつ、様々な思いを綴って来た11年間。無駄ではなかった。
世間を観る眼が大いに変わった。視野も広がった。視野が広がれば思考の角度も広がった。これは飽くまでも自惚れ自己評価の最たるものである。と意識しつつ、また明日から。

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「10連休2日目」

2019年04月28日 | ニュース・世相

                                              

30年続いた「平成時代」が間もなく幕を閉じる。
新たに「令和時代」という年号がスタートする。その端境期に迎えた10連休。
平成天皇のご退位と令和天皇ご即位の儀式は、国家を上げての慶事であり、そのお祝いのための国民休日を集約した10連休。であることはすでに常識中の常識で、今さら何も言うことはない。

想像や言葉ではなく現実として迎えた10日間続く休日を、世の人々はどんな心境で受け止めているのだろうか、興味の沸くところではある。かく言う小生など、格別な旅の予定も、是が非でもあれだけは、といったような特筆すべき予定も計画もない人間には、というか、毎日が休みの高齢無職の多くの人々にとっては、如何なる心境なのだろうか。

そんな小理屈を並べるまでもなく、新天皇の誕生をお祝いするためと、例年のGWが重なった10連休として、軽く受け止めるのが多くの人の共通した考え方かもしれないねー。

振り返ってみるに現役の頃は、世の中が10連休と大騒ぎをしていても、工場の生産工程が完全停止しない限り、品質管理に明け暮れた小生の職場など、連休などは他人事で、ひたすら仕事をして来たな~という印象が強い。でもそれはそれで、まともに連休が取れないことを小さな声で愚痴ってはみても、「俺たちがこうして働くから多くの人間が休めるんだ」と言うある種のプライドと誇りをもってガマンしてきたように思う。

これと同じように、日本国民全員が何にもしないでボーっと休んでいるわけではない。10連休のお陰で普段よりも数倍忙しく立ち働く人たちの多いことも自覚しておきたい。さらに言うなら、10連休のお陰で仕事日数が減り、収入に打撃を受ける人だって少なくない。
世の中って本当に人それぞれ、一本調子には行かないことを、あれこれ考えさせられるチョー大型連休ではある。

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「7連勝をこの目で」

2019年04月26日 | カープ一喜一憂

 
 おなじみ!マツスタ、ラッキー7ジェット風船     7連勝の瞬間、観客総立ちでヤンヤの声援を贈る

拙ブログへ新たなカテゴリーを追加した。『カープ一喜一憂』である。
これまで、「スポーツ・観戦」というひとくくりで来たが、あれこれ考えるうちに、少し物足りなさを感じるようになった。やはり、我が愛するカープの動向については、当然ながら一般のスポーツ観戦とはわけが違うことを痛感した。やっぱりカープ話は別格にしたい思い入れがある。

なんで今までこれに気付かなかったのか、よーわからんが兎に角改めて「カープ一喜一憂」としてあれこれ勝手な思惑を書かせて頂くこととしよう。

昨夜は久しぶりのマツスタカープ公式戦観戦となった。ホームベース上の球筋が十分に読み取れるバックネット後方。大瀬良投手のコントロールの良さと球のキレ。會沢捕手のリードの巧みさが手に取るように伝わって来る。

内容は盛りだくさん。先ず一つ目は、1塁ランナー長野、バッターバチスタ3里ベース上を破る完全ツーベースヒット。「よっしゃ1点先行」と思いきや、3塁ベースを駆け抜けた長野選手がホームの手前10mのところで思わぬ転倒、タッチアウト!苦笑と深いため息が球場を包む。初めて目にする光景に、思わず拍手してしまった(笑)

中日が先取点を取るはずのレフト前ヒットを、西川の好返球でタッチアウト。すかさず中日与田監督のリクエスト要求。その時の大型画面ではタッチプレーを何度も何度も大写し。そのたびに「アウト!」の声と共に球場は盛り上がる。一方選手たちは、セカンドベース付近で、ヒットを打った中日の平田選手を中心にカープの内野手が集まって、和気あいあいの談笑のように見えた、「なるほど、リクエストの結果を待つ間はあのように、選手同士が話をしているのか」と妙に納得。

          
最後は、恒例のお立ち台で、完封の大瀬良投手と、殊勲打の會沢捕手のヒーローインタビューで、楽しい観戦を終えた。

出足でつまづき、前のめりで息も切れそうに走っていた本命馬が、すぐに体制を立て直し、本来の姿で首を立て、たてがみをなびかせて颯爽と走る姿に戻った。借金も一つになった。皐月の鯉の吹き流し。しばらくはお腹いっぱい初夏の空気を吸い込んで、元気に泳ぎまくってくれることを願いたい。

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「素早い反応」

2019年04月23日 | おせっかい

                                         

久しぶりというか、この春初めての春眠をむさぼった。4月も下旬を迎えて、今さら春眠などというと嗤われるかもしれないが自分でも驚くほどよく眠った。
うがい手水に身を清め、新聞に目を通し、そろそろ予定の行動に。などと悠長な暇も与えず、歯ブラシをくわえたところへ朝早くから電話が鳴る。
「ご苦労さん」で始まる同級生からの感謝の電話である。「昨日、アルバムを受け取ったよ、よーやったねーありがとう」と。何よりのねぎらいを頂く。

喜寿同窓会の締めくくりともいうべき、昨日の記念アルバムづくりに幹事8人が集まった。
延べ4時間半の作業で全て出来上がり。近くの同級生には、みんなで手分けして出来るだけ直接手渡ししよう。つまり140円かかる送料を少しでも節約しようという苦心の意図は皆が心得ている。
そうして昨日のうちに受け取った友から、朝早くの電話となった次第。

二人からの電話の応対を済ませ、急いで郵便局に走る。一通一通を計量する決まりになっているそうで、40枚近くをゆっくりと時間をかけ計量。やっと支払い。いっときも早くみんなの手許に届けたいこちらの気持ちはお構いなし。兎に角全員に発送終了。

その後、長年幹事として一緒にやって来たが、病に倒れて前回に続き今回も出席できなかったY君の病室に、アルバムを持ってお見舞いに。
「何の手伝いも出来なくて迷惑かけたねー」と言いつつ、懐かしそうにアルバムに目を通してくれる姿は、お見舞に行ける我が身の健康の有難さを改めて思い知らされる。

その後も、昨日の内に届いた男女から電話が入り、今日だけで4人から素早い反応をもらった。
一様に喜んでくれている様子は有り難い。全員の手許に届いた後の反応が楽しみである。
幹事のみんなに、反応の全てを報告して、互いの労苦をねぎらいたい。

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「待たせたね!」

2019年04月22日 | 幼馴染の動向

                                
                 お待たせ!同窓会アルバム出来上がり!!

1日でも早く皆さんの手許に届けたくて、肩の凝る思いも忘れて取り組んだ同窓会記念アルバム作り。ここに完成を観た。
参加者48人。アルバムだけを頼んで来た人も含めて50数部。今日、その全ての作業を終えた。
明日郵便局から発送したところで、やっとこさアタシの同窓会が終わる。

二人のコンデジカメラにアタシの一眼デジカメを合わせると、なんと500枚以上のスナップがパソコンにインプットされている。できるだけ偏らないよう、掲載枚数ができるだけ均一になるよう、先ずはそのセレクトから始まる。気が遠くなるような作業を繰り返す。そうして取り出したスナップを1枚1枚丁寧に、縦長にしたり横長にしたり、トリミングしたりして、アルバムに載せる枚数を可能な限り増やしていく。

時間にゆとりがあればこれはこれで楽しい作業ではある。ところが、タイミングを逸しては魅力も半減する。だから「兎に角早く」が主眼になる。表裏の表紙も含めて使ったスナップは127枚。差し込む文字や注釈など大小50ケ所近く。それらをA-4版で12枚の原版を作り上げる。プリントや製本仕上げなど、幹事が集まれる日にちの調整で原版は4日間眠らされる。気持ちは焦る。焦っても仕方がない、と分かっちゃいても、早く発送したくてウズウズする。

そんなこんなを経て、兎に角今日アルバムが出来上がった。
手にした彼や彼女はどんな反応を示すんじゃろうか。まさか丸めてゴミ箱に・・・なんてことはないじゃろうと願いたい。そうしないように、表紙には、坪量でいう157gの厚紙を挟み込んで、重みをもたせた。そして仰々しく「力作です。永久保存版として書架の一隅を提供して頂けると有り難い」と注釈をつけておいた(笑)我ながら、ちょっと厚かましいかな、と思わないでもないが、幹事唯一のわがままとして受け入れてもらうことにしよう。

好きでまた始めて、好きで苦労を買って出るおせっかい同窓会。今回で最後と思って頑張った。ところが、参加する側にとっては「まあそう言わずに、またやろうや、よろしく頼むよ」となる。
関東方面からホテルを取って参加する彼らが言うと説得力はある。故郷を遠く離れて暮らす人間にとって、同窓会は里帰りの格好のアイテムになるらしい。となればむげに断るのもね~。てなわけで、今は全くその気がないとしても、またいつか担ぎ出されそうではある。

ただただ今は、無事やり終えたことに安どの胸をなでおろしたい。

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「気持ちも腰も伸ばして」

2019年04月20日 | 宴会・会食

            

この季節に絶対欠かせないイベント。定年退職直後から、かれこれ17年も続けて来た大切なイベントの一つ「藪の中のクラス会」。
今年も藪の持ち主君のお言葉に甘え、誘われるまま4人連れだってお邪魔した。
高校卒業以来59年という歳月を越えて、全く変わらぬクラスメートの友情そのままに、タケノコを掘って茹で上げる。その待ち時間のバーベキュー宴会に、目下練習中のウグイスの声もかき消される勢いの談笑。
そのうえ、まさに掘りたて茹でたて新鮮タケノコをお土産に頂く、掛け値なしに楽しめる会ではある。

中学時代の同窓会幹事を含めて、目が回るほど忙しかった年度替わりの4月。ここにきてようやく一段落した思い。
気の置けない仲間が集まって、思いっきり気持ちを伸ばし、腰を伸ばして竹の子堀の鍬を振るう。この季節にしか味わえない至福ともいうべきひと時である。

急な斜面にへばりつくように、頭を出したタケノコの周囲を専用の鍬で掘り起こす。しっかり踏ん張っていないと、ズルズルっと滑り落ちる。今やタケノコ堀のベテランの域に達した、と自分で思いつつ鍬を入れる。タケノコは、自分を生えさせた親の方に向かって少し頭をかしげて育つ。そのかしげた頭の根っこ深くに最後の一鍬を打ち込む。見事に根っこから美味しそうなタケノコが転がり出る。

平成14年から始まったこのイベントも、平成と言う一時代の終焉に立ち会い、新たな令和という時代を迎える証人の一つとなる。
我々の仲間も当然ながら高齢化してきた。急斜面をモノともせず鍬を振るえるのは、ヤブの持ち主君と小生の二人だけ。他は動かすのは口ばかり。身体を動かすのさえ満足に行かないメンバーとなってしまった。

新たな元号「令和」となった来年のこの季節に再び相まみえるよう、時に足腰を伸ばし、気持ちを伸ばす訓練を続けてもらいたいものである。小生はどうか。また来年も声をかけ、日程を調整する役割を果たせるよう、色んなことに目を見開き、行動を起こすことで、老化・退化と対峙出来たらいいなと思っている。果たして・・・・・・。

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「村の鍛冶屋」

2019年04月17日 | おせっかい

           

   ♬ しばしもやまずに つち打つひびき
         飛び散る火の花 はしる湯玉 ふいごの風さえ息をも継がず
             仕事に精出す むらの鍛冶屋 ♪♪ 

懐かしい唱歌がよみがえるほど、忙しい思いをしたね~。
といってもその中身は、流れる汗を拭く暇もないほどの労働ばかりではない。もちろん自分に課したノルマを、自分で決めた期間内にやり遂げようという思いで、肩の凝るのも忘れて没頭した内容も含まれてはいる。
それとても、自分がやらなきゃ誰がやる?という思いで、ひたすらパソコンと向き合った。

ブログ開設から4000日目を迎えた、と言ったあの日からパッタリご無沙汰のまま早くも1週間が過ぎようとしている。「粗大ごみ扱いで存在感さえ失ったのではなかろうか」などと心配してくれる友もいるほどの、滅私奉公??などと言えば大袈裟か。
正直なところ、今はやりの「働き方改革」を訴えたくなるほどノルマを抱え込んだのも確かである。

それも収入どころか持ち出しでの仕事だけに、飽きが来ないというか、飽きが来ても避けられないという、厄介なスパイラルに翻弄されている。あと1週間もすれば、やり切った満足の笑顔が戻るであろうことを期待して、もうひと踏ん張り。

孫兄ちゃんは、順調に滑り出した大学生活を楽しんでいる様子。
小学4年生になった孫三男君は、大好きなソフトボールに夢中で、こちらも順調に腕を挙げている。バットスイングも早くなりスピードボールに付いて行けるようになった。守備もショートストップがすっかり板に付いて来た。

そんな中でも春先の異変が一つ。我が愛するカープのだらしなさである。
どうしたんじゃろう。中心選手がたった一人抜けただけでここまで落ち込んでちゃ、プロの集団ではないんじゃないの?と苦言の三つも言い放したくなる。と嘆いていたら、なんと珍しく今期初の大逆転。どっこい、こんな力がまだ生きていた(笑)

まだまだ春先のこと。と思い直して、忙しさと向き合い、カープのだらしなさとも向き合うしかない。
喜寿同窓会の記念アルバムも間もなく発送の運び。また新たな忙しさを自分で見つけ、それを楽しさに変えてぼちぼち行くしかないね~この貧乏性は。

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「4000日という歳月」

2019年04月11日 | 趣味・・エッセイ

                                       

ブログ開設から今日で4000日目を迎えた。と、gooブログログイン画面に書かれている。
わずかなことではあるが、実際の計算と合わないねーと指を折ってみる。どっちにしても過去11年間に、うるう年が何回あったのか、そこまで調べないと確かなことは言えないので、「あ~そうか、今日で4000日という歳月が流れたのか……」と、さらっと受け止めたい。

2008年4月30日「お待たせ!!ブロガー仲間入り!!」というタイトルで最初の1ページを記したのは、確かな記憶として残っている。頼りになる、心優しい先輩ブロガーの手ほどきも受けた。もちろん頭を絞りながら努力もした。意外に順調に開設に至ったように覚えている。そして手ほどきを受けた先輩へのお礼の気持ちを込めて、こんなタイトルでスタートしたのである。

その時は「書くことなんざー山ほどある。そのために今を生きてるんじゃないか・・・」などという安易な気持ちもあったし、正直なところネタは泉の如く湧き出ていた。但し、書き連ねるに足る時間がないのには閉口した。それは今も昔もあまり変わっていない。あれも書きたい、これも書き残しておきたい、と思うネタは十分にあるのに、他用に追われたり他で書くことに神経使いすて、自分のことは後回しという弊害は間違いなくある。ま、「ヘタな考え休むに似たり」ということわざもある。自分で書きたいときに書く、書けるときに書く、というスタンスは変わらない。

今日から4000日前に、初めて認めた最初のブログなるものをひもといてみた。

『この年になって、自分の気ままに書く日記風文章を世間に公開するなど、思いも寄らぬことでした。
が、「日々を新たに・・」という思いには勝てず、一歩踏み出すことにしました。
オッカナビックリ、これから先何がどうなるかは自分自身よく分かりません。
周囲の暖かい先輩ブロガーに教えを請いながら、少しでも上達の足跡を残せたらいいな・・と願っています。どうぞよろしくお願いします。』

意外に謙虚で殊勝な心構えではある。4000日を契機に初心に戻れと言われているような。

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「終いの夜桜」

2019年04月08日 | 季節の移ろい・出来事

 

  桜咲く 前より紅気 立ちこめて 

  ゆさゆさと 大枝ゆるる 桜かな

 

昼間も夜も最高の花景色を見せてくれた今年の桜。
そろそろお終いを告げそうである。

昼間は会社のOBとともに、談笑の声高らかに乾杯をして、真っ白に咲いたソメイヨシノに目を細めた。
その夜、里帰りした倅夫婦や姫孫にせがまれて、花見の二次会、つまり夜桜見物に出かけた。

まさに、これほどの人が何処から湧いて出たのかと思わせるほどの雑踏と化した錦帯橋広場の夜桜。煌々たるライトに浮かぶ錦帯橋も見事だが、その上を行くライトに縁取りされる夜桜の艶やかさ。
正直、これほど目を見張る夜桜見物はいつ以来だろうか。

姫孫たちも大はしゃぎなら、母親はもっと興奮状態で、その艶姿をスマホに収めることしきり。
呉に帰ったらお友達にお披露目するつもりなのだろう、必死でシャッター押していた。

錦帯橋の桜まで、平成という時代の最後であることを意識したわけでもあるまいが、今年の桜は格別であった。桜が格別であったのか、こちらが勝手に去り行く平成と結び付けて、少しセンチメンタルになっているだけのことなのか、さてどっちだろう。
来年咲く桜は令和時代最初の桜となる。どんな艶やかさを見せるのか。鬼が笑いそうな「はなみ」の「はなし」になってしまった。

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